見出し画像

昭和の少女時代に好きだったお菓子【洋菓子お土産編】

なんといっても1ドル360円時代。
海外お土産なんてもうひれ伏しちゃう感じの、田舎の痩せっぽちな少女だったわけです。

時々いただくお菓子がめっちゃ好きで、
母とお茶と共にいただくのがそれはそれは楽しかったのでした。

その筆頭は
六花亭のホワイトチョコレート

色々な花の絵が描かれていた包み紙を丁寧に開くと、白い板チョコが入っていたのです。
包み紙の花を見て、花の名前を覚えたものでした。

今だにホワイトチョコが好きなのは、あの経験があるから。

それにしても、かなりパッケージも、大きさも変わりましたね。

それから定番のこちらも。
シガールという名前が、タバコなのだというのもこのお菓子から知りました。
うまく切れなくて、端っこが粉々になってしまったり、割れたりするのが子ども心に残念に思って、袋に残ったカケラを袋ごと吸ったりして、お行儀悪いと叱られないかと思ったことも今は良き思い出。

こちらも同じくヨックモックの定番。
ラングドシャが猫の舌という意味なのも、やはりこのお菓子から知りました。

それからここの缶って、再利用されがち。
以前の職場では、たくさんの経理伝票用ハンコ入れにちょうど良かったらしく、波打つ紙もそのままハンコを支えていました。

きちんと上蓋が閉まって、開けやすいという点と、色が落ち着いていてオフィスにも馴染んだのでしょうか笑

ヨックモックは青山に本店があって、喫茶店もなかなか素敵なのです。
トイレのロール芯が回ると音楽が流れて、紙使いすぎるじゃんこれ!って思ったことが。

あらなんだか、ヨックモックの応援サイトのようになってしまいました。

まだGODIVAなどと出会う前の私にとってこの出会いも衝撃でした。

メリーチョコレートの、一粒ずつお部屋に鎮座している姿!

板チョコ、アポロ、それからチョコベビー
不二家のパラソル、またはペンシルチョコ、
フィンガーチョコなどが私の知っているチョコレートだったので、このように仕切られたお部屋に2つとして同じお顔のチョコが入っていないというのは、どうしたら良いのですか?状態の衝撃を受けたわけです。

そして噛んでみると意外にも歯応えが笑
今でこそ、柔らかいチョコを普通にいただけますが、保存の効くメリーチョコレートのこのタイプのものは、かたかったのです。
一粒ずつ家族で、どれを食べる?などと話すのも幸せでした。

またもはやここに掲載することも叶いませんが、少し大きめの板チョコに、それを割るための小さなハンマーがセットになったものや、どこから頂いたのか、あの時代には我が家にとっては珍しく、オレンジピールにチョコレートがコーティングされているものなど、珍しくて美味しくて、覚えている、というのもあります。
そうそう、ウイスキーチョコも好きでした(子どもなのに)。

このように今思えば、種類の少ない状態が日常で、時々素敵なモノが我が家にやってきて、それを家族で楽しむという時間の使い方は、現代の多種多様に色々選択肢が多い時代からは想像もつかないものなのかもしれません。

戻りたいわけではないですが、こうして記してみると意外に楽しかったことも多いな、と感じます。

また昭和へタイムスリップした記事を、何点か書きたいと思っております。
お読みいただきありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?