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とりあえず「カメラを止めるな!」を観に行ってくれ(ネタバレなし)

「話題沸騰」という言葉が、こんなにしっくりくることがあるだろうか。SNSを中心に話題沸騰中の「カメラを止めるな!」をついに観てきた。

あまりにみんなおもしろいと言っているから、期待値がどうしても爆上がりしてしまって、観る前はすこし不安だった。観たら、なーんだこの程度か、とがっかりしてしまうんじゃないだろうか。まだ観てない人のなかにも、そう思っている人は多いんじゃないかな。
でも安心してほしい。絶対笑えるし、元気をもらえると思う。

おもしろかったポイントを書き並べたいところだけど、それはできない。絶対に一切ネタバレなしで観るべき映画だからだ。
でも、映画を観た人どうしで語り合うにはぴったりの映画だと思う。一刻もはやくだれかとこのおもしろさを共有するためにも、今すぐ映画館へ行ったほうがいい。いや、満席だとかなしいので、ネット予約はしたほうがいい。
ちなみに、たとえ観終わったあとに語り合う相手がいなくても、映画館へ行けば、劇場内の人たちと楽しい時間を共有する一体感を味わえてしまうような映画だ。

さて、わたしが「カメラを止めるな!」を観たのは、梅田のTOHOシネマズで、舞台挨拶つきの会だった。
この日「カメラを止めるな!」が上映されたのは、この劇場でも1番大きなスクリーン1。スクリーン自体もばかみたいにでかく、席数は733席。西日本でも最大級だ。
当初は5000人の動員目標だったというこの映画が、たった一回の上映で700人を超える人に観られている。すごいことだ。

舞台挨拶の終盤、上田監督は「まだほんの少し夢なんじゃないかと思ってる」と言っていた。それを聞いて、なんだかすこし泣けてしまった。
シンデレラストーリーを描いた映画はたくさんあるけれど、この映画は、映画そのものがシンデレラガールであり、今たくさんの人に観られてシンデレラストーリーが作られている途中なのだ。
努力が必ず報われるとは思わないけれど、予想もしなかったような素敵な報われかたをすることも確かにある。この映画のヒットは、それを目の当たりにすることができて、勇気をもらえる。

まあとにかく、難しいことは考えず、ネタバレにも触れず、一度観に行ってみてほしい。
そして、(わたしもえらそうに言えるほどたくさん映画を観ているわけではないけれど、)この映画をきっかけにたくさんの人が自主映画でも商業映画でも、もっと気軽に映画館で映画を観るようになるといいな、と思う。

#映画 #感想 #コンテンツ会議 #カメラを止めるな

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