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コロナウイルス。~子供達から大人へのメッセージ~

以前、友人の子供が『コロナウイルスから学校を守る会』なるものを学級会で発足させたと紹介した。

ぜひお時間がある方は、ご覧ください。

子供からみるコロナウイルス。~大人の対策、子供の対策~|りん #note #いま私にできること https://note.com/rinchii0707/n/ne0909af1ad23
コロナに負けるな!学校を守ろう。~お子さまの挑戦~|りん #note #いま私にできること https://note.com/rinchii0707/n/n6313fdcccf6d

学級新聞が出来上がり、廊下に貼り出されたらしい。
その新聞を同級生はもちろん、色んな学年の子達が見て、色々な感想があったようだ。
クラスによっては、この新聞の感想を朝のホームルームで書き、提出してくれた所もあったようだ。

作った子供達は、それは嬉しかったようで下校の途中で家により、新聞のプリントを見せ、興奮して喋っていた。

大いに手伝わされた私も、聞いていて嬉しかった感想がいくつかあったのでちょっと紹介。

それは…

『コロナウイルスは怖いから、先生や親の言うことをきちんと守ろうと思った。』

『子供でもきちんとしないとうつるし、人にうつしちゃう。
自分でしっかりしないとダメだと思った。』

『お医者さんや看護師さんが大変になると、他の病気の人が困っちゃう。』

というもの。

子供達は、これまでどこか『他人事』だった子もいたようだ。
『お父さん、お母さんがやっている』と…。
そりゃあ、小学生なら『学校休み!ラッキー!!』だろう。
私だって30年前なら、間違いなくそうだったと思う。

だが『子供達』が書いた文章で『子供達』が色々考える。
当たり前だが、やはり『大人向けのニュース』は難しい。
大人だって『分かったふり』のことが沢山ある。
新聞だって『学級新聞』は白黒ではなく、ピンクや青、オレンジなど色とりどりだ。
大人もそうだが『興味関心があること』には誰でも食いつく。
そんな風に人を集められる所は、さすがだと常々思う。

友人の子が代表して書いた『まとめ』には、

『コロナウイルスを地球からなくすのは、きっと無理なんだそうです。
だからこそ、どうしたら感染しないのかを考えないといけないと思います。
今は、沢山の人がこのウイルスが怖いと言うけど、いつか治る薬が出来て、風邪みたいにお薬を飲んで寝ていれば治るようになると思います。
だからそれまでは、運動会やお泊まり学習は中止で残念だけど、皆で気をつけていこうと思いました。』

と、書かれていた。

偉い!

こんなことが言えるようになるなんて…。

そして新聞に描かれた、手描きのイラストの『コロナウイルス』は冒頭、上の方に描かれているものは『目が三角で牙がある』が、終盤では『目が丸くなりにっこり』している。
真意は聞かなかったが、きっと『人間と共存』できるものになったのだろう。

子供の『吸収力』や『素直さ』を大人にも分けてほしいと思うことがある。
今はこのコロナウイルスに対して、どう立ち向かうのかと言う『最善の策』を考えることが最優先。
『やれる、やれない』ではなく『やらないといけない!』。
大人がつまらないことで争っている場合ではないのだ。

子供達は思っている以上に『今の社会のあり方』、『大人達の対応』をみている。
私も、どこかフワフワしているところがあったと反省した。
もう一度、気を引き締めて生活していこうと活を入れられた気分だった。

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