RIKO / 美術のせんせい

元美術科教員。webのお仕事と美術教室の先生をしています。 5年間中学校・高校で教員と…

RIKO / 美術のせんせい

元美術科教員。webのお仕事と美術教室の先生をしています。 5年間中学校・高校で教員として働いた経験をもとに、アートの分野から指導や子育てに使えるヒント・気づきを思うままに書き記しています。 noteは楽しく細く、長く続けていきたいな〜

マガジン

  • アートと子育て

    アートを通して子育てや指導のヒントになりそうな記事をまとめています。

最近の記事

私が美術の先生になろうと思った理由

桜を外でスケッチしていたときに、ふと20歳の頃に付き合った彼のことを思い出した。 なぜそんなことを30も超えた今思い出すんだろう?と戸惑ったりもしたけれど、突き詰めていくうちに理由がわかった。 ひとつめは久しぶりに外でスケッチをしたことで美大浪人時代を思い出したこと(そのころ付き合っていた)、ふたつめは丁度春のこの時期にフラれたこと。 納得して思わず笑っちゃったけれども、浪人時代のしんどい時期を支えてもらった彼にはまず感謝している。 きっと30代に入り、結婚出産を経て子ども

    • 心の豊かさを育てること

      働かせてもらっている絵画教室の先生が言うには「児童画」というジャンルがなくなりつつあるとのこと。 子どもたちが自分のあたまの中の世界を表現する絵、というのががなくなっているのだそうです。 オリジナリティのない絵を描く子どもたち たとえば「春」というお題で絵を描くとすれば、みんな必ず決まって桜を描き、野原を描き…と大体同じような絵を描いてしまうといった感じ。 土の上を歩いている昆虫だったり、水たまりに映る桜の景色だったり…というように、自身の身の回りからヒントを得てオリ

      • 教育におけるスポーツとアートの違い

        近年リーダーシップを取れる人材に育てるために「アート教育」が注目を浴びていますよね。 なぜそんなに「アート」が大切なのでしょうか? 私たち大人はいわゆる「ならす教育」をされてきた世代です。 良く言えばみんな平均的に、同じくらいに足並みを揃えることの大切さを教えられてきました。悪く言えば没個性といえるでしょう。 そしていざ、社会に出ると「あなたの個性は何?」と問われて自分探しを始める…というのは誰しも経験してきたことではないでしょうか。 自分の個性や強みを知っていれば、これ

        • アートを教える時のポイント3点

          教師を退職してから心のどこかで「地域教育に携わりたい」という気持ちがむくむく湧いてきて、今その理想が「美術教室のスタッフ」として一歩踏み出しつつあります。 改めて「アート」を教えるってめっちゃ楽しい!と久しぶりの机間指導にわくわくしたものです。(机間指導って先生っぽい言葉だな〜) それと同時に指導する際に当時気をつけていたことを指導しながらぼんやりと思い出したので、ここに自戒も込めて言語化しました。 留意していただきたいのは、学校教育と違って「絵を描くことが好き」な子が集

        私が美術の先生になろうと思った理由

        マガジン

        • アートと子育て
          4本

        記事

          子どもは思ってるより大人の言うことがわかっているという話

          2月の半ばごろから地域の美術教室にてお手伝いをさせていただいている。 娘も1歳を越えてきたので、以前よりは安心して預けられる・私もそろそろ働きたい・以前より目標にしてきた美術教育に関わるをしたい等の理由で。 ギャン泣きからの成長先週は夫に任せたところ、ギャン泣きで手をつけられず10時までお風呂にも入れずママ待ちの状態になっていました…。 夫曰く「ママを探してくつを履いて外に出ようとしていた」とのこと。(ちなみに夫は大変な状況だったにも関わらず私にとっても怒られました。ごめん

