霖の読書録

大学受験を控える高校生の「ゆったりまったりな息抜き読書録。」 此処をわたしにとって心地…

霖の読書録

大学受験を控える高校生の「ゆったりまったりな息抜き読書録。」 此処をわたしにとって心地の良い場所にしたいです。わたしの読んだ本の記録図書館。 読んだ本の内容じゃなくて、わたしがその本に対してなにを抱いたのかを遺しておきたい。

最近の記事

太宰治の正義と微笑が面白すぎる件について

まだ数頁しか読んでおりませんが、太宰治さんはこんな面白い言葉を作れたのかと思うと面白すぎてお腹が捩れました なので数ページしか読んでないなりに突っ込まさせてください こんにゃくチイム チュウイングガム・ニイチェ 太宰さんって聖書を結構読んでいたと思うのですが(勘違いだったらすみません) その習慣からくる小説内の描写を見たのはこの小説が初めてかもです 大人になったら全集買いたいな では読み終わるまでさらばだ

    • ろまん灯籠を読んで

      お久しぶりです。 今年受験がありますが、この時期は過去に色々あったからか確実に精神がおかしくなります。 こういうときは太宰治の小説をオーバードーズするかのように貪るのが好きです。 今日は桜桃忌ですね。🍒 この日にnoteを出そうと決めておりましたが、果たして書き終えられるのでしょうか。 先ずは1番気に入ったものから。 「散華」という作品です。 わたしの今の精神状態は健康とはかけ離れているので、もしかしたらその影響もあってかもしれませんが、「散華」、この作品の一節が脳にこび

      • ごほおおおおびいいいいい

        ふぅ。志望学部決めてから忙しくなっちゃった。 本があまり読めてないかなしみ。 俳句でいろいろと良い賞を頂くことができた。 少しだけ「うれしい」が分かるようになった。 そして自分は今うれしいのだと認められるようになった。 先生と会話を重ねるうちに、「かなしい」も少し分かるようになった。 うれしい。うれしい、。 もうすぐ誕生日ー。 今年は珍しくおねだりしすぎたから、もういらないレベルなのだが。 値段の割にはちゃんとした、ずっと欲しかった万年筆。 lamyのsafariと

        • センス・オブ・ワンダーと俳句

          この本、ほんとにおすすめ。 かの世界を震わした「沈黙の春」の著者、レイチェルカーソンの未完の作品。 途中までは育児をする予定、している人向けに書かれているのかと思っていたが、この本、芸術が好きな人はきっと好きになれるのでは。 わたしには何もなくてもしたくなる、要するに趣味と呼ばれるものがたくさんあるが、その中でも、特に俳句の感性がこの本に肯定されていると思った。 自然を観察する心が人生を彩ってくれる、そんな主張が聞こえるこの本は、 俳人にとって嬉しくなるものではないのだろう

        太宰治の正義と微笑が面白すぎる件について

          10月の予定 +老人と海を読んで

          9月に無事読み終えたものたち -晩年 -幸福な王子 -キッチン -ヴァイオレット(上、下、外伝、エバーアフター) 昨日読み終わったやつ -老人と海 サメがこわかった.... 最後のページのシーンで人が孤独なのを思い知らされた。自分と、自分の周りの人数人だけで世界が出来ている自分の世界ちっさい。 もう一度読まないとだ。 上のイラストはヴァイオレットちゃん かわいい 目が綺麗 我ながら上手くできた 高2の九月はいっぱい読んだですね 精神が少し落ち着いてきたからできるよ

          10月の予定 +老人と海を読んで

          Violet Evergardenを読んで

          わたしは「ありがとう。」という言葉を大切な誰かに告げると、そして告げられると。 胸の奥の方がぼんやりと、あたたかくなる。 これがうれしいという感情なんだ、と。 しあわせという感情なんだ、と。 そう思うようにしている。それで良いのだとも思う。 だけど、ときどき、自分の感じている感情が何であるかが分からなくなる。しあわせだ、と本当に感じているのかも分からなくなる。 そして、しあわせを感じることに不安を抱くことがある。 わたしの周りの人は、みんなみんなやさしくて、そんな自分でも

