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はっぴいえんどをカヴァーしてるやつがいるらしい▶︎裕木奈江サブスク解禁記念


ソニー時代の作品がサブスク解禁されたが、その前のデビュー盤というべきテイチクからリリースされたシングル「硝子のピノキオ」はまだ解禁されていない、以下は2019年2月17日のInstagramよりnote用に修正/加筆

1990年2月21日リリース、8cmCDシングルとカセットしか出てない盤のプロモオンリー7インチレコード

A面は初主演映画『曖・昧・Me』の主題歌「硝子のピノキオ」(TV初歌唱は竹中直人の「東京イエローページ」 とYouTubeで知る)、地元の今は亡き映画館で90年のGW公開(と今回初めて知った)、B面ややこしいですが「I My Me」は映画と関係ない?(もしかして挿入歌で使われていたかも、昨年レンタルで初めて観たが失念)、当時この曲を作った山崎ハコの事務所所属だったようで(ハコ版「硝子のピノキオ」もアリ)、最初から女優と歌手を並行してやる方針だったのかもしれない

裕木奈江を見出だした星野東三男氏インタビュー

裕木奈江といえば90年代前半の最も露出してた時期(トレンディドラマ華やかなりし頃)のイメージが強いかもしれないが、個人的にはその頃20代前半(裕木奈江より1歳上)のテレビを観てない時期で、「北の国から」も当時は全く観てなかったし(後追いで全て観た)、「ウーマンドリーム」も知らず、裕木奈江を知った最初ははっぴいえんどをカヴァーしてるやつがいるらしいという情報だったかもしれない(その前にポケベル騒動で名前だけは知っていたかも)

まだはっぴいえんど再評価の少し前の時期だったので、今では珍しくない「はっぴいえんど」のカヴァーをしてるということだけで興味の対象になりつつ、なぜ?の嵐でしたが、「夏なんです」「氷雨月のスケッチ」「かくれんぼ」で細野/大滝/鈴木の各メンバーにリスペクトが感じられる選曲しかり、おそらくスタッフが好きでやらせているのだろうと(実際そうだったかと思います)、ちなみに今やスタンダードと化してしまった「風をあつめて」はまだ世間にバレていない時代

そんなこんなで秋元なんちゃらが退いた後は松本隆先生が参入(全曲作詞アルバム『水の精』など)しまして、その流れで当然のように細野サンも作曲やアレンジで計7曲に関わる、松田聖子等々80年代では当たり前だった「風をあつめて」コンビは90年代ではもう既に珍しかったので、女優としてではなくホチョノ歌謡の歌手としてのイメージが自分の中では強かったが、そして何年も経ち、リンチの『インランドエンパイア』で久々に目にしたって感じで(その後「ツインピークス」の新作にも出演☞それについてのInstagram

といったところで、風街コンビの「宵待ち雪/時空の舞姫」の7インチ希望(細野曲のシングルである「空気みたいに愛してる」ではなく)

さらに2018年に何十年ぶりかわからないLIVEが突然行われましたが、相席テーブル席のライブハウスが苦手で見送ってしまいました(まー予算採算客層など考えれば、そのようなHAKOになるのは理解出来るのですが)、案の定というか何というか超久々ということで、松本細野両先生も観に来られたようでした

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