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【読書メモ】内田和成『ビジネススクール 意思決定入門』20


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内田和成『ビジネススクール 意思決定入門』目次マインドマップ

読書メモ

Part2不確実性のマネジメント 06ゲーム理論 ライバルの出方を考えて打ち手を考える

  • 意思決定をするときは、自分の思い通りにことが進むと考えてはならない

  • 絶対に忘れてはならないのが、「競争相手がどう出るか」ということ
    →自分の打ち手を考える前に、ライバルの出方を決めなくてはならない

  • Q6牛丼チェーンの値下げ競争

    • 牛丼の大手3社

      • 吉野家:一番の老舗。かつては牛丼しかなかった

      • 松屋:牛丼だけではなく、カレーや定食などのバラエティーを広げた

      • すき家:牛丼の具にバラエティーがあったり、ファミリーで入りやすい店舗展開をした

    • すき家と松屋が値下げ

      • 牛丼並盛

        • すき家:350円→280円

        • 松屋:380円→320円

    • 吉野家も値下げすべきか?

      • その時の牛丼並盛は380円

感想

値下げはジリ貧になる最悪の打ち手と聞いたことがあります。それを他の2社がやってきたということは、他に打ち手がなく、最終手段に打って出た感じもします。

これは、イントロダクションにも出てきたことと同じで、ヘビーユーザーは誰で、ヘビーユーザーは吉野家に何を期待しているか、を真っ先に考えなければならないと思いました。

もし、「安さ」に魅力を感じているなら値下げ路線、「味」「店の雰囲気」などに魅力を感じているのなら値段は据え置いて、「味」「店の雰囲気」などの改善に力をいれる路線を取るのがよいと思いますが、さて、どうなのでしょうか?

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