          Violet Evergardenを読んで

          キッチンを読んで

          吉本ばななさんのキッチンを読んだ。 この頃、一冊読むのに相当な時間を注ぎ込まないと読めなかった自分が、 1日の中で読めたの、とってもうれしい。 それはそうと、もしかして自分ディスクレシアなのか? 小さい頃から、細かい文字はぐにゃぐにゃになったり、二重に見えたりで超読みにくくて気持ち悪くなることが結構あった。 ここ2、3ヶ月はそれが顕著に出てた気がする。 それはそうと、読めてよかったな😊 これから先の人生の、どの部屋にも置いておきたい本top3に入ると思う。うれしい。 が

          キッチンを読んで

          幸福な王子を読んで 

          幸福な王子(ワイルド童話全集)を読み終えた。 訳者の解説を読んだ。 震えた、またしても知識が繋がった。 スペイン王家の度重なる近親婚によるDNAの脆さに関すること、 惹かれていたベラスケスが描いた王女マルガリータとその周りの人たちを描いた絵『宮廷の侍女たち』のこと、 ラヴェルの作品の中で唯一好きになった『亡き王女のためのパヴァーヌ』のモデルになった王女が王女マルガリータだったこと、 そしてワイルドの書いた『王女の誕生日』のモデルがこの王家だったこと。 知識が繋がる瞬間は、嬉

          幸福な王子を読んで 

          晩年を読んで

          7月のある日、りんごが嫌いな私は齧ったりんごを描いた。 何故、りんごを描こうと思いたったかそれは覚えていない。 だけど今日写真を見返して思った。 私は常に空腹なのだ。 お腹が空くとは一体何なのか分からないまま、お腹がすいたという。 わたしは一体なんなのだろう。 先程、ようやく晩年(太宰治の短編集)を読み終えた。 ロマネスクがお気に入り。 それと、ついに虚栄の市を買ってしまった。 4冊まとめて買った、つまり、4冊積読が増えるということなので、9月はあと3冊ほど制覇しなけ

          晩年を読んで

          家庭からの逃避は、世界からの逃避じゃない

          家がつらい。 いっときでも油断すると、思考する自己がしにたいで頭を埋め尽くしてくれる。 家ってなんなんだよ。 安心できるのが家、家庭ってその機能を果たさないといけないと思う。 では安心出来ない此処は何処。 この家庭から思考を切り離す方法は、学校に行くか、勉強をするか、たくさんある趣味の一つをするか。 学校もオンラインになり行けず、勉強や趣味は誰かの隙をみてしなければいけない、常に気を張るの疲れる。 一度集中モードに入れば過集中でいつの間にか何時間経つけれど、そこに入るま

          家庭からの逃避は、世界からの逃避じゃない

          桃タルト作った

          一昨日、俺のときに桃タルト作りたくなって昨日作ったです。 味は普通だった(*´꒳`*) 蝉よりもコオロギと鈴虫の声の方がきこえる季節になりました。頑張らないとなのだ。 この季節は涙もろくなる。 涙は出せるときに出しておきたいから、 我慢しなくて良いんだよと自分に伝えたい。 感情はずっと抑え込まなくていいの。 おやすみなさい。 P.S. 久しぶりにアイス食べた、アイスビスケット🍨。とっても美味しかったです。

          桃タルト作った

          9月末までオンラインかな

          積読本がいっぱいある。 色んなジャンルを同時に読むと、どんどん興味が派生してしまう。 9月は積読本四冊は減らすぞ! 生物基礎、化学基礎の模試が11月から始まるから、共テの過去問解いていかないとだなー 数Ⅲの複素数平面と曲線も予習しつつ、数Ⅱの対数と式と証明の演習しまくりたい。 🌟積読本一覧 あともう少し😌 晩年  幸福な王子 興味のある知識付けるため🌱 沈黙の春 単純な脳、複雑な「私」 全然進まないもの😶 ツァラトゥストラ 地下室の手記 周回中のやつ🤭 こころ 人間

          9月末までオンラインかな