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人前で脚をひらくのにやっと慣れてきた。大事な身体を自分で守る方法を少しずつ理解できるようになった

知らない人の前で脚を開くという経験。それは女性ならだれしも一度は経験することなのかもしれない。最初はとても緊張したけど、最近はそうでもなくなった。

男性にはそういう機会があるのだろうか。私が知らないだけかもしれない。でも、女性だからこそ感じることってあると思う。

この前、PMSについて書いた。自分にとって大きな出来事だった。産婦人科でも出来事は最初、本当に緊張したし、不安もたくさんだった。女性として生きるって本当にいろいろあるんだなと思う。今日はそんなことを書きたくなった。

最初は本当にはずかしかった。デリケートな部分に初めて冷たいものがあたる感覚

「な。なるほど・・・そういうことか・・冷たい・・・」

それが私の初めての感覚だった。自分の大事なところを人に見せるというか。なんだろう。横になって足を広げるっていうこと。

それは子宮の検査をするための初めての経験。

そして検査するために自分の大事な部分に”冷たい金属”が入る。すごく恥ずかしい恰好でお医者さんが見てると思うと恥ずかしくたまらなかった。お医者さんも人間だもの。恥ずかしいに決まってる。だれも今までこんな話してくれなかった。学校でも習うことはなかったし、友人や家族とも話すことはなかった。そもそも”子宮がん検査”について知ったのはお家に手紙が来てからだった。

看護師さんはリラックスしてくださいね~。ってなだめてくれる。でも緊張する。というか何もできないというか。。とても簡単にはリラックスできないような状況で、でもリラックスしなきゃいけない場所で。とりあえず複雑だった。

今だからそれ専用の自動の椅子があるけども、昔の医療だと自分で人前で脚を開かなきゃいけない。そんなことを想像するだけでもちょっと身構える。

そんなこんなで検査を受け、2週間後届いた結果は、「」。異常が見つかった。再検査をして自分の膣の細胞の変化は確かにみられるが、炎症程度のようなもの、だから今は何もしなくても大丈夫でしょう。ということだった。

再検査の際も、人前で脚を開く。そんな検査を3か月や半年置きにする。自分の身体のためだと思い、病院に通ううちにもう何度も検査をしたことある人間に・・・・・最初の自分と比べてだいぶ慣れてしまった。自分がいた。

”おりもの”のせいで毎日パンツを手洗いしなきゃいけない。生理になるとベットの上が殺人現場

私はおとなになるまで「女性ってなんてキレイでかっこいいいきものなんだ」と思っていた。

異性に魅力的にみられているし、仕事も出来るようになる。素敵な下着も切れるようになって本当に素敵な存在で幸せなんだろう。と。

ドラマにでてくるかっこいい女性になれると思っていた。でも現実はそんなに甘くはなかった。

女性としての大事な部分の不快感。それは日常的なもので本当に不快なものだった。そしてあまりにもその時間が多いことに驚いた。

それは女性としての生理現象をきちんと自分で管理することの大変さ。つまり生殖器官へのケアということだ。

別に私がすごい潔癖症っていうわけじゃない。女性としての大事な部分に対して過剰に思っているわけじゃない。女の子だったら誰だってあることだし、それをしなければいけないということだ。

「パンツを洗濯機では洗うだけだときちんと洗えない。だから毎日手洗いしなきゃいけない。」そんな思いを知っている男性は世界の中ではどのくらいいるんだろうか。手洗いって大事な服だけするもんだって思っている人はどのくらいいるのだろうか。実際、昔の私はそんなこと全く知らなかった。

生理になるのもすべてぴったり決まった日から始まるわけじゃない。1週間ずれるなんてざらにあるし、逆に不正出血なんてたくさんある。周期的に決まっ日付に始まるのはピルを飲んでいるときだけ。薬を飲んでない限り普通は不安定なのだ。

それも私は重い方。生理痛には苦しめられるし、血の量も人よりはおおいのかもしれない。だから最悪の朝を迎えることが少ないわけじゃない。

それは、ごく普通の平日の朝。ベットの上が真っ赤だったとき。時間がないうえに気分は最悪だし、お腹は痛いのに自分のベットが血で汚れたとき。貧血なのにやることが多すぎるよ・・・ってとき。本当になんなんだ・・って気持ちから始まる朝。

女性が大変なのは月に一回、一週間の生理の時だけじゃない。生理前後のおりものもすごく大変

布団が血まみれなときは本当に大変。月経用洗剤でまずは何分か時間を置くそして手洗いしながら血を落としていくそのあとに洗濯。

それがすごくきれいに落ちるときもあるけど、落ちない時もたくさんある。もうだれかクリーニング屋さんして~!って思っちゃうくらい朝がいそがしくなる。

そんなときの救世主がナプキンとタンポン。この二人がいてくれるおかげで自分の人生はこんなに謳歌できるだと尊敬の念を抱いている。

ひどいときの思い出話。それは、ワンピースを着て電車に乗っていた時。

「ちょっとお姉さん。」

振り返ると優しいおばさんが声をかけてくれた。そしたら指で合図してくれた。「漏れているよ」って。そのおばさんの暖かいご配慮のおかげで私はなんとか処置をすることができた。

