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やりたいことの見つけ方

読んでくださっているエシカリスト(エシカルに生きる人の造語です!)のみなさま、こんにちは!エシカルライフ研究家のRIRIKO(梨田莉利子)です。

さてさて、本日のnoteはやりたいことの見つけ方について書きたいと思います。


やりたいことが見つからない!


やりたいことの見つけ方。これは永遠のテーマですね。
これってきっと、見つかる人は見つかるけれど、見つからない人は永遠に見つからないのかもしれません。

世の中の、やりたいことを見つけた人は、それをお仕事にして輝いているように見えてしまいます。やりたいことも見つかっていないのに、それを「仕事にする」なんて、まるで臍で茶を沸かすがごとく難しいことのように思えてしまいます。

実は私も、ずーっとこの「やりたいこと」を模索してきました。というより、やりたいことがずーっと分からず、その都度都度の「やってみよう衝動」に突き動かされて今に至るという感じなのですが、そんな中、試行錯誤を重ねて、やりたいことを仕事にできた今があります。

そんな私がたどった「やりたいこと」の見つけ方、どなたかの参考になれば嬉しいです。


「やりたいこと」は見つけるものじゃなく、生み出すもの


厳しいことを言うようですが、ぼーっと生きていて、さらっとやりたいことが見つかるわけがありません。何事も一生懸命に取り組むから、それがやりたいことにつながって行く。これは多分、間違っていないと思います。

だって、だってですよ!仕事なんて「しんどい」に決まっているじゃないですか!しんどくない仕事なんてないです。それは大好きなことを仕事にしても同じ。

だからこそ、好きになれるように工夫する。自分が嫌いな仕事を早く終われるように工夫する。苦手な人の多い仕事だから、わかりやすくできるように工夫する。この「工夫」が独創性を生み出して、それがその人らしい仕事になるのだと思います。

そんな工夫を重ねてゆくと人に感謝されることが増え、それが仕事になる。そうすると、自分の自信にも繋がり「できるかも!やれるかも!」になる。それが仕事なのだと思います。

だけどそもそも、その「何をやりたいか?」が分からないから困っているのだけど……。そうですよね。わかります。

実はこれを見つけるには、行動しながら徹底的に考え抜くしかありません。こちらも、日常生活をぼんやり生きていて見つかるものではないと感じています。

そこで、「やりたいこと」を徹底に考え抜くための「2つの質問」をしてみたいと思います。


あなたが今まで、1番お金をかけてきたことは何ですか?


私の場合は間違いなく本


1番わかりやすい質問ですが、意外に考えたことのないことではありませんか?ですがきっと、今までで1番お金をかけてきたことが、あなたにとって投資に値すること。ですから、その”こと”や”もの”が、1番好きなことで、かつ、お金をかけても苦にならないこと。である場合が多く、それを起点にやりたいことを考えてみると「本当にやりたかったこと」にたどり着ける場合が多かったりします。

例えば私の場合、1番お金をかけてきたのが「本」です。読書が何よりの幸せ。本になら正直、いくらでも出せる!というのが本音です。そこで「本当にやりたいこと」を見つけるために、本にまつわる仕事をノートに書き連ねてゆきました。

・作家
・編集者
・書店員
・図書館員
・校正者
・古本屋
・デザイナー
・ライター

こう書き連ねた横に、自分にできそうかどうか?ということを考えて記入していきます。

・作家(書ける気がしない)
・編集者(学歴もコネも東京にも住んでいないので無理だな)
・書店員(実際は重労働だと聞いたことがある)
・図書館員(そもそも資格なし。資格があったとしても就職ってあるのか?)
・校正者(こちらも、確かスクールに通う必要があるのでは?)
・古本屋(いつかは日がな一日古本書店のカウンターに座って店番を夢見ている)
・デザイナー(センスは微塵もない)
・ライター(これなら、資格なしで文章がかけたらできるんじゃない?)

というわけで、私はライターを目指したわけです。しかし、それこそ、どうやってライターになれば良いのかが分からなかったので、そこは本当に試行錯誤しました。それは「文章を書くことを生業にし、いつか出版したい方へ」にまとめましたので、有料ですがよかったらお読み下さいね!


あなたが本屋さんに行った時、真っ先に行くのはどのコーナーですか?


知ってる人いるかなぁ?


これが2つ目の質問です。
本屋さんはまさに、本という名の形をとった生き方のサンプルの宝庫。大好きなコーナーにはずーっといられるけれど、行ったことがないコーナーには永遠に足を踏み入れないのも事実です(参考書のコーナーとか)。

例えば私の書店の周り方は

暮らし系雑誌コーナー→暮らし系書籍コーナー→児童書コーナー→一般書コーナー→ビジネス書コーナー→文庫本コーナー→スポーツコーナー(野球)

という感じです。考えてみたら、これ幼い頃からあまり変わっていなくて、大人になって改めて考えたときにびっくりしたくらいなんです。ビジネス書コーナーが増えたくらい。

小学生の頃、暮らしやインテリアの雑誌を眺めるのが好きで『私の部屋』や『美しい部屋』や『暮らしの手帖』を舐めるように立ち読みしていましたっけ。そして、児童書コーナーでも、物語の本と同時に読んでいたのが、子どもの料理本や小学館の『ミニレディー百科シリーズ』です。

そんなわけで、自分がとにかく「暮らし系」が好きだということがわかります。これがもしマンガコーナーしか行かないくらいマンガが好きなら、マンガ愛を語るライターになっていたかもしれませんし、スポーツコーナーを最初に回るなら、スポーツ系ライターになっていたのかもしれません。

私の場合は「1番お金をかけてきたこと」×「本屋さんで1番最初に行くコーナー」=暮らし系を発信するライター がやりたいことだった。ということになります。そしてライターとしての経験を積みながら、SNSでの発信を開始し、今に至る。という感じなのです。

さぁ、すぐにノートに書いてみて!


なるほど!と思った方、聞いて(いや、読んで)わかった気になっていてはもったいない!いますぐ、行動です。

まずはノートを開いて、あなたが1番お金をかけたことを書いてみてください。そこから、それにまつわる仕事を書き出して見てください。そして、実際に本屋さんに行って、ご自身の本能のまま歩き回ってください。

その掛け算が、きっと皆さんの「本当にやりたいこと」につながってゆくと思います。
考えているだけでは、何もはじまりません。行動だけが、人生を変えるのだと思います。

今日も、ゆるっと、私らしく、エシカルに。


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