言葉が存在する。それは、当事者にとって概念とか自分の存在とかを肯定された気持ちになる。言葉があるという事実が自分を知るキッカケになってくれるから。

パンセクって？

パンセクシャルの略。全性愛者。男性、女性、この2つの性に当てはまらない人々も含めて恋愛的、性的、身体的、精神的好意を抱く人のことを指す。まさに、全ての性を愛せる、全性愛者だ。簡単に言うと、相手のジェンダーやセクシャルに関わらずその人を好きになる。

バイセクシャルとは違うよ！

バイは、｢2つの｣という意味がある。つまり男性と女性という2つの性が恋愛対象だ。パンは、「全ての」という意味がある。パンセクは、恋愛対象に性の範囲はない。恋愛対象の範囲の広さが違うので、間違えないようにお気を付けてΣ＼(ﾟДﾟ;)ﾋﾞｼｯ

ちょこっと恋バナ

今まで好きになった人(付き合ったかは別ですが)は、様々なセクシャルの人たちです。男性、女性、中性、ノンセクなど。

違和感(o・ω・o)ﾝｯ?

私がパンセクという言葉を知る前のお話。中学生のとき、私に腐女子の友達ができました。その子は、私の知らない知識をたくさん話してくれて同性愛やLGBTについて詳しく知りました。新しいことを知った感覚にわくわくしましたが、多くの人が感じるという気持ち悪さは全くありませんでした。

中学生といえば、恋バナや噂で持ち切りのお年頃♡皆が言いますよね、そんなに話してもないのに「イケメン」「かっこいい」「一目惚れ」って。でもその感覚は私には理解できませんでした。陽キャで目立つ男子を好きになる女子にただただ思いました。「面食いなのかもしれないけど、中身は？外見からの情報だけじゃ好きになれない」

バイだと思っていた

異性を好きになったことはあったのですが、同性を好きだと自覚したときは驚きました。普通から逸脱したと少なからずショックを受けたからでしょうね。相手は小学生の頃からの友達です。余計信じられなかった。

まあ、一瞬で開き直ったんですけどね(´>∀<｀)ゝ

ああ！！バイセクシャルだったのか！！なるほど、だから同性愛の話を受け入れられたのか、とめちゃくちゃ納得してスッキリしました。何とショックから15分足らずで≧(´▽｀)≦ｱﾊﾊﾊ

違和感は続くΣ(ﾟдﾟ；)

やっと自分のセクシャルに気づいたのは、高校生。それまでずっと周りの人の考え方に共感できませんでした。「カッコイイ」とか「かわいい」とか言って、見た目や性別が変われば嫌いになるのかな？  一目惚れ？！中身知らないのに大丈夫かな？疑問ばかり、違和感だらけ。不快な気分が続く毎日でした。

私はパンセク

ある日、テレビで「パンセク」という言葉が発されました。知らない言葉に耳を傾けると、全性愛という意味だと説明が。衝撃が体を駆け抜けて、必死の思いでスマホで検索。

これだｱｱｱｱｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞ(｡Д°;三;°Д｡)

バイセクシャルだと思った時と比べ物にならない納得感！その言葉が驚くほど簡単にストンっと自分の心に落ちて、入ってきました。

同級生に共感できなかったのは、私が性別関係なく人を人として見て判断していたから。その人の見た目は確かに魅力の一つだけど、判断材料として性別が少なくとも入っている考えが分からなかったから。自分はおかしくない！周りがおかしい訳でもない！価値観やセクシャルが違うだけだった。

ショックはありませんでした。わだかまりが取れてスッキリ！爽快！という気持ちが大きかったです。

「私は私｣

私の話を読んでどう思うかは分かりませんが、私は私。自分のことが好きです。パンセクだと知って数年、このことはきっかけに過ぎず、これからどうなるかが楽しみで仕方ないです。

どう思いましたか？

最後まで読んでいただき、有難うございます。m(*_ _)m質問があればぜひコメント宜しくお願いします！次の記事でさらに詳しく書こうと思うので、皆さんの考えが知りたいです<(_ _)>