見出し画像

自分、所詮は機械なので

Stable Diffusionくんの機嫌が急に悪くなった。


症状

わりと限界

のような絵しか生成してくれなくなった。ローカルの環境で動かしているので、そこまで「壊れる」ということを意識していなくて、バックアップを用意していない状態だった。これは2重の意味を含んでいて、壊れていない時のモジュールをどこか別の場所へバックアップし、取っておくということをすればよかったし、また、バックアップ「プラン」として、こういう時にさっとOnlineで使える画像生成器を他に準備しておくべきだった。(※まぁ、「note」にくっついている生成器で我慢すればよかろう、という話もあるし、別に見出し画像が少しだけ見栄えの悪いものになるだけで、記事の内容は変わらないのだからそれこそペイントで書いた落書きでもいいのではないか…)

対応概要

拡張で入れた機能があるならアンインストールしてみるといいとか、起動オプションを変えた方がいいとか、まぁいろいろ書いてあったので、まぁいろいろ試した。…で、少し改善したもの、まったく状況が変わらなかったもの、それぞれいろいろあったわけだけれども、結局最終的に実施した施策が一番簡単で一番効果があったので、記録しておく。

Stable Diffusionのインストールを実施したフォルダにある、「venv」(最初のvはvirtualのvで、envはenvironmentのenvだろう。要は仮想の実行環境のことだ)を消すか、別の場所に移動してあげて、「webui-user.bat」を起動する。このバッチが、インストールフォルダの直下にvenvフォルダがない場合、作成する、という部分を含んでいるので、起動に時間がかかったなぁ、という間に、実行環境を再作成してくれる。

まとめ

いやぁ、バックアップは大事だよ。社内SEをそれなりの期間続けてきて、そのうち40%くらいの時間をインフラエンジニアとして過ごしている私が言うんだから間違いない。(そして、ボードゲームでも、順調なときほど、保険になるような1手を打っておくことは本当に大事。)

↑の記事で書いた、「毎日投稿のためにはストックを1本作っておく必要がある」という話もバックアップの話だと思うし。(…カンのいい読者の人は、私が未だにバックアップ記事を持っていないことが想像できたよね?)

というわけで、今日は、まったく記事にならなかったけども、「火曜日はふわっと画像生成系AIの日」とか言いながら、前日に環境壊したのでできません!という自体に陥らなくてよかった、ということで、今日はこのへんで。ほなね。

例のAI画像のコーナー

環境が元通りになったことを証明するためにも、わりときれいな画像をせいせいしておきたかったので、とにかくキレイに出そうなプロンプトを並べた。「百花繚乱」「ノスタルジア」というゲームを作っていることからもわかる通り(?)大正ロマンというものに目がないので、その辺の要素も足しておいた。

というわけで、プロンプトは、こうだ。「Taisho steampunk, woman, Fluttering long hair, Gemological ornaments, insightful, best masterpiece, the best quality, ultra-detailed,」

こっちと迷ったけど

「症状」が出ていた時と同じ生成方法とは思えないが、実際そうなのだから仕方ない。所詮は機械のやることだなぁ、としみじみ思ってしまった。

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