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女性の不調とメディカルハーブ

2024年ホリスティックスクールを開校記念!ということでミニセミナーを開催したのですが、配信がうまくいかず・・

アーカイブ配信となってしまいました。。お申し込みいただいた方、申し訳ありません。。。こちらの動画でお楽しみくださいませ。

目次

  • ハーブってなに?

  • ハーブの種類とカテゴリー

  • 飲むだけではない!活用例

  • 女性ホルモンとは?

  • 女性のバイオリズムを知る

  • フィトエストロゲンについて

  • 女性のためのメディカルハーブ

ハーブってなに?

人に役立つ植物の総称。西洋・東洋の様々なルーツでもあります。ジャパニーズ漢方もハーブのひとつですよね。冬はしょうが、シナモンなど色々なスパイスも使用してきました。

ハーブは自然の薬ばこ


女性ホルモンは2つある

女性ホルモンには 、エストロゲンとプロゲステロンがあり、それぞれの役割があります。この2つのバイオリズムを知っておくことが大事。排卵、生理周期に関連する月毎のバイオリズムと人生におけるバイオリズムがあります。更年期では、このエストロゲンが急激に低下することによりさまざまな不調が起きると言われています。
(更年期のホルモン補充療法についてはこちらをご参考に)

エストロゲンが低下するとトラブルが起こることも

ご自身の体調の変化が、エストロゲンの影響なのかプロゲステロンの影響なのかよく観察していただくと良いと思います。

フィトエストロゲンを味方に

エストロゲンの低下にはイソフラボンを!と耳にしたことがあるのではないでしょうか?これは植物にはフィトエストロゲンといって、植物由来の化学物質で、その構造や機能が人間のエストロゲン(女性ホルモン)に似ていることから名付けられました。女性ホルモンに似た作用を発揮する、その代表が大豆イソフラボンなのです。イソフラボンについてはこちらを⇩

ちなみに・・抗炎症や体でさまざまな作用を示す、ステロイドも似た構造を持つものがあり、コレステロールやアダプトゲンハーブもその1つと言われたりもします(まだ研究中)。伝統的なアーユルヴェーダ医学で使用されるアシュワガンダ(Withania somnifera)もアダプトゲンハーブとして有名です。

大豆イソフラボン以外にも、ハーブがあります。代表がクラリセージ。こちらは主に精油として使われています。クラリセージのスクラレオールという成分には、エストロゲンに似た働きをするエストロゲン様作用があります。この成分は、女性ホルモンのバランスを整える働きがあります。ホルモンバランスの周期によって匂いの感じ方に変化の出る方が多く、必要であれば心地よく感じ、必要でなければうっとうしく感じる不思議な精油です。自分の状態を知るためのツールとして、日常に取り入れていただくのもおすすめです。

クラリセージ

ホルモンバランスの乱れを調整します。月経痛にトリートメントや温湿布、芳香浴に用いられます。
クラリセージ精油
シソ科
使用部位:花・葉
クラリセージはマスカットのような甘い香りです。
女性ホルモンの分泌を調整する働きがあることから、更年期の主症状に、オイルトリートメントでよく用いられています。
・精油成分に含まれるリナロールは痛みと気持ちを沈める働きに加え、筋肉弛緩作用もあり、緊張からくる肩こりや全身のコリをほぐしてくれます。

動画は13:00〜あたりから

クラリセージの他にも6種類のハーブについて紹介しましたので、続きは是非動画をご視聴くださいね。

ミニセミナーの資料をご希望の方へ

公式LINEより「資料希望」とメッセージをいただくとPDFを配布いたします。次回のミニセミナーのご案内も受け取れますので、是非ご登録くださいね🎵

https://lin.ee/4ZV3YzW

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【受付中!】ケアのためのメディカルハーブ講座 -からだ-

