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オードリー・タンさんの言葉の力を浴びよう『自由への手紙』『デジタルとAIの未来を語る』

台湾で地震があり、その後の避難所の対応のニュースなどを見て思い出しました。
台湾にはあの方が、いらっしゃる。
そう、ご存じでしょうか「オードリー・タン」さんです。

以前、オードリー・タンさんの本『自由への手紙』を読み、衝撃と感銘を受けたことを思い出しました。

読んだ私はその時、台湾にオードリーさんがいることに、軽い嫉妬さえ覚えこの本を若い人たち、そして私のように少し頭が固くなっている人も読むべきだと思ったのです。
ちょっとアマゾンの目次を見ただけでも、その魅力がお分かりになるかと思います。
この本はコロナ禍の台湾で、ピンクのマスクを笑われるのではないか?という子どもの心配への対応として、政治家や官僚がピンクのマスクを次々とすることで、その解決法としたことや、自由とはどういうものなのか、など多岐にわたる章だてで書かれています。
この本だけでも、オードリーさんの行動の根本、思考がわかります。

そしてもう一冊。
『オードリー・タン デジタルとAIの未来を語る』
今回さらに、こちらを積読していたことを思い出して読んでみました。
もっと早くきちんと読めばよかった!と後悔。
しかし、今だからこそ読んで良かったとも言える、とも!

余談ですが、こちらに貼ったのは単行本。
私はkindleで購入したのですが、今見たらkindleのほうが500円くらい高い💦

さて、こちらの本を読んでまた心を揺さぶられました。
デジタル民主主義とは何か、どう考えるべきなのかを、明快に、明確に話しているこの本。
1人が代表して何かを決めていくのではなく、多くの意見のなかから共通の価値観を形成する。
民主主義を前進させていくためにデジタルをどう役立てていくか。
これらに対して、確固たるビジョンがありながら柔軟に対応していく発想が次々と出てくる小気味良さ。
そしてそれに反応していく、若い人たちの存在への頼もしさ。
選挙権の有無ではなく、年齢でもなく意見を聞く大人がいるということが社会を前進させる推進力となることが、この本からわかります。

もっとオードリー・タンさんの言葉に触れたいと、考えています。
また読んだらご紹介いたします。
よろしければ、お読みになってみてくださいね。


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