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電車と仕事とアドレナリン

告白すると、私は時間ギリギリ族だ。仕事ではさすがに遅れないようにしているけど、プライベートだと2、3分地味に遅れてしまう。ほんとに良くない癖だと思いつつ、原因を考えてみると、家を出る時間がとにかくギリギリ。駅まで徒歩3分のところを、1分でダッシュ。電車に乗れるか乗れないか、ギリギリの戦いを強いられる。運良く乗れたとしても、汗だくで不快な思いをするのが見えているのに、なぜ早く出られないのか。

考えてみると、アドレナリンが関係しているんじゃないかと思う。私は専門家でも何でもないけど、これだけ直したいと思っているのにやめられないのは、何か中毒性があるのじゃないか、と思い、この発想に至った。

つまり、時間がギリギリで間に合うかどうかというギリギリのラインが、ヒリヒリと興奮させ、刺激になり、癖になっているんじゃないか。だから止められない。

アドレナリンと言えば、仕事にも通ずることがある。仕事中は、アドレナリンが出まくっている。だから、職場では「疲れ知らず」と思わせれているが、家に帰ってくるとぐったりしてしまう。知らず知らずのうちに、無理をしてしまっている。

私がこれに思い立ったのは、「わたし、定時で帰ります」という小説を読んでからだ。この中に、仕事中毒で主人公の婚約破棄になった男性が出てくる。昭和のモーレツ社員なんかもこの類なのかもしれない。

いずれにしても、過度な負荷がかかると、体によくない。自分にそういう傾向があるということを自覚して、セーブしながら生活していこう。

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