でも血を漏らして電車に平然と乗っていたと思うと今でも恥ずかしい経験だ。何人にみられたんだろう・・・と。

でも、生理だけが大変なわけじゃない。「おりもの」もとっても厄介なのだ。

「え。もれてる?」

脚を液体が伝っている感覚。あれ・・・それはおりものだった。周りに迷惑かけてないかな…と思いながらダッシュでお手洗いに駆け込む。

おりものが止まらない時だってある。おしっこなら自分が出したい瞬間。おしっこをしてる感覚がある。でもおりものは自分でコントロールできるものじゃない。だから大人になって初めて「お漏らし」した感覚に出会う。

おりものは個人差はあるけど、生理前生理後の一週間続く。おしっこみたいにもれるときはあるし、夏だと着てるものが薄くて、もれていないか心配になる。そして臭いもしちゃう。それは別に特別なことじゃない。

日常だから大変なのだ。

それは、病気じゃない。普通のことなのだ。

▽より詳しい情報はこちらをよんでみてください。より具体的に書かれているのでわかりやすいと思います!

おりものや生理でショーツが汚れないようにナプキンをする。でもデリケートゾーンの皮膚が弱くてナプキンでかぶれる

「女の子の大事な部分がかゆい!!!!!」

笑顔で普通に話しているときも、デリゲートゾーンのかゆみに追われていることも・・・正直ある。

女性の「デリケートゾーン」は、もともと大事な部分。そもそも炎症を起こしやすい部分。にもかかわらず、生涯を通じてナプキンやおりものシート、製品などで包まれていることが多く、常にストレスを受けやすい環境にある。

「大人の女性の人生の半分はおむつをしている生活をしてる。」

と、私は思う。この表現は過剰に言ってるわけではない。そういうものなのだ。刺激を受けやすくそれを防ぐために女性は努力を惜しまない。そんな生活をしているということだ。

私の場合は、その生理用品が体質的に合わなかっただけ。だからひどいかゆみに追われることがおおい。だからショーツの生地や形にもこだわっているし、衛生的に常にキレイな状況を維持するように意識している。

でも、こんな感じでかゆみや炎症が出てしまう事はたくさんあるし、それに対して大変な不快感を得つつも生きている人もいる。

そんな感じで女性にも大変なことがたくさんあるのだ。男性にも男性なりの悩みは存在すると思う。それについても私は理解していきたいと思うし、だからこそ女性についてももっと知ってほしい。

女性が生理が大変なのはいろんな人がわかるようになってきたと思う。それは正しい状況を発信してきてくれる人のおかげで、男性も女性に対して寛容になってきたからだと思う。

だけどまだまだ知らないこともたくさんある。自分も自分の身体について今でも新しいことを知っていくし、それについて考えることもある。だからこそより広い人に知ってほしい。

最後に書くことになってしまったけど、この文字を書いているとき、”女性の大事な部分”をなんてよんだらいいのか悩んだ。自分の好き勝手に書いていいものか、悩んだ。だから誰かに助けてほしいと思った。私が性的な部分についてお話するのに抵抗がないんじゃないかと勘違いしないでほしい。

【生理やおりものに負けないために。私のおすすめの商品】 

・「NannoPad」(tech×ナプキン:生理痛を和らげてくれるナプキン)
Nannopadに使用されている植物性の天然繊維が分子振動を起こし、子宮周りの血液循環率をアップしてくれるナプキン。生理の痛みや不快感を緩和してくれる。

・「period underwear(thinx)」生理用品がいらないショーツ
4層のレイヤーからできているショーツ。生理中の経血をタンポンふたつ分までしっかり吸収してくれる特殊加工がされているパンツ。生理品の不快感を軽減させてくれる

・ディスク 環境にやさしい生理用品

「女性の救世主である通常の生理用品は環境によくない」ことを知っている人はどのくらいいるのだろうか。

女性たちの中では生活必需品ともいえる生理用品。だけどほとんどは使い捨てで再利用不可能なものがおおい。だからこそ、新しい形で解決しようとしている製品もある。

月経タイプとはすこし違う挿入タイプの生理用品。身体に合わせて変形、密着し、漏れることなく最大12時間使用できるというものだ。”経血を「吸収」するのではなく「収集」する機能がある。”

・flo(何度でもキレイに使える。布ナプキン)
話とは少しずれてしまうけど、彼女たちの活動もぜひ知ってほしい

途上国ではの悩み「生理用ナプキンが買えないこと」
それを解決するために開発された生理用の布ナプキンを短時間できれいに洗えるデバイス「Flo」。

▽floについて説明してある日本語の記事

▽floの公式サイト(英語のみ)

P.S.
最後まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。わたしの知っている情報をもとにこのnoteを書かせていただきました。
 もしよければ、コメントとかにこの話を読んでどう思ったか、どう感じたかを教えていただけるとうれしいです。

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