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【読書メモ】内田和成『アウトプット思考』01


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内田和成『アウトプット思考』目次マインドマップ

読書メモ

はじめに ― 「人とは違う視点」を手に入れるために

  • インプットを最小にして、アウトプットを最大にする

    • なぜ、他人から「頭の回転がよい」を思ってもらえたか?
      情報の集め方とその活用法(情報の格納の仕方と引き出し方)が人と違っていたから

    • 多くの人の誤解

      • 情報(データ)は多ければ多いほどよいと思っている

      • 専門性を深めるには、いろいろな知識あるいはスキルを身につけるべきだ

    • 情報収集に時間をかけず、最大のアウトプットを出す方法論をまとめたのが、『アウトプット思考』

  • 芽が出てから注目するのではなく、「種子」を見つけるために

    • 「人と差別化できる、新しいものを生み出す」ことは、あらゆる業種で求められる

    • 誰でも手に入れられる情報から差別化するのは難しい

    • 種子のうちからどんな花が咲くのか予測して行動する

    • どのように「種子」を見つけるか?

      • 例:アナログの活用

  • AIに代替されないために

    • 著者の結論

      • 対話型AIは、情報収集や整理には向いている

      • 対話型AIは、何かを判断したり、新しいものを生み出したりするのには向いていない

    • 対話型AIと著者の提唱する知的生産術との違い

      • 対話型AI:すでにあるものを活用して、そこの付加価値を生み出す

      • 著者:新しいものを生み出すことに力点を置く

感想

6月30日にアカデミーヒルズで開催された出版記念イベントときのマインドマップメモ

情報収集は大事、という話はよく聞きますが、では、「なぜ大事か?」というところを考えないといけないと思います。

自分自身が調べるのが好きであることを脇に置けば、「他とは異なる付加価値を提供する」という目的があります。それゆえの、情報収集であり、差を付ける手段として、「アナログ」があるのだと思います。

自分自身を振り返ってみると、オフィシャル情報は公開されている情報(ウェブなど)で調べることが多いですが、それ以外の情報は、直接やりとりして得ることが多いです。現場に行って感じ取れる情報は、考えている以上に多いです。

業界で知っておかなければならない情報は「守り」の情報収集であるといえます。他人と差別化する情報収集は「攻め」の情報収集であるといえます。差別化とは、「「守り」の情報収集を最小限にして、「攻め」情報収集を最大化すること」であるように思います。

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