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同僚か?戦友か?いい子ちゃんか?

このnoteは、週明け全員が集まる会議の場でみんなに伝えている内容を可能な限りそのまま残しているものになります。

備忘録的な意味合いはありますが、同じような経営者、リーダーのみなさん、これからそういった役割を目指すみなさんに少しでもお役に立てたら嬉しく思います。※本文に出てくる「マリサ」は、弊社社名の略称です。

本文は以下より。

14期も第一四半期が終わりますが、この3ヶ月を振り返ってどうでしたか。

がんばって、がんばって、がんばって動いたけど、結果が伴わなかった。

拍手を送ってあげたいところですが、悔しさを噛み締めるだけ噛み締めてください。

でも、我々はチームです。ナビ、戦略というチームはありますが、マンションリサーチという一つのチームだと思っています。

ダメなときは必ずある。傷の舐め合いをする気はないですが、自分自身が本気で乗り越えたいと思い、行動していれば、周りも絶対に本気で向き合ってくれるメンバーです。

そうすれば、必ず結果につながると信じて行動し続けましょう。

※これは、単に売上や利益の話だけでなく、目標としていたことすべてにおいてです。なので、自分は数字を追ってないから関係ないと思わず、自分やチームが目標として動いていたことが達成できたのかどうかは、全メンバーが一人ひとり振り返る必要があります。

一方で、少し厳しい目線でも書きます。上記は本心でもありますが、きれいごとでもあります。

あなたが個人事業主または社長で「がんばって動いたけど、結果が伴わなかった」という結果を受け入れることはできますか?それは、売上や利益が残らないことを意味します。ということは、生活費を得られないということです。それでも、自分はよくがんばったと讃えることができますか?

酷に聞こえるかもしれませんが、その結果が伴わないという積み重ねは最終的には会社の縮小または倒産にしかなりません。

当然ながら、それを避けるために会社は手段を選びません。みなさんからの評判、評価がとてつもない悪い方法だとしても、結果を出すための手段を選択します。

我々は営利団体であり、サークルではありません。

今一度、そのことも一緒に胸に刻んでほしいと思っています。

さて、本日は「同僚か?戦友か?いい子ちゃんか?」です。

個人面談で、私のやってきたことやマンションリサーチ立ち上げ期の質問をいただいたので、改めて少し伝えることができればと思います。

2013年、私がマンションリサーチに正社員として入社した初日に創業者から言われたのは、

「一括査定の月間売上300万円を600万円にしてほしい。そうでなければ、キャッシュがなくなるから」

ということでした。

目標も目標だし、理由も理由。そもそも入社した初日の人間へのオーダーなのか?本気でバカなのかな?(失礼ですね)と思いました。ちょっと口喧嘩もするくらいの議論にもなったくらいです。

まぁ、すぐに頭を切り替えて動き出すわけですが、1年以内には達成できていたかと思います。(創業者にそそのかされただけだったかもしれません)

そのことについて、どうやったんですか?という質問をされたので回想していたのですが、結論としては、やれることは全部。本当にそれだけです。でも、信じられないくらい働きました。

当時の主要メンバーはこんな感じです。

創業者、営業部長、経営企画、事務、遠藤さん(現在残っているメンバー)、私
※エンジニアさんは業務委託

私は集客・広告担当、遠藤さんは制作周り全般という役割でした。

毎週水曜日に全員が集まる会議を実施していましたが、10時から14時、15時になるのは当たり前。私は集客が担当でしたが、当時の営業部長、経営企画に対してもっと参画会社をこうして!ああして!(もちろん逆も言われます)ということを年がら年中言い合ってました。本当に年齢も社歴も経歴も関係ありません。

当時は、月1万円でレンタルできる家庭用のプリンタを使って、ずーーーーーーーっと媒体資料を印刷して(今考えると信じられないくらい遅い)、アルバイトさんにホチキス止めしてもらってDMを発送するみたいなことをしていました。どうだろう、それでも一日100-150部くらいずつ出せていたかな。

