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酔えるコーヒーについて

3年前、りょうり研究家のタケダ文兎さんが、関東圏のとあるコーヒー豆専門店に連れて行ってくれた。そこで生まれて初めてコーヒーで酔う体験をした。お酒と違い、頭がさえた状態でカラダがふわふわし、ホテルに帰って寝るまで天国のようだった。気持ちよくてチドリ足。一生このままで過ごしたいと思うほど気持ち良かった。

コーヒーハンター川島さんの銀座SIXのミカフェートで1杯3000円のコーヒーを頂いた時も、ワーオと言う感じでそこそこ酔った。人ごみの中央通りを仙人気分でフワフワ歩いた。

仙台市泉にあるカフェ・バルミュゼットの川口さんのコーヒーもカラダが爽快になるのでお気に入りだ。https://bal-musette.com/ コロナで閉められていましたが、お元気で再開されると聞きよろこんでいます。!(^^)!  

ほんとうに良いコーヒーはカラダもココロも清々しくしてくれる。その真逆がカビドク。安い豆ほどミジュク豆やカビた豆が混入している。カビドクはとても有害で、僕のカラダはそれらしきコーヒーを飲むと、とたんに胃がムカムカしはじめ、素晴らしい一日になるはずが、低空飛行の日に変わる。

コーヒーを飲んで「なんて日だ!(By 小峠)」と何度言ったことか!?

どんな豆を使うかは企業とロースターの良心にかかっている。そんなこんなでさらに清々しいコーヒーが出来ないかと思って開発を始めた。白状すると、半分は毎日酔えるコーヒーが飲みたかったんだ。(あんたも好きねー♪)

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↑ ↑ (本社焙煎実験機)

コーヒー実験は失敗の連続。たまにすごく酔えて美味しいものができるが、再現できない。研究者の素養ゼロの私が実験しても、空回りが大きいと痛感した。へっぽこ大将役立たずだ。

そこで、「白神こだま酵母」開発者の高橋慶太郎先生に、優秀な女性研究者をさがして頂き、先生のラボで慶熟食品の共同開発をスタートさせた。今も毎日研究をつづけているが、今のところ、雑味を除いた真ん中の味がスッキリ楽しめるコーヒーができ上がった。

昨春、あきた県横手市のWANTS&FREEのショップ内を改装しCAFEを作った。多くの方に体感してもらうため、セルフカフェシステムにして、慶熟コーヒーを一杯250円にしてみた。すると、思わぬことに、高校生の男女が来店するようになった。若いころから良いコーヒーに触れてもらえるのはとてもうれしい。

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今日も朝からコーヒーにMCTオイルをかけてルブスのオーガニックフルーツバーを食べた。https://note.com/rish_japan/n/n6d006e5a9730

ほろ酔い気分で幸せだ。

みんな、大好きだよー!(今日も壊れてます)




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