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文章を書きたいと思って上手に書けない自分が嫌いです。 https://twitter.…

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文章を書きたいと思って上手に書けない自分が嫌いです。 https://twitter.com/_____rina

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    割と自由に雑多な作品たちです。短いですよん。

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美しさ

触れる指先、灯る紅。揺れる髪先、叶う夢。 森のざわめきが衣擦れの音を隠す。風が止んでしまわないように、姿を瞳に映させないように。 真っ白な肌を月が照らす。浮かび上がるその白は、触れれば通り抜けてしまうほど朧げで、それでいて目を刺す。そのような白を持ちながら、彼女の髪は黒く輝く。 現実味の無い彼女を目の前にして、私は頬が紅く灯るのを感じている。 「怖い…?」 彼女の目尻が下がる。優しく微笑む彼女の目元に釘付けになる。そして手が伸びてくる。右手が私の左頬に触れる。幻では

    • 日記 2024年4月17日

      お久しぶりです。お久しぶりにおはようございます。こんにちは。こんばんは。おやすみなさい。 今日で晴れて20歳になりました。祝ハタチ。イェーイ。 まさか20歳になんてなれるとは。まぁ死なない限りはなれるんですけど。なれなかった人に引っ張られて、その人を慈しんで生きてきてしまったからか、あんまり実感が湧きません。 文章書くの久しぶりすぎる。文章っていうか日記か。日記も文章なのでセーフです。最近はバイト三昧です。先輩たちが優しいから楽しめてます。あの人たちが卒業したら多分辞めま

      • 紫陽花の季節

        「私はもともと、こんな季節嫌いなんです。蒸し暑いし、そのくせ夜は涼しいし。だから何を着れば分からなくて。湿気で髪はうねるし、うねった前髪は汗でおでこに貼り付くし。汗っかきだったから、臭いかなとか気にしなきゃいけなかったし。だから、私はこんな季節が大嫌いなんです」 そう言って彼女は、冷房のよく効いた駅前のカフェで恥ずかしそうに言った。 「誕生日が6月6日なんですよ。だからもう嫌で仕方ないです。自分の誕生日が嫌いな季節なのって、気分落ちませんか?」 自虐的に笑う彼女は表面を伝う水

        • 日記 2023年5月29日

          こんばんは。こんにちは。おはようございます。おやすみなさい。 久々にnoteを開いてプロフィールを眺めてみたら「文章はまだまだ練習中」みたいなことを書いていて、その一文は色々な人に失礼だと思ったし、何よりそんなことすらできていない自分が嫌だったのでプロフィールを書き換えました。 大学生になりました。そしてもう19歳になりました。何かが変わったかと言われても、きっと何も変わっていません。変わったのかもしれないけれど私の拙い感受性ではその変化を見つけることが出来ません。それは

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        美しさ

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          日記 2023年2月11日

          こんばんは。おはようございます。こんにちは。ごきげんよう。おやすみなさい。 とうとうまるまるひと月何も書いていなかった。無為すぎる。今まで書いていた文章が塵と化していくような気がしてしまってなんとなく日記だけは続けていたのに。文章やるほどの時間が無かったなんて言い訳したら私は多分私を許せないので、単純な怠惰っすね。 実力テストも終わり、入試休みも終えたので、実質やること無くなりました。あとは大学生になるのを待つだけ。待ってれば大学生になれるのは楽だなぁと思います。これだけは

          日記 2023年2月11日

          日記 2022年12月22日

          こんにちはこんばんは。おはようございますおやすみなさい。今日も一日終えました。寒すぎる。 塵も積もれば山となる、なんて言葉を無視するくらい圧倒的な質量の雪が降る。簡単に山になって人間は太刀打ちができなくなる。 優しくもない日常、そんな風景をニュースで片目に私は家を出る。 東京に居たって冷たい風。私の肌を突き刺して知らないうちに吹き去って行く。 マフラーの隙間から風が入り込んでくる。首筋やうなじが冷やされる。ブラウスの第一ボタンなんて締める風潮も無いので結局そこから入り込んで

          日記 2022年12月22日

          日記 2022年11月8日

          ただいま戻りました。 死ぬかと思った。潜水してる気分で9月末くらいから今まで生きていた気がします。生きていたのかは知りませんけど、死んでいないので今わたしがいます。 おはようございます。おやすみなさい。こんにちはこんばんは。ごきげんよう。 高3にして高3を終えるのに必要なアレコレを終えました。もうやることといえば期末の勉強くらい。いぇーい!! 久しぶりに我慢しましたね。我慢。ふわふわそわそわタイムも我慢して、文章書くのも我慢しました。 また一つ強くなれたってか?そんな簡単じ

          日記 2022年11月8日

          日記 2022年9月1日

          行かないで!夏休み!!また来るよなんて言ったって私は信じない!! こんばんは。おはようございますこんにちはおやすみなさいごきげんよう。 夏休みが終わりました。夏休みが死にました。夏休みが死んだというのに暑いわ雨に打たれるわいいことがありません。夏休みが死んだからです。夏休みが生きていればエアコンの効いた部屋の中で「うわ、雨すご」とか言ってるだけで済んだのに。 初めて日記を書き始めたのは去年の10月らしいです。この日記で30本目。丸1年くらいでやっと1ヶ月分の日記を書きまし

