【読書メモ】内田和成『アウトプット思考』01
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読書メモ
はじめに ― 「人とは違う視点」を手に入れるために
インプットを最小にして、アウトプットを最大にする
なぜ、他人から「頭の回転がよい」を思ってもらえたか?
→情報の集め方とその活用法(情報の格納の仕方と引き出し方)が人と違っていたから多くの人の誤解
情報(データ)は多ければ多いほどよいと思っている
専門性を深めるには、いろいろな知識あるいはスキルを身につけるべきだ
情報収集に時間をかけず、最大のアウトプットを出す方法論をまとめたのが、『アウトプット思考』
芽が出てから注目するのではなく、「種子」を見つけるために
「人と差別化できる、新しいものを生み出す」ことは、あらゆる業種で求められる
誰でも手に入れられる情報から差別化するのは難しい
種子のうちからどんな花が咲くのか予測して行動する
どのように「種子」を見つけるか?
例:アナログの活用
AIに代替されないために
著者の結論
対話型AIは、情報収集や整理には向いている
対話型AIは、何かを判断したり、新しいものを生み出したりするのには向いていない
対話型AIと著者の提唱する知的生産術との違い
対話型AI:すでにあるものを活用して、そこの付加価値を生み出す
著者:新しいものを生み出すことに力点を置く
感想
情報収集は大事、という話はよく聞きますが、では、「なぜ大事か?」というところを考えないといけないと思います。
自分自身が調べるのが好きであることを脇に置けば、「他とは異なる付加価値を提供する」という目的があります。それゆえの、情報収集であり、差を付ける手段として、「アナログ」があるのだと思います。
自分自身を振り返ってみると、オフィシャル情報は公開されている情報(ウェブなど)で調べることが多いですが、それ以外の情報は、直接やりとりして得ることが多いです。現場に行って感じ取れる情報は、考えている以上に多いです。
業界で知っておかなければならない情報は「守り」の情報収集であるといえます。他人と差別化する情報収集は「攻め」の情報収集であるといえます。差別化とは、「「守り」の情報収集を最小限にして、「攻め」情報収集を最大化すること」であるように思います。
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