2024年1月からメディカルハーブ講座をスタートします。こちらは、薬剤師・看護師など医療関係の方向けに開催することにしました。
日頃から、体のお悩みを聞く方のアドバイスの1つとしてハーブを取り入れていただきたいと思うからです。

ハーブの資格はさまざまで、書籍もたくさんあります。私が学んだハーバルセラピストは合計36時間受講する必要がありますが、内容の半分ほどは大学で学んできている人体の話や栄養学の話だったりします。そこで、すでに医療的知識のある方に向けて、最短ルートでハーブ知識を身につけていただきたいと思い、全3回で15種類のハーブを学び、カウンセリングできるようになるための講座としました。今回は、メディカルハーブ検定のテキストを使用するため、受講後は試験を受けて資格を取得することも可能です。

体の不調(便秘・不眠・PMS・・など)を聞き取り、カウンセリングを行って、その方にあったハーブを選ぶことができるようになるのがこの講座の目標です。

もちろん、ご自身やご家族のケアにも使えます。風邪かな?っと思った時、すぐに「PL顆粒」じゃなくて、うーん「葛根湯」かなぁ、少し立ち止まって、「エキナセア」のハーブティーを飲もうかな〜と選択肢が広がると思います(イメージの話)。受講しやすいようにオンライン、ハーブや実習のテキスト全てまるっと一式郵送します。

セルフケアに携わっていきたい医療者の皆様、お待ちしています。

【講座概要】

第1回: メディカルハーブの世界

  • 主な内容: ハーブの基本と特徴について深く学びます。ウスベニアオイ、エキナセア、エルダーフラワー、ジャーマンカモミール、セントジョーンズワートの詳細な解説を行います。

  • 日程:

    • 1月24日(水)10:00〜12:00

    • 1月27日(土)10:00〜12:00

第2回: メディカルハーブの効果と仕組み

  • 主な内容: メディカルハーブの効果とその作用機序に焦点を当てます。ラズベリーリーフ、リンデン、ローズヒップ、ダンディライオンに関する詳しい解説を提供します。

  • 日程:

    • 2月7日(水)10:00〜12:00

    • 2月10日(土)10:00〜12:00

第3回: ハーブによる癒しのレシピ

  • 主な内容: ハーブを用いた癒しのレシピ作りと、カウンセリングの技術について学びます。ネトル、ハイビスカス、パッションフラワー、ペパーミント、マテ、マルベリーについて詳しく解説します。

  • 日程:

    • 2月28日(水)10:00〜12:00

    • 3月2日(土)10:00〜12:00

【詳細はこちら】

【お申込み】

【講師】福島梨沙
薬剤師/ハーバルセラピストメディカルハーブコーディネーター
アーユルヴェーダアドバイザー
マナカードセラピスト&ティーチャー
ハーブブレンダー

「あたま・こころ・からだを健やかにし、魂を輝かせる」をモットーに活動。薬剤師の傍ら、ハーブティーの開発や個別カウンセリングを通じて、健康的な生活をサポートしている。アートやイメージからインスピレーションを得て、ハーブティーのブレンドを作ることが得意。ハーブティーが苦手な人でも受け入れやすいブレンドは、市販のハーブティーとは一線を画し、定評がある。

”季節のうつろいを五感で味わう”

ハーブブレンダー・福島梨沙さんが手がける新刊「こころもからだも喜ぶ 季節とハーブティー 季節のうつろいを五感で味わう 二十四節気のハーブティーレシピ Kindle版」がリリース。

本書では、古来日本の季節感を大切にする二十四節気を基盤とし、季節の移り変わりに沿ったハーブティーレシピを24種類掲載しています。

福島梨沙さんが表現する独自のハーブティーレシピは、季節感を感じるためのアドバイスや、心身の健康に関する情報も含まれており、読者にとって心身共に喜ぶ一冊となっています。

この本は、ハーブティー愛好家はもちろん、季節感を楽しみたい方や自然療法で健康的な生活を送りたい方にもおすすめです。





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