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エッセイストになんかなれるもんか

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日々の事象や、とりとめもない思いつきをまとめたオレ流エッセイ。
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記事一覧

近況と告知(グループ展に出展します)

どうもどうもどうもどうも、毎度お世話になっております、 指示待ち世代のカリスマこと山塚で…

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謹賀新年

あけましておめでとうございます。今年こそよろしくお願いします。 去年の出来事を正月に振り…

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"Speed of Faith”によせて

 先日、"Speed of Faith” というイヴェントに行ってきた。下北沢5会場のオールナイト・サー…

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近況と告知

 ここ一ヶ月ちょい、本当に色々あったね。本当に色々あった。色々の具体的な内訳についてお話…

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"すばらしか"のライヴに行ってきた

 マネーが足りないのはいつものことだが、何だかどうもダンスが足りてねえ。どこか踊りに行き…

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FESTIVAL de FRUE 2022によせて

 音楽が好きなので、暇にあかせてライヴハウスやクラブへ踊りに行ったり、あるいは自室で音楽…

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the hatch "shape of raw to come"リリースツアー郡山篇に同行した日記・その1

 郡山に行くつもりじゃなかった。  と書くとまるで某パーフリの1stかアーサー・ランサムの児童文学のごときだが、彼らのハイエースに乗り込む瞬間まで、僕はマジで郡山に行くつもりなんてこれっぽっちもなかったのである。車中ではガンズ・アンド・ローゼズの『ウェルカム・トゥ・ザ・ジャングル』が大音量で流れていて、ベーシストのザキヤマはハンドルを握りながら妙に嬉しそうに笑っており、ヴォーカルのみどりは助手席でノートパソコンを開き作業に没頭していた。バックシートの右隣ではギタリストのリョ

キングコング札幌店20周年によせて

 『とりあえずキングコング行かね?』、いったい人生で何度このセリフを口にしたか解らないし…

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the hatch "shape of raw to come"リリースツアー郡山篇に同行した日記・その2

 アントニオ猪木の訃報を知ったのはザキヤマからだった。そのとき僕は日当たりの良い縁側で、…

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踊ってばかりの国『Paradise review』release tour “俺たちに明日はない”の初日公演…

 先日、踊ってばかりの国の『Paradise review』release tour “俺たちに明日はない”の初日公…

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the hatch "shape of raw to come"リリースツアー郡山篇に同行した日記・その3

 郡山駅周辺の繁華街は、地元・旭川のそれにとてもよく似ていると思う。巨大な駅舎、ご当地の…

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悲しき熱海

 五泊六日で熱海に行ってきた。 仕事で行ったと言いたいところだが、実際のところは遊びだっ…

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ザッツ・サマーフィーリング

 その事実から必死に目をそらそうとしている奴もまだ多いと思うが、今年も夏が終わった。どう…

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踊ってばかりの国『Paradise review』によせて

 開始二秒、歌声とアコギとタンバリンのカラみが響いた時点で、「あっ、これは大変なことになるな」という予感がざわめき、 バンド・サウンドがヌルリと現れた瞬間に、その予感は確信へと変わった。 部屋の空気がぐうううっとふくらんで、額の生え際がウズく。ゆらめく朧ろな霧のようでいて、その実、洗練された旋律とコシの強いグルーヴが、わたしを静寂にみちびく。 それはちょっと孤独な感じもするけれど、多くの積極的なものと深くつながっている感覚をあたえてくれる。 すなわち、サイケデリックの効能であ