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夢に出てきた夫じゃない男性が教えてくれたこと。

夢を見ました。

学生の頃です。
彼氏がいます。

わたしだけバリバリの体育会系の部活にいて、全然会えない。
一方、彼はバイトをして好き放題遊んでいる。

わたしは引退したら思う存分会える!それまでがんばるんだ!必ず待っててくれる!と信じて一生懸命、部活動に励みます。


しかし、


引退直前にフラれるのです…


そこでとても大人な男性に会いました。
(西島秀俊さんとオダギリジョーさんを足して二で割ったみたいなあの人は一体誰だ?笑 男前すぎるやろ。)

そして、無言でただただ寄り添ってくれるのです。


唇がカサカサなのが気になるわたしも「そのままで素敵だよ、僕には気にならないよ」と言ってくれるのです。(チューしとんかい!笑 安心してください、チュー止まりです。いや、学生時代の話やし。でも旦那、ごめんね。いや、どうでもいいわ。)

そこでわたしをフったはずの彼氏が突然やってきて、「すぐ他の男に乗り換えやがって!お前ってそんな女だったんだな!!」とわたしを罵ります。

そこでわたしが大爆発。


「あなたが待っててくれなかったんじゃない!!わたしは部活が終わったら、この夏を乗り越えたら、あなたと好きな時に会えるし、思いっきり遊びに行ける!ってずっと思ってたの!!だからがんばれたのに!あと少しだったのに!でもそんなタイミングで去って行ったのはあなたじゃない!!あなたにはこのわたしの気持ちなんてわかるわけがないっ!!もう帰って!!」

顔を真っ赤にして、涙をボロボロ流して、叫んだ…


そしてその彼はなんだかきまりが悪そうに去っていき、シーンとなった部屋に男性と二人になった。

わたしは動揺していた。フラれた悲しみを埋めてるだけのため?ってその男性までゲンナリして去っていくんじゃないか…って。


「・・・なんか… 穴埋めみたいに… 感じてしまったら… ごめんなさい…」

言い訳なんてできなかった。

そして彼は、、、

「穴埋めでも、いいんだよ。さっきの叫び、僕はそんなみゆきのピュアなハートに惹かれているから。」

とやさしく微笑んでくれた。

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え??


なんの話?笑笑


昨日この夢を見たのは事実です。笑
ものすごいスッキリした体と心で、目覚ましが鳴る3分前にとっても爽やかに目覚めました。最高の朝だ。笑

(そして隣でいびきをかいて寝ている旦那を見て、あぁ…この安定の安心感…とホッするのであります。笑)

さて、ここかーらー、、、

NVCに繋げるというわたしのクレイジーさっ!!

本気か!?
本気です。

正気か?!
正気です。


わたしの泣き叫んだこと、
それをピュアだと言った男性。

ここがポイントです。

NVCを学んでいる上で、「キリン語」と「ジャッカル語」という言葉がよく出てきます。

キリン語」というのは、

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相手に共感をすること。
「こんなことを大切にしているから、怒っているのかな?」みたいな。

(※どりちゃんがリトリートで模造紙に描いた絵を撮ったものを使わせてもらっています。まずかったら後で削除しますね。追記→許可済み。どりちゃん、ありがとう♡)

*どりちゃんイチナナに挑戦中!→https://twitter.com/aimeysang?s=20
*どりちゃんの感情カードなどはこちら↓



そして今日は、この「ジャッカル語」について。

これは、多くの人が得意です。笑

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相手を批判すること。
相手を責めること。

そう、いつも通りです。笑

(自分を責めるジャッカル語もありますが、それはまた別の機会に。)

「こうなったのはあなたのせいだ!」
「親ならこうすべきだろ!それでも親か!」
「親の言うこと聞かへんやっちゃなー!」
「子供なら親の言うこと聞きなさい!」
「どうしてお母さんはいつもわたしにそんな風にいうの!?」
「あなたはいつも勝手だ!」
「芸能人ならそんなことするな!」
「あったまおかしいんじゃないの!?」
「あんたがちゃんと聞いてへんからやろ!」
「あんたが悪いんやんか!」

えぇ、えぇ、よく耳にします。
永遠に例が出せそうです。

でもこれが表現できるって『健康だなぁ』ってわたしは思うんです。


NVCを学び始めると、この「ジャッカル語」がまるで悪いもののように感じて、子供に怒鳴ったとき、パートナーとぶつかったとき、部下を罵ったときに、

「あぁ… わたしNVC学んでいるのに…」

と、自分を責めたり、罪悪感を感じたり。。まさに自分へまた「ジャッカル語」が向けられる。ジャッカルループだ。

そんな中、「ジャッカル語を出してみよう♪」って練習をしたりもするんだけど、めっちゃ楽しんで出してくれる人たちと、出すことに躊躇う人たちがいる。

出すことに躊躇う人にもたくさん出会ってきました。

そもそも、どう出したらいいのかもわからない。。
そんな人の悪口みたいなのイヤ…
言ってて心地よくない…
わざわざ練習しなくていいじゃん…
そんな練習意味あるの?
練習でも言いたくないかも。。
なんかこわい。。

