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「春の真ん中、泣いてる君と恋をした」発売🌸

 ついに!!
 佐々森りろデビュー作「春の真ん中、泣いてる君と恋をした」がアルファポリス文庫より2024.4.10に発売されました!

 昨年5月,ライト文芸大賞に応募した「春の真ん中」が青春賞を受賞して、執筆から受賞、書籍化まで約一年。思い返せばあっという間で、ドタバタと忙しかったのですが、書籍化作業はとてもとても楽しかったんです。そんな私の書籍化までの道のりをここに記しておきたいと思います。

1.死ぬまでに一冊本を出す。

 いきなり重いタイトルで申し訳ありませんが、執筆を再開した時の目標がこの「死ぬまでに一冊本を出す」でした。
 元々書くことが好きだった私は、物語を作ることが好きで学生の頃はノートに思うままのお話を書いては同級生の友達に見せて感想を聞いていました。
 進路に迷った私は、今の本職の道に進み、趣味で執筆やイラストを描くことを続けていこうと決めました。しかし、本職が忙しく、約十年は創作からは完全に離れることになります。
 そして、仕事も軌道に乗り少し余裕が出てきたころ、小説投稿サイトの存在を知ります。今は閉鎖してしまいましたがその頃に二作品の長編は完結させていました。残念ながらサイト閉鎖とともに小説も消えてしまいました。

(バックアップという言葉なんて知りませんでしたし。サイトに直書きだったので……だけど、記憶はのこっているもので、その時書いた作品をリメイクして書いたのがエブリスタで一番読まれて本棚もスターも多い、「Slowly but surely.〜ゆっくりと、でも確実に〜」として置いてあります)

 サイトの閉鎖とともに、執筆からまた離れて結婚出産を経て、子供にもそこまで手がかからなくなったので、再び小説投稿を頑張ってみようと心に決めます。
 それが2022年の春でした。エブリスタを中心に活動再開。たくさんの作家仲間様との出会いがありました。どなたも私にとってかけがえのない同志です。

 一年執筆を続けて、その中でたくさんの学びがありました。作品にコメントをくださる読者様もいてとても励まされてきました。「趣味でいいや」と思っていた気持ちが、いつしか「コンテストに応募して賞に入りたい」に変わりました。そして、私はアルファポリスのライト文芸大賞にチャレンジすることになります。

 つづく…………
 


 

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