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合唱曲に励まされる

ここ数日の気温差でメンタルぐずぐずです。
適応障害になるまではそこまで気にしたことなかったんですけど、気温差や気圧差で落ち込むと、改めてメンタルを壊してしまったんだなぁと嫌でも気付かされます。
ただ、自分の不調にいち早く気付いて自分を労われるようになったとも言えます。物は考えよう。落ち込んでる時は、どうしてもマイナス思考に偏っちゃうんですけどね。認知行動療法やる余裕もないくらい落ち込みます。

午前は図書館で作業して、午後はぼ〜っとしていました。
何気なくYouTubeを見ていたら、久しぶりに『手紙 ~拝啓 十五の君へ~』を見つけました。
懐かしいと思うと同時に、この曲の歌詞にビビッときたので書いてみました。


歌詞の主人公と同い年

実はこの曲がリリースされた時、奇遇なことに私は15歳になったばかりでした。
中学校の先生に「今のみんなにぴったりな曲がある」と教えてもらったのがこの曲と出会ったきっかけです。
曲中の主人公と同い年かつ高校受験で悩みまくっていた多感な時期ということで感情移入し、気付いたらCDを買ってもらっていました。
1番の歌詞は、15歳の自分から大人の自分へ向けた手紙、2番の歌詞は大人になった自分から15歳の自分への手紙となっています。

中学校最後の合唱コンクール

高校受験も無事に終わり、残す学校行事は合唱コンクールと卒業式のみ。
そんな合唱コンクールで、選択授業の音楽コース組でこの曲を歌うことになりました。
歌詞の主人公と同じ年齢で歌えるなんて滅多にない経験だよな〜と思いながら楽しんで歌ったのが懐かしいです。
超個人的な話ですが、人生で一番楽しかったのは高校受験が終わって合唱コンクールと卒業式を控えるまでの時期です。受験も期末テストも終わって、高校生活への楽しみに胸を膨らませつつ、あと少ししか残されていない中学校生活を惜しみなく楽しめていました。一日だけ過去に戻れるなら、間違いなくこの時期に戻りたい。

合唱曲は大人になるとじんわり沁みてくる

合唱曲の醍醐味はコレだと思っています。
歌っている当初は気付かなかった(気付けなかった?)歌詞の良さに、ある時ふと気付かされます。この曲も例外ではありません。

ああ 負けないで 泣かないで
消えてしまいそうな時は
自分の声を信じ歩けばいいの
いつの時代も悲しみを
避けては通れないけれど
笑顔を見せて
今を生きていこう
今を生きていこう

作詞・作曲 アンジェラ・アキ
『手紙 ~拝啓 十五の君へ~』より

今の自分にぴったりな歌詞です。
リワークにちゃんと通えるか、なるべく早く卒業して復職できるか、復職後に再発しないか、キャリアを早く積まないと育休が取れないかもしれない、そもそも妊活が上手くいくか…などなど。
まだどうなるかも分からない将来のことばかり考えて不安になってしまい、ここ最近ずっと落ち込んで泣いてばかりでした。
色んな人に意見やアドバイスを貰ってはいちいちぐらついて自分は何をすべきなのか、どうしたら良いのか路頭に迷っていました。
でも、この曲を聴いて、自分の声に従うのが大事なんだという当たり前のことに気付かされました。そして、不確実な将来に囚われるのではなく今を生きるのが大事ということにも。
この歌詞の通り、まさに15歳の自分からの手紙に励まされました。

今を生きること、自分の声に従うこと、この2つを忘れないようにしたいと思います。
(とりあえず第一歩としてリワークに通うことにしました。家族以外と生でコミュニケーション取るのが本当に久しぶりなのでドキドキです。)

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