橘 凛生
なぜこのペンネームにしたのかを、私が忘れる前に記していきたいと思います。
本来ならば語るほどのものでもないと思うのですが、ペンネームを考えている際に名前には名付けた側の思いがあることを再認識したもので、どうせなら語らせてもらおうと思い至りました。
【橘】
まず、なぜ「橘」かというと、私の家に伝わる家紋が橘紋だからです。
今時家紋を気にする方は少ないと思いますが、剣道をしていた父が家紋を刷ってもらった胴を購入して嬉しそうにしていたことを思い出したことがきっかけです。
家紋でどのような形状なのかは把握していたけれど詳しく橘について知らなかったので調べてみたところ、橘とは非常に縁起の良いものだと知りました。
橘は常緑であることから永遠であったり不老長寿の象徴とされていたり、魔除け効果が期待されてひな祭りに飾られるそうです。幼い頃はうちの家紋はダサいな、なんて思っていたのですが少し申し訳なくなりました。
そのため、このブログが長く続けられように験を担ぎました。
【凛生】
橘は割とすぐに決まったのですが、名の方が本当に悩みました。母方の家紋にするか、尊敬する人からもらうか、好きな花の名前にするか、むしろ橘だけで終わらせておくか……。
悩みながら眠りにつき目が覚めた私は急に「そういえば父が私が産まれる前に考えていた名前があったからそれにするか」と考えついたのですが、この文章を書き始めた瞬間に中学生の時の友人にその名前の話をしたら、「もしその名前だったら『リオ』ってあだ名で呼んでたかも」という会話を思い出しました。
二文字で呼びやすので「リオ」に決定し、漢字をどうしようと調べていると「凛生」という名前が目にとまりました。
「凛」と「生」きる
この漢字を見た瞬間、私が好きな歌である「輪舞−revolution」の「潔く カッコ良く 生きて行こう」という歌詞を思い出しこの字に決めました。
蛇足ですが、私が見ていたサイトの姓名判断には「煮え切らない性格で、行動力にも欠ける」とありました。本名は違う名前だけれどその通りすぎて違う漢字にしようかとも考えましたが、所詮姓名判断だから放っておくことにします。
長々とお話ししましたが、要約すると全部思いつきです。
こじつけて「長く続けられますように」とか「凛と生きる」とか言ってきましたが、思いつきが90%です。
子を持つ親はどのように名前を考えたのか聞いてみたくなったテーマでした。
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