人間の心はゴミだらけ

昨日のつづき。

昨日は前編書きましたが、講座を受けていた時は超絶わかりやすい!って思っていたんだけど、文章にするとシンプルなことを話されていたはずなのに、なんだか読み直すと難しい… どうしたもんだ…

話していることを、そのまま文章にしても質感が変わるんだなと痛感し、昨日の前編も実はめちゃくちゃもがいていました。


そして、今日の後編も。。笑

でもがんばろう。

伝えたい人、届けたい人がたくさんいるから。

喜びから命を燃やして。

では、後編、届く人に届きますように。

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「生きる」ってなに?

人は365日、常に何かをしているというのは、常に何かしらのニーズを満たそうとしている。

でもこれはほぼ無意識。

満たし方(手段)は人それぞれ。
常にベストな方法を選んでいて、それで満たされるのかどうかは体験しないとわからない。でも常に満たそうとしている。

ときにはその満たし方(手段)に賛同できない時がある。それでも、その奥にあるニーズには共感することができるんです。

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どういうこと?
例を挙げてみます。

【戦争】という手段。

わたしはその戦争という手段には全く賛同はできない。戦争をいうのは悲劇的な手段だと思っている。

でもその人たちが戦争をする、その奥にすら美しいニーズがあるとNVCを学ぶ上で聞いた時、わたしはビックリした。

戦争をすることで満たしたいニーズ?

なんだと思いますか?


そこには、

家族を守りたいがある。

勝つことで国が豊かになったら、
平和安心して暮らせる。

相手の資源を獲得し、
国民に貢献したいのかもしれない。

勝って権威を手に入れることで、
人に認められたいのかもしれない。

宗教戦争だとしたら、もしかしたら、
その人たちの大切にしている考えを
聞いてもらいたい、
知ってもらいたい、

受け入れてもらいたいのかもしれない。

こう思うと、誰しもが持っているニーズということがわかる。たとえ、その戦争という手段には賛同できなくても、その深いところ、ニーズには共感することができる。

ニーズで対話ができたら。
なにか違う手段が見つかるかもしれない。

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(セッションの続き)

最適な手段を選びたい、
それを教えてくれるのが感情

自分が外側の世界に何を求めているの??
感情がないとそれがわからない。

不快感を伴うネガティブな感情もすごく大事。

その感情を知って、自分自身を理解する。

何を満たしたいのかが深いところでわかる。

しかし、今の人間は、感じ取れなくなってしまっている。

ほとんどの人が感情を遮断している。
できるだけ抑圧しようとする、
しかし、抑圧できなくなると、
人にぶつける、攻撃する。


感情は本当に賢明に伝えてくれる媒体なのです。

それをちゃんと扱えていないのが今の人間。

感情は外側にない。

人はちゃんと感じ取れるようになっているんだよ、元々感じ取れるように生まれてきているんだよ、それを思い出すのに役に立つのがNVC。NVCを生き続けるとだんだんわかってくる。


人は、不快を感じるとすぐになんとかしようと、
自分の心をハイジャックして、
コントロールして、
自分が何を求めているのか、分からなくなる。
そして、自分につながるという機能がしなくなっていく。


何を求めているのかさっぱりわからないから、
怒りを感じたのは誰かのせいだ!
あいつが悪い!
あいつを変えてやろう!となる。


『耐える、我慢する。』
これも、自分に対して、暴力的なんです。

だって、命がこれを求めているんだよって気づいていて… だから感情を出してくれる。

でも今の人間はそんなことは聞きません。

耳を傾けることもせず、

自分は未熟だ!
大人気ない!

こんな感情は感じちゃいけない!

自己卑下…
自己批判…

感情なんて顔出すな!
感情に対するネガティブな刷り込みが根っこにある。

こんな悲しいことはない…

だって命のメッセージなんだよ。

感情がどれだけ私たちが、この人生を生きるということについて、大切なのか、たくさんたくさんの人たちに知って欲しい。


感情を起こらないようにし、
思考で生きるスキルを身につけたとしても、
内側で起こったことがわからないと、
「自分を生きる」ことができない。


この世界で何を体験したいのか、
それを感じ取らなかったら、
世界の他にこのわたしの内側を感じ取ってくれる人はいない。


わたしのことはどうでもいいんです。
あなたのためにすることが正しくて美しい、
という世の中になっている。

それを続け、自己犠牲をしていくと、
どこかで感情が「怒り」になっていく。



「なんでわたしばっかり?」

「こんなにやってあげているのに?」って。

あなたの命はあなたを大事にしたいの。
だから怒りになる、わかってくれよって
外側を攻撃し始める。

人に求めてしまう、だから人間関係がこじれていく。


誰よりも世界で一番、わたしがわたしのことをわかってあげる。
すると、文句を言わなくなる。
他人に求めないから。
満たせる能力はわたしが持っているとわかる。
誰かのせい、にはならない。

これがみんなができたら、この世界は平和になるんじゃないの?

わたしの命を、わたし自身が気づいてあげて、生きていく。

わたしたちは自分を知りたくて生きている。

この世界は自分の投影。
海のゴミだらけ、人間の心がゴミだらけだからだよ。

まずは自分たちの内側のゴミを減らしたら、海のゴミが減るんじゃない?

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すみません。。。。
後編じゃ終わりませんでした。。。笑

あと一回、明日続けます。

【わたしたちは自分を知りたくて生きている】

わたしは元々、感情を抑えつける天才でした。
自分が我慢すれば、自分がなにも言わなければ、平和になる、調和できる。そんな意識をしていたわけではないけど、無意識にそう行動をしていた。

(だからか、いまだに「泣いててもわからない!言ってくれないとなに考えているかわからない!」って夫に爆発されることがある。)

声に出して言えない分かな?小さいころからなんでもすぐに涙は出てくる子で(今でも)、よくテーブルの下やカーテンにくるまってシクシク泣いていた。母に見つかった時も、泣いてることへのごめんなさい…という気持ちと、どうしたの?って聞かれても「なんでもない…」っていつも言ってた気がする。

自分に対してどれだけ暴力的であったか、
今になってわかる。

世界の他にこのわたしの内側を感じ取ってくれる人はいない。
わたししかいないのだ。
わたしがわたしのことをわかってあげる。
わたしを満たす能力はわたしが持っている。

今、わたしは自分のことが知りたくて仕方がない。たとえ、それが痛みが伴うとしても、辛くて逃げだしたくなるかもしれないとしても。

では、明日は、自分に繋がれないまま、人と繋がろうとしている「人間関係」について。

また明日ココで♡

循環が循環を生むのがすきです。サポートしたいただいた循環を、文字で循環していきます♡