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[インドIT留学75日目] 水を求めてどこまでも

今日は「水を買う」それだけのシンプルな任務が、意外なドラマを生み出すことになりました。

午後の暑さがピークに達した頃、家の近くの小さな商店に向かいました。水のボトルを手に取りレジに進むと、「ちょっと待ってください」と店主。彼は私の出した紙幣をじっと見つめた後、首を横に振りました。「お釣りが足りないんです。小銭を持ってきてください」とのこと。(RPGのようなシチュエーション)


しかし、私のポケットには大きな額しかなく、どうにか小銭を手に入れなければならなくなりました。近くの通りを自転車で走り、小銭が手に入りそうな場所を探し始めました。やっとのことで見つけたのは、地元の市場の食料品店。そこでバナナを1つ購入し、ついに必要な小銭をゲット。

再び商店に戻り、今度こそ水のボトルを無事に購入。気温は37度を超え、水無しでは過ごせない一日でした。水一つを買うのにこれほどの労力を要するとは、思いもよらなかったですが、これもまたインドの醍醐味。
そゆことにしときましょう。
来世はもう少し計画的に水を手に入れられる人間になりたいです。ナマステ。

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