たべごと舎/muraki risa

三重県津市在住。発酵食、保存食、野菜料理が中心の料理教室をしています。有機農業をしてい…

たべごと舎/muraki risa

三重県津市在住。発酵食、保存食、野菜料理が中心の料理教室をしています。有機農業をしている夫と4歳息子と暮らしています。 https://tabegotosha.amebaownd.com

最近の記事

たべごとまるごとお届け便vol.6について②

前回の投稿に引き続き、たべごと便vol.6についてです。 そう、今回は発酵調味料のつぶつぶ醤(ひしお)と煎り酒を使った野菜レシピが主なので、すぐに使えるつぶつぶ醤と煎り酒キットも入っています。 つぶつぶ醤は仕込んで完成までに少し時間をかけたいので、たべごと便をお届けしてから醤を仕込んでいると、お届け野菜の鮮度が落ちていくという事態に陥ります。 もちろん私なりの醤の完成品を知っていただくことで、発酵調味料特有の「完成がどこなのか分からない…」ということを解消できるという部

    • たべごとまるごとお届け便vol.6について

      おひさしぶりです。 またもや1年ぶりの更新となってしまいました。 そしてvol.6となるたべごと便、早速ご購入くださった方々ありがとうございました。 紙面上のレシピだけでは伝えきれない部分や、プラスアルファーなことを説明したいと思います。 ちなみにより分かりやすいように動画込みのレシピと野菜便にできたらとは思うのですが、これまでの経験上、レシピをつくって動画を撮って編集して、、としている間に旬の野菜の「今が旬」が終わってしまうんです。 夫農園で収穫が始まった野菜、おいし

      • recipe【新玉ねぎクッキー】

        さて、もはや1年ちょっとぶりのnote。 細かい話はさておき、さっそく新玉ねぎクッキーの作り方を紹介したいと思います。 〈材料〉天板1枚分 A 薄力粉          130g   A 全粒粉 40g A 甜菜糖 10g(およそ大さじ1) A アルミフリーベーキン

        • 菜の花を食べつくす

          有機農家の夫の農園では菜の花の収穫がはじまっています。 以前紹介した瞬間蒸しのレシピは、本当にあっという間にできるので、シンプルにさっと食べたい時にとても役立ちます。 その他、菜の花の醤油麹ナムルも、茹でて和えるだけなので考えて意気込むことなく取りかかれるのが嬉しいところです。 そしてこのナムルはたくさん作っておいて、ビビンバやキンパの具にしてもとても美味しいです。 その様子はまた別で紹介しますね。 では最近の菜の花畑の様子です。 左が菜の花、右がキャベツ、さらに右に

        たべごとまるごとお届け便vol.6について②

          レシピ|菜の花の瞬間塩こうじ蒸し

          さっそくですが瞬間蒸しという調理法をご存知でしょうか 瞬間蒸しはイタリアンのシェフが考案された調理法で、その名の通り瞬間で蒸します。野菜の旨味をギュッと閉じこめて、野菜の甘みを味わうことができます。 茹でるためのお湯を沸かさなくてもいいし、蒸し器も用意しなくてもいい。 必要なのは、しっかり蓋のできる鍋かフライパン。 鍋を煙が出るほどに高温で熱々に熱し空焚きして使うので、空焚き可能な鍋かフライパンがいいと思います。 どの家庭にもありそうな蓋がセットになっているステンレス

          レシピ|菜の花の瞬間塩こうじ蒸し

          レシピ|塩麹/醤油麹/甘酒

          今日は私が普段つかっている発酵調味料「塩麹/醤油麹/甘酒」のレシピを簡単にご紹介します noteで公開しているレシピや料理教室で使っている発酵調味料もこの分量で作ったものを使用しています 少し前にまとめたものですが、以前に紹介した「塩麹の作り方」の動画と合わせてご覧いただけるとつながると思います 動画はマグボトルを使った塩麹の作り方をご紹介しています よかったら参考にしてみてください

          レシピ|塩麹/醤油麹/甘酒

          レシピ|菜の花の醤油麹ナムル

          ここでは有機農業に取り組んでいる夫の農園、「忠太夫農園」の旬野菜を季節や収穫時期に合わせたオススメの食べ方も紹介していきたいと思います 料理教室ができない今、いつも来てくださってる方や来れなくなってしまった方に何か届けばなという思いと、どこかで忠太夫農園の野菜を手にしてくださった方の参考になれば嬉しいです ではさっそく、今日の食材は「菜の花」です 菜の花はほろ苦なイメージですが、忠太夫農園の菜の花は甘みがあり柔らかくてとても食べやすいと思います そしてナムルにすること

