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新しいことを始める

25歳4ヶ月。
初挑戦のフルマラソンに出た。

理由はいくつかあって、
①小学5年生の担任だった恩師との約束を叶えるため
②自分の可能性を信じるため
大きくはこの2つ。

①に関しては、
恩師が毎年出ているフルマラソンに
いつか大人になったら出ます!
と11歳の私は宣言していた。

そして大きな要因②は、
社会人になり、評価される立場になり
あまりにも評価されない人材であることから
もはや自分は生きる価値もないのではないかと
思えるほどの言葉に落ち込んで
自分を嫌いになって、評価されない自分を責め続け、評価されるためにがむしゃらに自分を押し殺し続ける日々に終わりを迎えたかった。

フルマラソンを走る前に、
自分は果たして価値のある人間なのか、
社会で生きていていい人間なのか、
日々自分に問いかけていたけど、
心の中で私は価値がある人間で素晴らしいって思っていた。
その確固たる証拠が欲しかった。

もしフルマラソン走り切れたら
自分の人生の可能性にかけてみようと
ずっとやりたかったことをやってみようと
それが完走できたご褒美にした。

そして、私が自分の1番の強みである
笑顔を最後まで絶やさないことを
自分と約束した。

42.195km走りながら、
今の日々を終わりにするぞ〜〜
明るい未来に近づいていくぞ〜〜
愛花なら大丈夫〜〜!!
何度も自分に頑張れ!前に足を出そう!と言い聞かせて
走り続けて、足を進めて後ろ向きな日々を置いていこうと思いながら走った。
最初から最後までずっと笑顔に元気に
町の人と会話をしながら走った。
笑顔がいいね〜元気だね〜頑張れよーー!!!
という言葉がとってもとっても自信になった。
あ、私、笑えてるし、笑ってるし、それだけで認めてもらえるんだって思えた。


そうして得たご褒美は
①デザインのスキル勉強のためにスクールへ入学
②大学院進学

2024年、25歳。
自分の可能性にかけて
走り抜けた42.195km。

ご褒美のデザインの勉強はとても楽しい。
そして大学院も行きたいところを見つけた。

自分のために、やりたいことをやる。
さてと、まずは円満退職に向けて、
日々円満に職場で過ごそう。

きっと愛花なら大丈夫!!
そう言い聞かせて。
大好きな自分を取り戻そう。

そんな初挑戦フルマラソンだった。
大人になって苦しい試練はいくつもあるけど、
その度に新しいことに挑戦して
人生に深みが出るから、苦しいこともいいことあるじゃんって。
だけど、自分の幸せを追い続けて
変化し続けたい。

頑張ろう。

来年もフルマラソン挑戦しよう。
いつか恩師に会えるまで。

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