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大そうじ 【与太話】

 愛猫クロくん、コロコロで掃除をしているとやってきて、なぜかその行く手を阻みます。

どいてほしい w

 年末といえば大そうじ、ホームセンターのチラシにはお掃除グッズがたくさん並んでいます。


 大そうじとは、大がかりな掃除、つまり、普段はあまり掃除しないところを掃除するということです。


 いざやらん!


 でも、わざわざこんな寒いときにやらなくてもと思ってしまう私は抜け作です。


 ・・・


 そういえば、掛け時計が壊れました。


 時計の秒針の音が苦手で私の部屋に掛け時計はなかったのですが、安い、デザインもそう悪くない、かつ、静音タイプというのを見つけて買ってみたのが今年の4月のことです。


 8ヶ月が経って今、どうやらハズレを引いてしまったようで、壊れてしまいました。


 掛け時計、なければないでよかったのに、あったらあったで便利で、今はないと不便になってしまいました。


 時計の掛かっていた壁を見ては、ああ、そうだ、壊れたんだったと別の時計を探すのを繰り返しています。


 電気もガスもなかった時代があったなんて。


 ライターもマッチもなかった時代があったなんて。


 水道も水洗トイレもなかった時代があったなんて。


 車もバイクもなかった時代があったなんて。


 銃もミサイルもなかった時代があったなんて。


 私はスマホもケータイも大方の人が持っていなかった時代は知っていますよ。


 「便利なものを手に入れられない」のと「便利なものを失う」のとでは、どっちがしんどいのかな。。


 時計も壊れたことだし、これはきっと、大そうじは暖かくなってからやればいいという何かからのあたたかいお告げなのだと思うことにします。大して誰かに迷惑を掛けるわけでもないので。

「僕、明日になると白猫になってると思うよ」。



 あ・・・。

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