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生きる力を育む①〜お金についての考え方〜

こんにちは、ringlinkです。私が2人の男の子に実践してきたちょっと奇抜な子育て法です。今子育て真っ只中の方や反抗期で格闘してる方へ少しでもヒントや応援になれば幸いです。

①お小遣いは年俸制!

次男が小学校3年生になる年のお正月、貯金しておくからと毎年預かっていたお年玉を、自分が貰ったのだから「渡したくないっ」と反発してきた!ちゃんと貯金しておくからと言っても自分で貯めておくと聞かないので、その年私は覚悟を決めた。「じゃあ、全部自由に使っていいけど1年間お小遣いは無し!1年間分のお小遣いだと思って大事に使いなさいよ〜。」ってことで、次男は目先の大金にあれも欲しいこれも欲しいと大喜び。フン、後で泣いたってお小遣いはあげないからね!

皆さんは、毎年子どもが貰うお年玉ってどうしていますか?おじいちゃんおばあちゃんからもらうのは良いけど、お子様のいるご家庭から貰えば、貰いっ放しって訳にはいかず、こちらも支出。子どもが貰ったお年玉といってこいなわけで。結局のところ子どもが貰ったお年玉ってほとんど私のお財布から出てるのよ!子どもたちは分かってないのでしょうね、大人の事情、、。

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で、始めた年俸制。

1年目彼は見事に3ヶ月でほぼ使い込み、残りの9ヶ月は細々暮らしておりました。私も絶対にお小遣いをあげなかったので、流石に見かねた時は、どうしても必要だったら働け〜と言ってお手伝いのお駄賃で凌がせました、笑。

翌年のお正月、貯金しておこっか?と尋ねたけど、今度は絶対大丈夫と言ってまた小遣い年俸制を選択。しかし、昨年余程懲りたのかこの年は半分以上使わず年を終えました。

3年目、また年俸制をえらんだ彼に母がギブアップ。そこでちょっと大きくなった彼に大人の事情を説明して提案。毎年ママの財布から出てる分は差し引かせてくださいな。そのかわり、どうしても必要なものは言ってくれたら買ってあげるから〜ってことで納得してもらったのでした。

②買って欲しいものはプレゼン

大幅に年俸が減った彼は、欲しいものがあるとすぐに言ってくるので、ある時「何故欲しいのか、それを手に入れるとどんな良いことがあるのか?」その説明をして欲しいとお願い。説明に納得出来たら買うと言う約束で。

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コレが想像以上に楽しい子育てに繋がった。私が仕事から帰ってくると、買って欲しいものに対しての熱い語りが始まる。どれだけ欲しいのか、それが手に入ったらどれだけ嬉しいか。あれ?違う違う。何故、欲しいのか?理由よ?嬉しいのはどうして?どんな良いこと、どんなメリットがあるのよ?

毎日繰り広げられる会話がプレゼンと呼べる程に上達しているのが良くわかる。ある時、プレステ4が欲しいと言い出したけど、既にプレステ3を持っていたので今すぐ必要性を訴えるのが難しく、練って練って何ヶ月もプレゼンと却下が続きました。そんな中、私が録画やDVDを見るのに使っていた機器が壊れた!これをチャンスとばかり長男まで加勢して、その夜ちゃんと資料にされたプレゼンが始まった。壊れた機器を購入した場合と、値段は高いけどその機能も兼ね備えたプレステ4を購入することによる我が家のメリットがしっかり説明できていた。納得感あった!完落ち、購入即決。2人で購入権を勝ち取り大喜びしている姿を見て、私も仕事の疲れが吹っ飛ぶくらい彼らの成長が嬉しかった。

③お小遣いとそうでない支出

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中学生になると、お金の使い方は更に幅が広がる。お小遣いの年俸制は、ちゃんと彼をしっかりお兄さんへと導いていた。お金が少し貯まってくると嬉しくて今度は減らしたくない気持ちが上回ってくる。さらにはもっと増やしたいとも。そして目標ができる。そうなると何も教えなくても自然と小遣い帳のようなメモをつけ始める。人間って面白い。子育てって面白い。

欲しいものプレゼンは、衝動買いが皆無になった。良く考えて買っているので、ものを大切にするようになった。私自身が一番勉強になったかも。子どもと一緒に育った感満載。ありがとう子どもたち!

本題に戻ろう。

中学生になると友だちと遊びに使ったお金、飲食に使ったお金、必要な文具を購入したお金など様々な用途がある中で、これって自分のお小遣いで使うのは違うのでは?という意見が上がった。例えば生活必需品や通常の飲食(私が仕事で留守がちなのでご飯の用意がない又は遅い場合。)など。そりゃそうだと、お小遣いから立て替えた分は領収書で精算するルールとなった。この領収書がなんだかんだ理由を言ってこちら側の支出にしてこようとするので、毎日攻防戦だ。お陰で会話が増えてお金の使い道から様子が伺えるから、まぁ悪くない。それから意外と子どもの言い分が面白い。例えば、子どもの世界にも付き合いってものがあるらしく、行きたくないのに断れない状況だった時に仕方なくかかった飲食代とか、これは家庭で持ってください、みたいな。もはやお願いベースで笑える。大人もあるあるなことだし、ついでにこういう時どうする的な価値観を話し合える。

是非お試しあれ!

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最後までお読みくださりありがとうございました😊次回は、生きる力を育む②と題しまして、食と料理の長男編を予定しています。皆様の応援により活動をひろげて参りますので今後もよろしくお願いします!                

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