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語彙力がスーパー伸びる?耳から育てる言葉の力

子どもの成績のこと、あまり親が気にしてはいけない、って思っていませんか。
塾講師・家庭教師として子どもと接するときに気を付けているのは、出来ないところを指摘しまくるのではなく、出来ることにきちんと目を向けてあげること。たとえ間違えたとしても途中までの考え方などを聞き、どこまでが良かったかを、具体的に話すことなどは心がけています。

しかしながら、説明するのも苦手という生徒さんもいます。
国語が苦手で…という生徒さんも少なくないのですね。

本を読みましょう、国語の力を伸ばすなら、とは言いません。
本を読む=国語ができる、のではなく、国語ができる子は読書も好きな子が多い、というのが本質かなぁと感じています。

さて、我が家では・・・
子どもが小さいころ、車のなかでは落語ばかり聴いていました。
子どもにあわせて、車中でかけていた、というよりも大人たちが聴きたいから落語をかけていた、という感じです。
枝雀さんの『ちしゃ医者』が、家庭内で大流行していた時期がありました。あと『黄金餅』とか…
子どもむけの落語も聴きました。子ども向けの創作落語や、
『ん廻し』は好きで、まあ繰り返し聴く聴く。

また、青春アドベンチャーというラジオドラマも結構好きでした。
車のなかでは、本を読むと家族全員酔ってしまうので、耳から聴くことで情景を楽しむ、というのが良かったんですね。
今はもう、そういうこともなくなりましたが。

そうしたら、学校に上がったらものすごい国語ができるんです。子ども。
おかげで、中学受験時には国語では一切苦労しませんでした。
いやこれ、自慢じゃなく、真面目に。
多分、幼児~低学年の頃の、耳からのシャワーが良かったのではと。

本ですか?本に関しては私と奪い合って読んでいました。
私が児童書やら絵本やら読みたくて仕方なくて。今もそうですが。
私が読んでると、えーなに?
とか、読み聞かせ大好きとかはありましたが。
もはや子どものためではなく(笑)自分のため。
今は家庭内では児童書は、私しか読まないので、ちょっと悲しいです。寂しいです。

そんなわけで、今現在はオーディブルがある世の中。
本を耳から聴けるなんて、歯磨きしてるときでさえも本が読める(聴ける)
という嬉しさ。
現在私は車には乗らないので、車で落語大会はなくなってしまいましたが、趣味の塗り絵や、編み物(最近できていない)をしたいけど本が読めないじゃん!を解決してくれますね。

なんと、志ん生さんの『芝浜』が無料。大晦日ではなくても、いつでも。

もちろん、子ども落語もたくさんありました。ちょっと羨ましいくらいです。遊馬さんのはシリーズ1~5までが無料…なんてこったい。

あれ、いつの間にか、オーディブルすごい!になってました。
いや実際すごいのですけれど。

というわけで、耳から聴くことでも語彙力は磨かれる!というお話しでした。

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