手に取ったきっかけ

バーリ・トゥードって何だろう？言語学と関係あるの？AIがあの「押すなよ、絶対に押すなよ」を理解できるかどうかだって？
そうして私はこの本を手に取ったわけですが、これはまさに、売る側の策略だったようです。

感想

エッセイです。面白いです。［AIと押すなよ］について語り尽くす、というわけではなく、ひとつのテーマとして、関連するエッセイが載っているという感じです。
ネタバレではないと思いますが、バーリ・トゥードは格闘技用語らしく、言語学とは関係がありませんでした。

AIに聞いてみた

「バーリ・トゥードの意味を教えてください」
「バーリ・トゥードとは、アフガニスタンの都市名で、パキスタンとの国境に位置しています。また、バーリ・トゥードは、アフガニスタンの伝統的な料理の一つで、米を炊いたものに、肉や野菜を加えたものです」
（私が知ったバーリ・トゥードとは違うぞ！）

バーリ・トゥードというは格闘技の一種らしいです。なので、AIの回答は完全に捏造です。こういった不具合がよく指摘されていますが、どうでもいいことだから特に学習していない、と解釈することもできます。

「押すなよ絶対に押すなよ、の意味を教えてください」
「“押すなよ絶対に押すなよ”というフレーズは、バラエティー番組・スーパージョッキーの人気企画・熱湯コマーシャルで熱湯風呂に入る時の定番ギャグである。このフレーズは“押せ”という意味で頻繁に用いられる言葉である。元々はダチョウ倶楽部の有名なギャグの一部であり、上島竜兵が言いながら背中を押して熱湯の中に突き落とすというものである。このフレーズは、あるキャラクターが“どんな状況下であっても、このボタンを押すなよ”と、忠告される場面でも使われる」
（な、なんて詳しいんだ）

“押すなよ、絶対に押すなよ”はどうでもいいことではないらしいです。AIも学んでいる、日本の最も重要な文化といえます。
【※ネットの検索結果をチャットで回答してくれるAIなので、学習した、という表現は正確ではない気がします】

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