少数派の気持ちを知るワークショップで感じた孤独【子育ての学び】
今日は、過去に発達サポーター講座を受けた人向けのワークショップに参加してきました。
発達サポーター講座とは、発達障害の特性や支援方法を理解する講座です。
この講座を受けたことで私は支援員をやろうと思ったんですよね。
久しぶりに対面で先生とお会いして、講座でご一緒させていただいていた仲間とも初めてお会いできて(講座はオンラインでした)、さながら同窓会のようでした。
講座の時にはいつも先生のよもやま話から入るのですが、これが〇〇市と先生の共同研究の内容だったり、先生が頂いたという学生からの手紙を読んでいただいたりと、もうこれだけで記事書けるよ!ってくらいなんですが、めっちゃ書きたいのですが、きっとあまり公にしないほうがいいと思うので書けませんが…
その研究成果が認められて全国に広がったら、子どもたちは絶対に今より幸せになる、と思いました。
肝心のワークショップですが、
4人組のグループになり、それぞれのグループに色が割り振られます。
色、というのは特性のことです。
レッド…正義マン、一番じゃないといや、規則が絶対、ルール厳守(まさにうちの息子です)
オレンジ…とっても優しいけれど色々忘れちゃう、わかりやすくいうとの〇太くんタイプ
イエロー…楽しいことが大好き、考えるより手が動く、わかりやすくいうとジャ〇アンタイプ
ブルー…自分の意見をあまり言えない、のんびりおっとり、がんばりや
グリーン…とても繊細でまじめ、きっちりやりたい、一人でいることが多い
このような割り振りで、同じグループの人たちは全員が同じ色の人物になりきります。
その後、一人だけが違う色のグループのところにいきますが、自分の色は変えません。いった先では自分は少数派になるわけです。
私が割り振られたのはレッドでした。
息子を演じればいいわけか、わかりやすい(笑)
私が行ったのはグリーンのグループ。私はレッドのキャラを貫きます。
一緒に遊ぼうとするのですが(お芝居で)、みんななんだかおどおどしている(ように見える)、言うことは聞いてくれるけど、みんながついてきてくれないと感じる、孤独…。
そんなことを思いました。
イエローのグループにいった人は、自分はきっちり決まりを守って遊びたいのにイエローの人たちは聞いてくれなくていやだった、と。
お芝居だし、特性をかなり誇張していますが、少数派から見る多数派、多数派から見る少数派ってこうなんだ、ということがすごくよくわかりました。
その時の気持ちも、どうしてほしかったかも。
自分が少数派の時は、1分という短い時間だったけどやっぱりいたたまれなかったです。
子どもは自分の気持ちをなかなか言えません。
少数派の子どもたちはこんな思いを抱えているんだろうな、ということを、自分がなってみてやっと想像がつきました。
そして自分が多数派の時は、それが正義であるという錯覚。
錯覚なんだけど、この前のカフェの記事(https://note.com/ringabell1201/n/n105959a82bff)でも書いたようにそれが当たり前のように思えるのが怖いです。
知らず知らず人を傷つけているんだろうなと思います。
特性を理解し、いつでも相手の気持ちを想像できるようにいたいです。
居場所活動で子どもたちへ配る飲み物やおやつの材料を買わせていただきます!