          子どもは思ってるより大人の言うことがわかっているという話

          twitterをはじめて3年経った今、もう一度見つめ直してみた

          こんにちは。はじめまして、あるいはとてもお久しぶりです。 産後、ようやく生活が落ち着いてきたので改めてnoteを書いてみました。 内省にも近い私のこの頃を書いてみたので、ご興味を持っていただけたら嬉しいです。 RIKO / りこって誰? 美術教師、デザイナーとして働いていました。 出産を経て今は専業主婦。 アートやデザインが好き。シンプルな生活に憧れている。 夫と8ヶ月の娘と宮城で暮らしています。 わたしの近況今までツイートはちょこちょこするもなかなか続かず・・余裕がまだ

          twitterをはじめて3年経った今、もう一度見つめ直してみた

          2年続けたSHElikesを卒業して私が感じたこと

          こんにちは。Rikoと申します。 地域のアンテナショップでデザイナー、個人でデザインの仕事を請け負うデザイナー、フリーランス夫の仕事のアシスタント…など様々な複業をして働いています。 また、現在臨月を迎えた妊婦です。今は産休期間としてお腹の子を迎える準備を色々としているところです。 私はSHElikesという女性向けオンラインスクールに2年強、通っていました。 それ以前は学校の美術の先生として働いていましたが、「結婚を機に地方に移住し、自分の望む働き方を叶えたい」と思い仕事

          2年続けたSHElikesを卒業して私が感じたこと

          妊娠中のマイナートラブル

          本当に、妊娠中の体の変化はなってみないとわからないもので、世の中のお母さん、妊婦さんはこんな苦労を経て我が子を産み育てているのかと、びっくりするとともに、尊敬する。 そりゃ、我が子がいちばんかわいいし、苦労する存在であっても愛おしい…! 妊婦になって大変なことといえば、つわりとか、おなかが重くなって階段の上り下りが大変とか、そんなことかなーとなんとなく思っていたのだけど、 自分がいざ妊婦になってみて感じたのは、マイナートラブルが地味にしんどいということ。 便秘に悩まされた

          妊娠中のマイナートラブル

          つぶやき。

          妊娠8か月、お腹もいよいよ目立つようになり、重いなーと思いながらよっこらしょ、と椅子をたつことも増えてきた。 妊娠前は、年を重ねるごとに生理痛が重くなってきたし、夫いわくイライラしがちだったみたい。 そういった不調が妊娠してからはなくなり、気持ちは楽になった。これはお腹の子のおかげだなぁとつくづく感じる。 どうやらお腹の子が成長してる時期に波があるみたいで、停滞する時と、ぐんと大きくなる時がある。 大きくなる時期は毎晩、お腹が引っ張られる痛み(忘れてたけど、成長痛ってこん

          先生という息苦しさからの解放、そして「保育教育に悩む方へ」自分にできること。

          SHEのイベントに登壇させていただきました 3月26日、SHEの風の時代PJ・教育・保育業界からのキャリアパスに講師として登壇させていただきました。 実は自分の妊娠がわかり、つわりがある中で頂いたお話でした。「果たして準備に自分の体調が間に合うか?SHEの運営の皆様にご迷惑をお掛けしてしまうのではないか…」お受けするかどうか思い悩んでいたけれど、「私の体験談が、誰かの勇気や励ましになってくれたらいいな」「今までSHEから受けた恩恵を何らかの形でお返ししたい。」とも思っていまし

          先生という息苦しさからの解放、そして「保育教育に悩む方へ」自分にできること。

          自分にとっての幸せを探す方法

          とても久々にnoteをかきます。 最近の自分の心境を整理する目的で書いたので誰得?な記事ではあるわけですが、同じような気持ちを持っている方もいるかもしれない、目を通してくだされば嬉しいなと思い。。 SHEに入会してもうすぐ1年が経つ。 最初はそれこそ「Webデザインを勉強して月20万くらい稼いでがっつりフリーランスで」とかいうでっかい目標を掲げて大海原に航海だ!くらいの意気込みでやって始めたわけですが・・・(それなりに入会金も払っているしね、そんな気持ちにもなって食い気

          自分にとっての幸せを探す方法

          noteを始めたいきさつと自己紹介。

          RIKOと申します。6月からSHElikesに入会し、WEBデザインの勉強を始めました。 noteを始めたきっかけ 文章を作ることが得意かどうかと言われれば苦手。でも発信をしていくことで自分の中で何かが純化されていけばいいなという気持ちと、自分があの時どう思っていたかな?ということを忘れないように残しておくことが大切と思い、noteを始めてみました。  きっと今自分がやっていることは人生の節目であり大きく今後を左右するもの。そんな予感がしています。毎日過ぎていく気持ちをそ

          noteを始めたいきさつと自己紹介。