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ガン・アクションがカッコ良いセクシー将軍「インクレディブル・ハルク」(内容ネタバレ有り)

2008年アメリカ制作。
基本的にMCUシリーズはほぼ映画館で見ているくらいアメコミ映画は好きなのだが、唯一今作と前作のエリック・バナ主演のハルクシリーズだけ見ていなかった。

ティムはブルース・バナー博士ことハルクの敵、
ブロンスキー将軍役。

ロス将軍から「スーパー・ソルジャー計画」の話を聞かされているとき、38歳(くらいだった筈)と答えるのだが、ちょっとその設定はサバ読むなぁ?て一瞬思ってごめんよティム(当時の実年齢は47歳ぐらいだし、見た目的にちょっと無理があるw)

ブロンスキは優秀な軍人だが、野心家で、ハルクを捕まえたい、ハルクに負けたくないという一心で自分にも血清を打って強化人間になったりする。(上半身裸で注射を打たれる所はむしろセクシーサービスシーンでした。ありがとうございます。)

それなりに強くなったブロンスキだが、ハルクの圧倒的な力には及ばず、瀕死寸前までやられてしまう。しかし強化人間なので、驚異的な回復力で復活。ハルクを助けたスターンズ博士を脅して、保管していたブルースの血液を自分に投与させ、醜悪な「アボミネーション」に姿を変えてしまう。

アクションのテンポが非常に良く、構図も中々面白かったのはさすがマーベル映画。ティムもガンアクションをカッコ良くこなしており、中盤の戦いでは走り回りながら懸命に頑張っていて思わず応援(?)しかしラストはバイオハザードのタイラントくずれみたいな、CGのグロいアボミネーションに変化するので、ティムの出番はそこまで。ただレンタルの特典映像を見るとアボミネーションの動きはティムが実際に動く姿をモデルに作られていて、制作スタッフがティムが貢献してくれたおかげだよ!と言ってて何だか嬉しい。ティムも楽しそう。

惜しいのはCGがちょっとショボいのと、ラストの終わり方が尻つぼみな感じで残念な所。ハルクはアボミネーションを鎖で絞め殺そうとするけど、恋人に涙ながらに止められて去って行ってしまう。え?アボミネーションどうすんの?ってなったよね?何かハルクは人の心をまだ持っている・・・的な感じにまとめてたけど、結局瀕死のアボミネーションの始末はどうなったのか語られないまま終了。何でやねーん!ロス将軍よ!せめて内々に処理(殺した?)したかどうかぐらい教えて!てかアボミネーションが街を壊滅させて、どうにもならないからハルクが向かったのに…軍であの後どうにか出来たのか?

ブロンスキ過激擁護派としてはあまりにも可哀想すぎる放置ラストなのだった・・・。

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