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女性の管理職を増やすことについて思うこと

女性の管理職が増えることについて、私はただただネガティブに考えていた。
女性の管理職をふやしたとて、なりたくないのに管理職になってしまう不幸な人が増えるのでは?そう思っていた。

だから、数字を改善する前に、女性の生きにくさを少しでも改善する必要があるんじゃないか、そう思っていた。

そのために自分ができることをやっていきたい、と。

ただ、気が付いたのが、女性管理職を増やさなければいけないその意味。

・世界的に男女平等が言われているから
・日本のジェンダーギャップ指数が125位(146ヶ国中)だから

なんとなく、そういうことが原因になっているから女性の管理職を増やして諸外国とも対等に渡り合えるようにしたいために、
女性がある一定の基準を満たせば「管理職へ」となっていないか?と疑問に思っていた。
そのために、管理職になりたくてもなれない男性社員をも増やしてしまいやしないのか。

でも、実は、もっともっと深いところに考えるべき課題がありそうだということに気が付いた。

日本の労働人口は、減少の一途をたどっている。

2017年6,720万人だった労働人口が、2040年には5,846万人まで減る可能性が出てきている。(ホラーシナリオは5460万人)
13%も労働人口が減り、それをカバーすることを考えると女性も頑張らなくてはいけないし、男性もライフワークバランスなんていってられない時代がきてしまうかもしれない。
昭和の働き方に戻らざるを得ない可能性もある。

なので、女性管理職を増やして、より男女平等に働ける世の中にしていく必要が問われている。

まだまだ、女性管理職を増やすためには土台ができていない。

少しずつでも、女性が働きやすく、管理職になりたい人を増やすために自分ができることをやっていく。

自分自身が、管理職やりたくないのに管理職になった身ではあるから、だからこそ、どういう点が完全出来れば前向きな女性管理職を増やせるのか考えていきたい。

参考資料:厚生労働省 令和2年 厚生労働白書
第1章 平成の30年間と、2040年にかけての社会の変容

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