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TOEIC LRSW4技能 1390点満点までの勉強法④

はじめに


このシリーズでは,私がTOEIC LRSW4技能1390点満点を達成するまでに実践した具体的な勉強法を紹介している。今回は前回に引き続き,TOEIC Speakingテストについて書いていく。

4.提示された情報に基づく応答問題

内容


この問題では,資料が与えられ,それに関する質問を聞かれるので,与えられた資料から必要な情報を探して応答するということが求められる。

まずコンピュータの画面上に資料が表示され,資料を確認する時間が45秒間与えられる。そしてその後,資料が表示されたまま,質問の音声が流れ始める。質問は音声のみで与えられ,資料はずっと表示されたままだが,質問文は文字で表示されないため,耳だけできちんと何を尋ねられたのかを理解することが不可欠になる。質問は3問だ。

流れ

資料表示
↓45秒(資料チェック)
挨拶&1問目の音声が流れる
↓15秒(1問目に解答)
2問目の音声が流れる
↓15秒(2問目に解答)
3問目の音声が流れる ※3問目のみ2回流れる
↓30秒(3問目に解答)

設問の特徴

今回はサンプル問題は作成していないが,下記の公式サンプル問題をぜひ参照してもらいたい。

見てもらうと分かるように,このサンプル問題では,1日のシンポジウムのようなイベントに関する資料が与えられ,それに関する質問を問われている。資料には,日付や場所,それぞれのセミナーのスケジュール,参加費用のような情報が書かれている。

そして,1問目は,会議が何時に始まり何時間あるのか。2問目は,会議に参加するにはいくらかかるのか。3問目は,午前中のアクティビティについて教えてくれ。といった質問になっている。

大抵の場合,このように,イベントなどの資料が与えられ,それに対して時間や料金,場所,誰が登壇するのか,どんなプログラムがあるのか,何時に帰ることができるのか,などの質問をされるのがこの大問4である。

資料チェックのポイント

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