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本屋大賞受賞式スピーチを聞いて

2024年の本屋大賞が本日決まりました。
YouTubeでの配信で、受賞式を拝見。

予想通りなのかな、やはり
『成瀬は天下を取りにいく』でしたね!
2位との点差も100点以上。
とはいえどのノミネート作品も、いやノミネートされていない様々な作品にも魅力が満載で、今年もたくさんの本と出会いたい!と思いながら観ていました。

さて、昨年の大賞受賞でもある凪良ゆうさんのスピーチがとても良かったのです。
本屋大賞ということから、本屋さんに関してのお話をされていました。
お世話になっている本屋さん、お付き合いのある本屋さんなどのうち、かなりのお店が閉店されたと。

YouTubeで見ていましたから、タイムリーにコメントがばばばっと出ます。
それを拝読していたら、宅配で買うのが便利でどうしても買ってしまうとのコメントがありました。

そうなんですよね。私も仕事の参考資料とか、今欲しい!ってAmazonを頻繁に使います。

さて、こうやって買い物を便利にしていくことを極めていくと何が起こるか。

授業で、生徒さんが文房具という言葉を知らなかったんですね。小学生ですけれど。
文房具屋さんも知らない。
なんでも百均で揃うから、百均で買うから。
確かに文房具屋さんってほとんどなくなってしまったような。

八百屋さんも名前だけは知っているけれど、もちろんのことスーパーで全て揃いますから。

魚屋さんのことを、ととやと呼ぶなど、もはや不必要な知識になっているのかもしれません。

本屋さんが減ることと関係なさそうですが、どこか繋がっていませんか。
そんなことを凪良ゆうさんのお話を聞きながら、考えたのでした。

そんな私も、amazonアフィリエイトをしておりますから、偉そうなことは何も言えません。
この矛盾。

自己欺瞞の匂いを感じながらも、色々考えてしまうのでした。

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