わたしも最初は「え?そんなこと言っていいの?NVCって喧嘩とかそういうのしないようにするんじゃないの?」と驚いたし、調和だ!調和!!何がなんでも調和!!!で生きてきたわたしはジャッカル語なんて、全然出せなかった。

もちろん言いたくないなら、練習であっても言わなくてもいいと思います。

「でもなぜ言いたくないんだろう?」
「そこには何があるんだろう?」

と、好奇心を持って向き合ってみる。


言いたいことが言えない、いつも良い人でいないといけない、本当は苦手な人や嫌だと思っている人のことも、イラッとしても、悲しくても、辛くても、心地よくなくても、ニコニコしていないといけない… 常に周りの顔色を伺っていないといけない、感情は出してはいけない… 心が広い人間でいないといけない… それが正しいって聞かされてきたはず…?

「いつも笑っていなさい」
「人のこと悪く言うのは最低なヤツだ」
「人に怒ってはダメ、常に穏やかでいなさい」
「目上の人に歯向かってはダメ」
「それくらいで泣くな、男の子でしょ」
「あなた自己中ね、友達減るよ」
「わがままな子、嫌われるよ」
「人のこと考えられない子ね」

きっとそこには、過去に、誰かに、何かしらの言葉を投げかけられてきた経験がある。

でも、もうそれは過去の出来事で、
今、全く同じことはもう起こらないから。

安心して、過去の痛みに向き合って、自分の中にいる小さい自分に寄り添って、しっかり傷を癒すことが可能なんだよって伝えたい。もちろんそのプロセスはめちゃくちゃ痛いし、たくさんたくさん時間がかかるかもしれないけれど。


そこで話をわたしの夢に戻すと、

「あなたが待っててくれなかったんじゃない!!わたしは部活が終わったら、この夏を乗り越えたら、あなたと好きな時に会えるし、思いっきり遊びに行ける!ってずっと思ってたの!!だからがんばれたのに!あと少しだったのに!でもそんなタイミングで去って行ったのはあなたじゃない!!あなたにはこのわたしの気持ちなんてわかるわけがないっ!!もう帰って!!」

と、相手を責めまくったわたし。

本当は会いたくて会いたくて仕方がなかった…
本当は待ってて欲しかった…
本当はもっとたくさん遊びたかった…
本当はもっとたくさん話して目を合わせて笑い合いたかった…
本当はもっと… 触れ合いたかった…
本当はもっと… 愛を与え合いたかった…
たくさん辛いけど、それを超えるくらいあなたのことを想っていた…
それを知ってほしかった…
理解してもらいたかった…
頑張ってること、認めてもらいたかった…
待ってるから大丈夫だよって… 安心して挑戦させて欲しかった…
引退の日に手を広げて待っててくれているって…
最後まで信じ切りたかった…
それまで支えてて欲しかった…

(青春の歌か!)

泣き叫んで相手を責める奥には、美しい願いがある。

コニュニケーション
触れ合うこと

理解
安心
信頼
支え/サポート

これらを教えてくれるのがジャッカル語。

ジャッカルってめちゃくちゃピュアなんです。

一番心の奥にあるダイヤモンドのように大切なものと、自分をつないでくれる、とてもとてもやさしくて愛おしいヤツなんです

そう、本当、とっても素直なの♡


わたしたちがジャッカルを練習するのは、ただただ相手を悪く言いたいのでは『ない』ということ。

ただただ自分が大切にしたいことを出逢いたい、そして、相手の大切にしたいことに出逢いたいのだ、ということ。

だからわたしと昨日noteに登場した友人Mikiとはよく、本当に怒りが止まらなかったり、長期間モヤモヤが晴れない出来事のときに、思いっ切りジャッカルを出し切ることに付き合ってもらったりします。相手の本人にぶつける必要は何もないんです。

それを一生懸命一緒にメモして、そこから自分が、相手が、何が大切だったかを探求する

一回ではスッキリし切れないときもあるけれど、それでも相手を見る視野が広がり、次に同じことが起こっても、モヤモヤすることなく、「あぁ…そうか、この人はこういうことを大切にしているんだな…」と、相手に想いを馳せることができる。

ジャッカル語を話す時って、その人やその内容によっては、途中から号泣してしまうこともある。それくらいパワフルで心が丸裸になるかんじその姿がまた美しく、こっちまで泣けてきたりするんです。



では、今日は、わたしのメルヘンな夢(?)からのジャッカル語の大切さのお話でした。

誰かに対してボロカスに言ったとき。
「ん?わたしは何を大切にしているんだろう?」
「この心の奥には何があるんだろう?」

また、

わたしはなんでこんなにも怒っているのに
何一つ言えないんだろう?
「わたしは何を大切にしているんだろう?」
「この心の奥には何があるんだろう?」

そんな風に心に問いかけてみるハートフルな一日を♡


では、また明日ココで♡

循環が循環を生むのがすきです。サポートしたいただいた循環を、文字で循環していきます♡