Vol.1.24 これはインプットの時間。
やりたい事があるのにやらなきゃいけない事もあるのにやる気が出ないことは私にはよくある。
むしろ日常茶飯事だ。
そういう時は思い切ってその日は家事そらもしないと決め込み普段から引きこもりのくせにさらなる籠城を試みるか、図書館に足を運ぶかのどちらかにしている。
身と心を休ませる意味においては前者が最適だが、後者は後者であとあとの生産性が良い。
なので私は図書館に通っている。借りていた本を返して気になる本棚を見て回る。
今日はピンとくるものがないなと思っていても30分ほど徘徊しているとピンとくるものを見つけて手に取る。
パラパラとページをめくって、なんとなく自分と相性がいいかもと思ったらカウンターに持っていって我が家へとお迎えする。
お気に入りのソファに座って飲み物を片手に本の世界に頭からのめり込む。
読んでいくたびに、この本と自分の相性がいい事が分かるとページが進んであっという間に読み終えてしまう。
小説でも自己啓発本でもハッピーエンドでもそうじゃなくても、読んでよかったと思える本に出会えたことがなによりの収穫だ。
そこでやる気を取り戻してやるべき事へのエンジンになってくれたらいいものの、その内の6割は次はなんの本を読もうかとなかなか抜け出せない沼へと進もうとする。
いやいや、これは沼ではない。
むしろこれは自分にとって有意義な時間であってとても大切なことだ。
よし、これをインプットの時間といい感じの言葉に置き換えることにしよう。
そうすれば、自分の中でわずかに残っていたやるべきことから逃げているという罪悪感も少しは和らいでくれる!はず…。
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