参画申込書は基本的にFAXで届きますが、残業している23時に届いたら登録して帰るのは当たり前。

とにかく、参画会社さんの1社、1社、査定の1件、1件に必死でした。実務は離れてしまいましたが、その感覚は今も変わってないと思っています。だから、みんなに対して、会ったことのない全国のユーザーさんや不動産会社さんが使ってくれることが奇跡であるようなことを毎回伝えているんだと思います。本当に、当たり前じゃないんです。10年以上の努力の結晶なんです。

この感覚は、当時の生きるか死ぬかの瀬戸際をずっとやってきたからだと思います。

でも、今、生きるか死ぬかの瀬戸際じゃないなんて、誰が保証してくれますか?

我々は、いつだって生きるか死ぬかの瀬戸際なんですよね。

加えて、私の帰宅時間が0時より早くなったことはほとんどなかったです。

その後も2時、3時にチャットを飛ばしまくるので

ついたあだ名は、「寝ない人」です。(社内で迷惑なヤツだと揶揄されていただけです)

ブラックを正当化したいわけでも、武勇伝を語りたいわけでも美談にしたいわけでもないのですが、そのくらい1を10にするのに必死だったし、大変だったということ。

言い換えると、傾いたサービスを立て直すのは、当時と同じくらい(もしくはそれ以上に)難しいことだと思っています。

ただ、苦しかったか?と問われると、まったくそんなことはなかったんですよね。悲壮感もなかった。めちゃくちゃ楽しい!という感じではなかったかもしれませんが、単に夢中でした。それまでに社会人を6年くらいやってきたわけですが、「生きた心地」がしていました。

ということで、創業者を除くと、私の一人目の戦友は遠藤さんです。

信じられないくらい頑固な彼女には幾度となく怒鳴りかけましたが、なんとかかんとか、二人でナビのことやLPや制作関連をこなしてきたのはいい思い出です。

その後に、石﨑さん、堀江さん、宏樹、荒川さんと入社してくれるわけですが、業務内容的にも堀江さん、宏樹、荒川さん(ミカタ社 社長)とは信じられないくらい長い時間をともに過ごしましたし、とんでもない量をぶつかってきました。

※弊社メンバーのことが知りたい方はこちら

会社の年間売上が1.8億円から3.5億円あたりの頃を経験したのがこのメンバーでした。

振り返ってみれば、戦友と呼べるような間柄だったなと思います。

こちらも、美談として伝えたいわけではありません。私がどんなことを伝えたとしても、過去の栄光にしかならないですし、そんなことに浸りたい主旨ではないことは念を押しておきます。

今、これを読んでいるあなたは、現時点で社内に戦友と呼べるメンバーはいますか?

今回、私が伝えたい、聞きたいことはここです。

なんとなく会社っぽくもなり、もちろん法律を守ることは大事ですし、犯すつもりはありません。

あくまでその範疇だとしても、本気で自分の人生を変えるくらいのつもりで仕事に向き合っていますか?向き合っている人がどれくらいいますか?

私の経験上、そんな気持ちでやっていたら、ぶつかりたくなくても年がら年中ぶつかるんですよ。

男だろうが女だろうが、泣きたくなるくらいの感情が溢れるんですよ。

いい子ちゃんでいる必要なんかなくて、感情剥き出しで仕事すればいいんじゃないかなと思うんですよね。

嬉しい時は嬉しいし、悔しい時は悔しい、納得いかない時は納得いかない。

もちろん、登りたい山は一緒。

登り方、登るコースが違うだけの話。だったら、どうしたら最短で行けるか、議論しまくればいいじゃん?

人間、過去には絶対に戻れなくて、気がついたら歳だけ取って後悔だけ残るような人生は嫌じゃん?私は絶対に嫌です。

だから、みんなでもっともっとでっかい山に登ろう!

今週もよろしくお願いします。


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