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誰かに読んでもらいたくて、始めました。 好きなものは舞台/k-pop/ダンス/英語など…

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誰かに読んでもらいたくて、始めました。 好きなものは舞台/k-pop/ダンス/英語などなど。 短い文章を投稿していくつもりです。

最近の記事

ピアノ、再開したいけど…

私は子供の頃から約10年ほどピアノを習っていた。きっかけこそ、自分から「やりたい」と言ったことだったらしいが、学生時代は忙しさや練習の面倒さから、それほど一生懸命だったとはいえない。 そんな私が、最近「ピアノを弾きたい」と思うようになった。自由に使える時間が手に入ったことで、何かしら活動したいという気持ちが出てきたのだと思う。それは気力というよりはむしろ、焦りの方が近いような気がするのだけれど。 ともあれ、ピアノを再開したいという気持ちはあるのだが、当然腕はびっくりするほ

    • 山崎大輝さん:煌めきと生命力

      先日、東京建物ブリリアホールで上演中のミュージカル『スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師』に行ってきた。 昨年、以前の記事でも言及したミュージカル『スリルミー』を観てから、ずっと山崎大輝さんが気になっていた。今回彼が出るというので、是非とも観たいと思っていたのだ。 本作での山崎さんは、主人公の娘に一目ぼれする船乗りの青年役で、狂気にまみれた登場人物たちの中では一番「まとも」に見える役どころだ。 漂流していた主人公を助けたり、物乞いに乞われたら笑顔で小銭を渡した

      • 恋愛って難しい

        私にとって恋愛とは、とても難易度が高いものだ。それにはもちろん色々な理由があるけれど、注目されない割にかなり大きな要因として、リスクを回避することを重視する傾向というのがあると思う。 私は、何かの選択をする局面では、かなり慎重派だと言っていいと思う。あらゆる可能性を考え、その中でもリスクは過大に評価しがちで、なるべく避けようとする。 恋愛におけるリスクとは何か。例えば、相手をあまり知らないと、付き合ってから「やっぱり違った!」となるかもしれない。そうすると、それからのデー

        • ただただ真っすぐで、まぶしい恋

          私は小説を読むのが好きだ。昔から、特に好きなジャンルや作家さんがいるというよりは、誰かに勧められた本や、書店で目に留まった本を手に取るタイプだった。 だから、恋愛小説もそれなりに読んできたけれど、私の中の「忘れられない恋物語」といえば、有川浩さんの『図書館戦争』シリーズだ。 そもそも『図書館戦争』シリーズは、ただの恋愛小説ではなく、様々な要素を含んだ作品で、他の要素から見ても私は大好きだ。 でもここでは、「恋物語」の話をさせてほしい。 作中では主に三組の恋愛模様が展開さ

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          すぐ身体に出る人なりの、ストレスへの対処法

          最近、身体のいくつかの箇所に、不調とまではいかない程度の違和感がある。例えば、目の渇き・疲れ、肩こり、頭痛、便秘などだ。 大体は、身体の調子が悪ければその原因を探すものだと思うが、私の場合心当たりが多すぎるのだ。 目:花粉症、仕事でのPC作業、スマホの見過ぎ 肩:仕事でのPC作業、スマホの見過ぎ、運動不足、ストレス 頭痛:花粉症、仕事でのPC作業、スマホの見過ぎ 便秘:運動不足、ストレス 思い当たる原因を挙げてみると、取るべき対策ははっきりしているように見える。花粉症は

          すぐ身体に出る人なりの、ストレスへの対処法

          「やりたいこと」と「やった方がいいと思っていること」の混同

          最近、いわゆる自己啓発本に分類されるような本を何冊か立て続けに読んだ。もともと小説ばかり読んでいるような私が、書店でなぜか手を伸ばしてしまったものだ。 複数冊読んで、自分の中にストンと落ちてきたのが、「やりたいこと」と「やった方がいいと思っていること」を混同していることは往々にしてあるよね、ということだ。 言葉を選ばずに言えば、私たちは幼い頃から今に至るまで、絶えず外部から価値観を押し付けられてきていて、それがずっと大きな影響力を持っている。 例えば、親からの「髪を染める

          「やりたいこと」と「やった方がいいと思っていること」の混同

          大谷亮平さん:立ち姿の美

          先日、ミュージカル「ボディガード」を観た。 ショーの要素が強く、特に主演のMay.J1さんの歌・ダンスは圧巻だった。 言うまでもなく良い舞台だったのだが、最も印象強く残っているのが、フランク(本作のヒーロー)役・大谷亮平さんの「姿勢」だ。 大谷さんを拝見したのは今回が初めてなのだが、立ち姿がすごく美しいのに驚いた。そもそも舞台を主体として活躍する俳優の方たちは、姿勢の良い方が多いのだが、大谷さんは映像中心に活動されているにもかかわらず、私が彼に抱いた印象は「姿勢が美しい」

          大谷亮平さん:立ち姿の美

          一年の経験は何を生むか

          最近、どうしても欲しいものがある。「経験」だ。 個人的には、似たような願いを持つ同世代は多いのではないかと思う。 私が思うに、経験の多い人・さまざまな経験をしてきた人と、そうでない人の差が二極化している。そして、前者のエピソードについては、SNSなどでいくらでも見ることができる。奨学金を借りて進学し、大学在学中に起業した人や、アイドルになることを夢見て一日何時間も練習に勤しむ人たちの姿を。それを見て、経験の少ない「幼い」私たちは、自分がとても薄っぺらい存在に感じてしまう。と

          一年の経験は何を生むか

          心を揺らす舞台と出会えたら

          私は舞台鑑賞が好きだ。劇団四季のような有名どころから、200席ほどしかない小さな会場で上演しているものまで、月に一度か二度は観に出かけている。 舞台鑑賞を趣味とする人は私の周りにも数人いるけれど、やはり好みはそれぞれだ。 かく言う私は、演目や役者さんの好みはそれほどなく、「なんでもこい」タイプだ。と、思っていた。 人生で一番衝撃を受けた舞台がある。それは、昨年秋に東京芸術劇場で上演された、「スリルミー」だ。 実際に起こされた事件をもとにした演目で、主演二名とピアノのみで

          心を揺らす舞台と出会えたら