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Reborn Art Festival2021-22を通して知れた東北の今

現在開催中のReborn Art Festivalの情報を添付しておきます!
お時間あれば是非!

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8月の中旬、週末を利用してボランティア運営に携わりました。
その中での気づきが多かったので、言葉に残しました!


■東北の今

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震災から早くも10年の月日が経ちました。
10年前、僕は14歳でおそらく中学2年生くらいの頃だったと思う。

出身の静岡の自宅いて、地震を体験したことを覚えている。
速報のニュースで、東北で震度7の揺れとの報告があった。

そして、その数十分後、津波が押し寄せる映像を母と祖母とテレビ越しに見ていた。
津波で流される家を映像で見ることは生まれて初めての光景で、凄く衝撃的で怖かったことを覚えています。

それ以降、福島第一原発の放射能漏れ事件や、再び余震が来るのではないかという固定概念が脳裏を襲い、「東北が怖い街」とまで認識していました。

少なからず、REBORN ART FESTIVALで石巻に行くまではそう感じていました。

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現在の石巻市市街地の写真

今回、初めて石巻市、牡鹿半島に訪れました。

そこは、もう震災の瓦礫で汚い街ではなく、どこか新しいニュータウンのような街並みに変化をしていました。
僕は、映像や写真でしか石巻市を今までは知らず、津波で流された後の建物が少なく、殺風景な街並みが広がっているのではないかと思っておりました。

しかし、想像とは全く違い、どこかクリエイティビティーを感じられ、そこにいる人たちも思いを持った方々が多く滞在されておりました。


■復興活動とはクリエイティブそのもの

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桃浦の萩小学校でのバルーンの作品

今回、ボランティア運営として様々なエリアを担当させていただきました。これは、もはやボランティアの特権だと思います笑

自分の希望エリアや担当をほとんど叶えてくださり、本当に感謝でいっぱいです。

その中でも思い出に残っているのは、上記写真のバルーン打ち上げです。
こちらは、作品の一つであり、実はバルーンを一回上げるのにとんでもない費用がかかっております。笑

それくらい大掛かりな作品を10名ほどのスタッフと一緒に汗を流しながら一日中作業をした時間が、文化祭のような時間であり、かけがえのないものになりました。

こういった活動を楽しみながらワクワクしながら作り出していく。

これは、クリエイティブの根っこの部分の考え方であり、大事にしないといけない価値観だと思いました。


■ボランティアによって再生されていく街

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萩浦エリア タイトル『終わりのないよろこび』

FESTIVAL運営事務局の方々が口を揃えて言っていたことがあります。

それは、「震災からの復興支援は、多くのボランティアの方々によって行われ、新たに街を少しずつ再生してきた」ということです。

この REBORN ART FESTIVAL も復興支援としてのエンターテイメント分野における象徴だと思います。

なぜやるのか??
何を伝えたいのか??

そういった目的意識が一層強く、そこに関わるみなさんも、各思いがあります。
だからこそ、今回実際に現地に訪れてみて、肌で感じることができて本当に良かったと思いました。


■大切な少年心を思い出させてくれたFESTIVAL

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桃浦エリア 萩小学校 森本千絵 × WOW × 小林武史 タイトル『Forgive』

今回、ボランティア運営として関わらせていただいたこのFESTIVALは、高校の文化祭の様な感覚で、久しぶりに誰かと何かを作り上げていく楽しさを凄く感じることができました。

大人になるにつれて、このような短期間で仲間と協力して、一生懸命に何かを作り上げていくことは段々と少なくなっていきます。

楽しかったこともしなくなってしまっては、忘れていくもの。
そんなことが嫌だからか、今でも自分からその体験を作り出したり、ワクワクするものにアンテナを貼って飛び込んで行ったり、、、

恥ずかしながら、無邪気さなんだと思います。笑

若いうちの今、元気なうちの今しかできないことをたくさんしていく。

このモットーこそが、挑戦できている理由な気がしまします。

いつまでも、自分に正直に、、、
好きなことをするために、まずしなければいけないことを一生懸命に、、、
思いを行動で伝えていけるように、、、

改めて今回のFESTIVALで気付かされました。


9月、もう一度石巻の地に訪れる予定です。
もっと深く知り、感じられるよう一瞬一瞬を大切にしていきたいと思います。

またイベントレポート書きます!

それでは。



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