          レシピ|菜の花の醤油麹ナムル

          人参のお菓子を焼く「人参ロールケーキ」と「キャロットケーキ」

          今度は人参のお菓子です と、その前に、noteをはじめてからもっとnoteらしくというか 読みやすいように見出しとかつけたり、目次みたいなのつくったり もっと分かりやすい書き方や、料理のコラムみたいにちゃんとまとめて書きたいんですが いざ記事を書いてみると難しい まだまだ理想には届かないですが、意気込みすぎると書けなくなるので 気軽に記事にしながら良くしていきたいなと思っています もとい、 有機農家の夫がつくる今期の人参がまたおいしくて、たくさん料理して食べてます

          人参のお菓子を焼く「人参ロールケーキ」と「キャロットケーキ」

          ほうれん草のロールケーキを焼く

          とにかく緑がきれいに見えるパンやお菓子を焼くのが好きだ。 隙あらば青菜を混ぜ込んでしまう。 これは2020年のほうれん草の様子。 有機農家の夫の畑で収穫できるたくさんの野菜、楽しみ方は多様です。 そして自然の形、野菜の色って本当きれいだと思う。 この日もコーヒーのお供に最高のおやつができました。

          ほうれん草のロールケーキを焼く

          旨辛シリーズ続きます「醤ベースの豆乳坦々うどん」

          前回紹介しました天才調味料「醤」 この日は、ラーメンが食べたくなるとよく作る坦々麺を作りました。 いつもの肉味噌とスープをこの「醤」で そして辛の部分は、これも前回紹介しました自家製豆板醤。 発酵調味料はやはり万能。 スープも飲み干せるおいしさでした。

          旨辛シリーズ続きます「醤ベースの豆乳坦々うどん」

          麦踏み日和

          暖かかったので息子を連れて夫のいる畑へ麦踏みにいってきました 少しでいいから小麦も植えてほしいという念願かなって今期は小麦も植えてくれてます 三重県産の小麦といえば、「薄力粉のあやひかり」と、「強力粉のニシノカオリ」が有名ですが、 小麦作ってもらうならスペルト小麦がいいなとずっと思ってたので品種はスペルト小麦です。やったー 小麦は麦踏みすることでより多くの実がつくとかで、12月あたりから何度か麦踏みするのがいいそう これもまた子どもが楽しそうな作業ではありますが

          収穫した白菜でキムチを作る

          今日はキムチ作りです。 noteではもう少し畑での野菜の様子を感じ取れるような写真ものせたいと思っているのですが、 なにせ私は夫の畑から家まで野菜が運ばれてくるのを待つのみで、ほぼ畑に出向かないのでフレッシュな写真が撮れない。 いや、畑まで車で5分もかからないので行けばいいだけの話なんですが、この寒空の中、てけてけ歩きの1歳息子を着替えさせ、防寒対策をし、車に乗せ、おろして、乗せて、帰ってきて土落として着替えさせて。 と思うと、そりゃ腰も重くなります。 と、まあこれ

          収穫した白菜でキムチを作る

          七味づくりへの道

          今回は七味づくりです。 夏に収穫した唐辛子を乾燥させたものと、みかん好きの実家の父が送ってくれた無農薬のみかんの皮を乾燥させておいたもの。 これをミルミキサーにかけて粉末にし、ゴマか麻の実あたりと、生姜や山椒を加えて香りのいい七味にしていきます。 いや、そうしたいところですが、ひとまずのこの唐辛子と陳皮の2種で満足して使いきってしまいそうです。 粕汁やおでんに一振りしたり、親戚が送ってくれた立派な蓮根で作った蓮根唐揚げに添えてみたりとこの冬大活躍。 これもまた毎年の

          七味づくりへの道

          種まきから始める豆板醤作り

          最初に伝えておきますが、種まきから収穫までは農家の夫がしてくれます。 収穫から加工、料理にするのが私の仕事です。 畑で収穫したそら豆で豆板醤作りを始めて3年目、自分で仕込む豆板醤はとても香りが良くまろやかで幸せな気持ちになります。 今年も簡易な作り方で、蒸したそら豆 / 韓国唐辛子 / 米麹 / 塩 / 毎年仕込んでいる味噌を少し加え混ぜ、半年ほど寝かせます。 できあがりは味噌に近い豆板醤。日本風の唐辛子味噌というイメージで、独特の本場の豆板醤よりまろやかな仕上がりに

          種まきから始める豆板醤作り

          お正月に仕込んだ醤(ひしお)ができました

          今は空前の発酵食ブーム、塩麹や醤油麹も味噌と同じようにだいぶ身近になっているのではないでしょうか。 年末年始、冷蔵庫の整頓がてら自分で仕込んでつかっている発酵調味料の一部を並べてみました。 左上から時計回りに、 赤玉ねぎ麹、玉ねぎ麹、豆板醤、塩麹、醤油麹、粒マスタード、手前味噌、麹焼肉ダレ。 赤玉ねぎ、玉ねぎ、豆板醤に使うそら豆は、有機農家の夫が育てている野菜を使い仕込んでいるので愛着もひとしおです。 初夏にとれたそら豆。 我が家の豆板醤はここから作るのですが、書

          お正月に仕込んだ醤(ひしお)ができました

          はじめまして

          気になっていたnote、はじめてみます。