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心のストレス解消能力を高める方法

こんにちは。
Nyepi(ニュピ)のRinkaです。

今回は、心のストレスとどのように向き合い対処していくべきかアーユルヴェーダ的な方法論について書いていきたいと思います。

心のストレスを認知する

毎日働いている環境において、心のストレス度を無視し続けてしまうと最終的には息切れしてしまいます。

心がストレスと向き合い、自分自身でストレス解消に向けてアクションすることが健幸的な方法だと考えます。

心の体験に対する消化力(メンタル・アグニ)

アーユルヴェーダでは、日々のストレス反応に強くなるためには、心の体験に対する消化力(メンタル・アグニ)が重要であると考えます。
この消化力が、ストレス解消能力となります。

この力を高めるためには、純粋な静寂を体験することが最も有効です。
その方法として、瞑想やヨガなどの様々な手法があります。
ご自身に沿った方法を見つけるために、いろんな手法を試しながら、自身の状態と向き合い、合う・合わないを繰り返していきます。

私自身、過去に辛くってどうしようもない!と思った時は、瞑想とヨガにふけていました。
私の場合は、母(ヨガの聖地インドネシアで修行しRYT500資格をマスターしたヨガの先生でもあり、ヒーラーとして日々活動中)が身近にいて、私の師として常に心身を調整してくれていたので幸運でした。

瞑想やヨガにおいては、方法として合う・合わないを試していくことも大切ですが、身体的トレーニングのみフォーカスしている先生が多いため、メンタルトレーニングにおいては、誰を師とするか、ここがご自身の心を調整していく中で最も重要になります。
師を決める際には、先生の経歴や考え方など調べながらジャッジしてみてください。

メンタル・アグニを高めていく方法

アーユルヴェーダは、人の生命を物質的に捉えていきます
目に見えない心や意識においてもそれぞれ物質として考えます。

私たちは、心のストレスを記憶や情報によって解釈していくと考えていきます。
意識に誤ってインプットされた記憶を正すことで、ストレス解消能力を高められると考えます。

以下の3つのステップでストレス解消能力を高めていきます。

  1. 純粋な静寂により、"意識"を浄化していく。

  2. 良い言葉を話し、言霊で自身の方向性や想いを再認識していく。

  3. 物事の捉え方を正していく。

ちなみに、この3番目の方法について私がこれまで実践してきた具体的な方法を次にお伝えします。

物事の捉え方

私自身が働いていた時に陥ったメンタルの罠をアーユルヴェーダ的に物事を捉えていくことで心を正していくことができました。
インドの古典バガヴァット・ギーターを参考にした法則を元にお伝えしていきます。

 ①与える法則

<メンタルの罠>
例えば、上司やお客様より厳しいコメントをいただいた時、いただいたフィードバックを自分で勝手に「批判」だと解釈し、自分を責めてしまった。
それによって、自信も喪失し、ひとつひとつの仕事が疎かになってしまい、ネガティブなサイクルに陥った。

<アーユルヴェーダ的解釈>
たとえ、そのコメントが厳しく内容が難解だったとしても、その相手はあなたにプラスになると思いフィードバックを「与えている」ことを忘れない

相手から「与えられた」フィードバックは謙虚に受け取り、成果として今度はあなたが「与える」ことをする循環が大切だと考えます。
与えることと受け取ることを繰り返していくと、相互にエネルギーは強まりあなたの生きる力になっていきます。 

 ②純粋潜在力の法則

<メンタルの罠>
クライアントや社内での打ち合わせにおいて、準備段階から、相手の顔が浮かび、これでいいのかなと自信がなく、発表当日を迎えて辛いと感じた。

<アーユルヴェーダ的解釈>
純粋潜在力は、自分の内側にある真我に気づき、信じる力となります。
ビジネスで自分を評価される場においては、自分の外側にあるものを基準とした対象志向であるため、常に不安に感じ、承認を求めたり物事をコントロールしたりしようとします。

「人からどんなふうに見られているのか」と周りの目を気にしてしまうと、自身の内側の感覚を忘れ、無理をしてしまい病になってしまいます。
周りからの評価される自分を一旦リセットし、本来の自分を信じるための方法があります。

それは、純粋な静寂を体験し、物事に対して一旦判断を止める習慣をつけていくこと。
無判断のままに過ごすことは難しいことかもしれません。
初めは20〜30分からでもいいので「今日、すべての出来事を判断しません」という言葉で1日をスタートして実践してみてください。

 ③理由と結果の法則(カルマの法則)

<メンタルの罠>
なんでこの環境でこれほどまでに頑張っているんだろう、どうしてこんな生き方になってしまったんだろうと度々後悔してしまった。

<アーユルヴェーダ的解釈>
すべての結果には必ず理由がある、と考えます。
あなたが現状、辛く苦しい状況に陥っているのは、この後の結果につながるターニングポイントなのかもしれません。
実は今のこの経験は未来の大きな成長に向けて、気づかせてくれる大切な機会かもしれません。
なので、ひとつひとつ目の前のことに目を背けず、真っ直ぐに状況を受け止めながらも、明るい未来に向けて自分を信じてみましょう。

現状の環境下で、才能を最大限発揮できますように

ここまで読んでいただいて、いかがでしたでしょうか。
読んでいただいた皆さんの一助となれたら嬉しいです。

アーユルヴェーダ的に物事を捉えていくことで、少しでも心のストレス解消につながっていけることを祈っています。
私自身も、この考え方に何度も助けられ、困難を克服できたんだなと振り返ってみて感じました。
現状が辛く、生きづらいと感じていても、それは成長できるチャンスだと思って毎日を楽しく過ごせますように。

ここまで読んでいただきありがとうございました。


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