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テクノロジーの流れに乗っていくつになっても好奇心をもっている方が楽しい

 年末年始、高齢の親や親戚に会う機会があった方もいらっしゃるのではないでしょうか。後期高齢者である75歳以上になると、その元気さは個人によって相当違ってきてしまいます。

 その違いは「好奇心の差」から生じるように思えますので、それはなぜか、どうしたら好奇心をもち続けられるのかについて考えてみます。


🌸好奇心をもっているとはどのような状態か

 好奇心をもっている人は、新しいことを自分に取り入れたいとも思っていますので、積極的にコミュニケーションをとったり、出かけたりと、行動範囲が広がります。外に出なくても、例えば、さまざまな本を読んだり、音楽を聴いたりして、話題も豊富です。

 逆に、好奇心がない人は、いつも同じ話の繰り返しになってしまったり、何より本人が楽しくない、生活に飽きてしまっているような状態になるのではないでしょうか。

🌸好奇心をもち続けるメリットとは

 好奇心があるというのは、本人の興味関心が溢れている状態ですから、話していても、期せずして人に対して有益な情報を与えることもあり、会っていて楽しい人となり、人から声がかかることも多くなるでしょう。

 また、自分も常にやりたいことがある状態であるため、それを成し遂げるためには健康であろうと努力をします。自分の好奇心の対象を追求するためには、健康が大切なのです。健康のために、運動をし、体に良い食事をするなど、生活を楽しむための土台作りもすることになります。

🌸どうしたら好奇心をもち続けられるか

 「もう年だからと思わないこと」ではないかと思います。

 今は個人差があるとはいえ、90歳前後まで生きる人も増えています。もちろんそれ以上の人も。

 75歳から、仮に90歳としても15年あります。その間、自分を若い世代と分断して、「もう年だからついていけない」としてしまうと、人生の大きな部分を世の中から置いてきぼりの状態で過ごすことになってしまいます。

 常に、今の世の中で、自分自身も現在進行形の意識でいることが、好奇心をもち続けることにつながるのではないでしょうか。

🌸好奇心をもつと良い例

 「スマホ」は、ここ20年ぐらいで急速に普及しました。

 その結果、病院の予約、レストランの予約、コンサートの予約、業者のリサーチ、商品やサービスの購入と、何から何までスマホ対応になっています。むしろ、スマホがなければこのいずれにも不自由を感じるのではないでしょうか。

 この「スマホ」も、よくわからないものが出てきたと言って遠ざけてしまうと、さまざまな活動がしづらくなり、好奇心を追求できない、あるいはそもそも好奇心が沸かないというような状態になりかねません。

 この技術についていければ、新しいサービスを利用できるわけですから、これは使った者勝ちといえます。

🌸今は50歳でも人生折り返し地点、その後の長い人生を楽しく生きたい

 結局、昔に比べて今は、寿命、いや人生がはるかに長くなりました。そのため、人生半ばにして、命が尽きるその日まで、若者と自分を分断して、楽しさ、便利さに背を向けて生きるのもちょっと辛い気がします。

 「常に現在進行形」で、時代のテクノロジーに乗り、好奇心を追求して楽しく生きたいものです。


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