          日記 2022年9月1日

          日記 2022年8月29日

          こんばんは。今日は日付が変わってしまったのでこんばんはです。でも読む人はいつ読むか分からないのでおはようございますもこんにちはもおやすみなさいもお伝えしておきます。 夏休みがもうすぐ終わります。これからくる楽しみのためだけに宿題を終わらせ、全てをこれからのために使います。 聴く音楽は何にしようかなって考えていたら、日記くらいは書いてから突入しようと思って、こうして書いています。 夢の中の世界って不思議ですよね。何が起きてもおかしくないって分かってるはずなのに、嫌なことが起

          日記 2022年8月29日

          日記 2022年8月22日

          はぁ〜ってクソでかため息つきながら宿題をしています。おはようございます。こちらの時間は午後7時30分です。こんばんは、おやすみなさい、おいでませ。 やる気がないと叫び続けるのも不毛だと気付きました。だって何一つ進まないんですもん。そのくせ時間だけは進む進む。望んでもいないのに進むったりゃありゃしない。そのエネルギーを少し自分に分けて欲しくて、せめて日記くらいは書こうと。改めてやばい数字ですね。もう8月も1週間ちょっとしか残ってないじゃん。そりゃため息もつくってもんで。 なん

          日記 2022年8月22日

          日記 2022年7月29日

          こんばんは。おはようございます。こんにちは。おやすみなさい。どうも。 夏休みに入りました。やったぜ!って思いは確かにありました。ただなんかこう、日付が経つのが早すぎる。 なんもしてない。胸を張って言えます。なんもしてない。 脳みそ空っぽふわふわタイムを過ごしているだけです。寝て起きて、寝て寝て起きて、寝て起きて。そんな日常。 家主の家から自分の家に移動するとき以外に外を歩かない。それ以外の用事がない。久々にお金でも稼ごうかと思う反面、めんどくささが勝つんですよね。 連絡と

          日記 2022年7月29日

          美しい人たち

          美しい人たちを見た。二本の脚で立って、喉を震わせて全身全霊の表現。決して過去との決別ではないのだと思わせてくれるような口元と、そしてなお未来へと標準を定めた眼差し。 「生きてやる」という何かへの怒りじみた志が籠っている言葉の端々。 「生きている」ということを救い上げるように残像を示す手足の隅々。 傍から見ていれば、何にそこまでの怒りを抱いているのかと思うのかもしれない。ただ向かい合えば、その美しい人たちが何を抱き、何に開かれているのかを感じることができる。決して分かり合うこ

          美しい人たち

          日記 2022年7月6日

          曇りは正義!風も!! おはようございます。こんにちはこんばんはおやすみなさいごきげんよう。 日記だろうが何だろうが頻度を増やせば書く文字も増えるしリハビリリハビリ。この間人身事故に合った電車を延々と待ち続ける地獄みたいな夏のホームを経験しました。代替案とか考えられない。頭の悪い女子高生なので。みなさん女子高生って女子校生って書きますか?でも女子校って女子校ですよね。ってことは女子校生は女子校の生徒で女子高生は15〜18歳の高校に通ってる女の子全般を指すってのでいいんでしょう

          日記 2022年7月6日

          待ち時間

          どうやら人身事故が起きたらしい。イヤホンを耳に突っ込んでいたから、気が付かなかった。階段を降りて、ホームのベンチに向かう最中ちらりと横目で見た時間は22:15。次に来る電車の予定は22:21。 ホームのベンチに座って、携帯を眺めながら、インスタを眺めていた。ふっと、目の端に入り込んだ男の人の革靴の踵が、私に時間感覚を取り戻させる。 携帯を眺めることに没頭していた私は、22:23になるまで、電車が到着していないことに気が付かなかった。 22:23の文字を見て、そして茹だるような

          待ち時間

          日記 2022年7月1日

          あっちーっすね。おはようございます。学校から帰ってきていま起きました。おやすみなさい。こんにちはこんばんは。あとなんだっけ。 社会に殺されるくらいなら地球に殺された方がマシ、って思うようになりました。まぁ別になにか社会にされたわけではないんですけど。どちらかといえば、の話です。 華のLJKもこれじゃ話にならないですよね。LJKとか初めて使った。何が華だ。鼻垂れ娘です。 夜に聴いて楽しいプレイリストを作りました。詳細は特に書きません。事実だけを述べました。色んな曲ぶち込んだプ

          日記 2022年7月1日

          【詩】6月なんて

          突き抜ける青い空なんて望んでいない。 高い位置から見下すように照らしつける太陽の顔なんて見たくない。 分厚い雲に阻まれていて欲しいと思う反面、安定した気圧を望む。 毎朝脳に不具合を感じつつ目を覚まして、痛む頭と付き合わなきゃいけないこの季節を恨む。 6月なんて大嫌い。 鮮やかな色が無い空なんてつまらない。 それに抗うように空へと顔を向ける色とりどりの傘が眩しい。 湿度が肌にまとわりつく感覚。想定していない汗に焦る。 イヤホンから伝わる木琴の音。変拍子に女性の声が重なり合う。

          【詩】6月なんて