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主の都市の幻 - 前半 -

P.153〜159 第11章 都市『天国からのメッセージ(原題THE CALL)』著リック・ジョイナー、2000年7月1日発行、マルコーシュ・パブリケーション、より抜粋(2023年5月13日現在出版社在庫切れ)

第11章 都市 - 前半(P.153-159)

美しい調和

それから、わたしは都市を見渡している別の山の上に立っていた。この都市の栄光は、それまで見たり想像したりしてきたどんなものにも優っていた。あらゆる建造物や家屋が 独特な形をして美しかったが、その一つひとつは互いに、また周囲の畑や山、河川などと、全体にわたって見事なまでに調和していた。それは、まるでその都市が人の手によって作られたのではなく、植物のように育ったかのようだった。
もし堕落しないで、最初のアダムとエバにあった義と純粋さを持ち続けてきた人種がいるとしたら、そのような人種が造った都市を見ているような思いがした。一つのきわだった特徴があった。一つひとつの建造物や住居に大量のガラスが用いられていたのだ。このガラスには、一点のくもりもなく、窓やドアの向き具合から、私は自分がそれぞれの家から歓迎されているだけではなく、招待されているようにも思えてならなかった。また、そこには隠す物はなく、盗難の恐れもないようであった。
それから、その都市の人々を見た。よく知っている人のようにも見えたが、実際は、彼らのような人に会ったことはなかった。ちょうど、私の想像する堕落前のアダムを彷彿とさせるものが、彼らにはあった。一人ひとりの目の輝きから、ほとんどすべてにわたる理解力と、私が今まで知りえた最高の知性の持ち主をもはるかに上回る知性の深みとが感じられた。ここには、混乱や疑い、あるいは疑いからくる混乱等などがまったく入る余地のない秩序と平和が存在しており、その結果が人々のこの目の輝きであった。野心というものは、まったく見られなかった。一人ひとりが、自分のアイデンティティーにも、自分のやっていることにも、確信をもっており、大きな喜びを感じているからである。ここにいるすべての人は自由で、完全に開放的でもあった。ここでは、貧困や病気等などは、理解することすらできなかっただろう。
私はこの都市の通りを見た。中心部には、すべて同一方向に伸びる主要な大通りが数多くあり、これらの大通りには、小さな道が数多く接続していた。最大の大通りの一つを見ていると、聖さに関する知識が与えられた。別の大通りを見ると、今度は裁きについて理解できるようになった。それぞれの大通りを見ていると、それぞれ異なった真理が理解できるのだった。すなわち、それぞれの大通りが、その真理にいたる道だったのである。それぞれの大通りを歩いたり、そこに住んでいる人々は、その大通りが表す真理を反映しているかのようだった。

多くの通り

次に注目したのは、大通りに接続している数多くの通りだった。これらの通りの一つひとつを見ていると、御霊の実である愛、喜び、平安、忍耐といった感情が来るのが感じられた。大通りを見ると、理解として来たが、今度は、感情として来たのだった。
これらの通りの中には、あらゆる大通りと接続しているものがあった。一方、大通りの中には、一、二の通りにしか接続していないものがあった。たとえば、「聖さ」と言う大通りに至るには、「愛」という通りを歩いて行くよりほかなかった。「裁き」の大通りには、「愛」か「喜び」という通りを歩くしかなかったし、「恵み」という大通りには、すべての通りがつながっていた。さらに、「真理」という大通りにいたるには、「御霊の実」という名がついた通りを歩かなければならなかったのである。
人々は、大通りや通りを歩いていたが、道端に座っている人もいた。通りや大通り沿いの家の中にいる人もいれば、今そこに家を建てている人もいた。家に住んでいる人々は、歩いたり座ったりしている人々に、絶えず食べ物や、飲み物を提供していた。
その都市には、レストランやホテル、病院などがなかった。こうしたものは、まったく必要でなかった。すべての家が、もてなしやいやしのセンターとなっていたからである。
ほとんどすべての家が、旅人のために開かれていた。旅人に開かれていない家は、研究や長期を要するいやしといった特別な目的のために用いられていたのだった。なぜここでいやしの必要があるのか、不思議だったが、後でその理由が示されるのだろう。とはいえ、もてなしや援助、いやしといったこの大切なミニストリーのための、これ以上の場所というのは想像できなかった。「裁き」という大通りに立っていた家さえも、ほとんどの活動の場になっているようだった。そのため、「裁き」という大通りにも、心が引かれたほどである。すべての通りは、安全だったが、それだけではなかった。今まで見てきた他のどんな道や大通りよりも、テーマパークの道などよりも、望ましく魅力的に思えたのである。この都市は、哲学者が思い描くことができるどんなユートピアよりも、はるかに栄光に満ちた所だった。
次に、「裁き」という大通りに、私の注意は戻っていった。大通りの中でもっとも人の往来が少ないように見えたのだが、今では、往来もずっと活発になりつつあった。それは、他の通りや大通りがすべてこの大通りに向かって流れていたためであった。しかし、「裁き」という大通りが活動の中心になりつつあったとはいえ、人々がそこに入っていくには、まだためらいが見受けられた。
その大通りの行き先を見ていると、ずっと勾配が続いていて、その行き着く先には、かすかではあるが、完全な栄光に包まれた高い山がそびえていた。もし、人々がこの道の行き着く先を見ることができたなら、はるかに多くの人の流れがあったことだろう。それから、私は、この道に引き寄せられた。「裁きの大広間」の時と同じ感じを、ここからも受けたからであった。これは、主を「正しい裁き主」として知るための道だったのだ。

平和のきずな

この都市は天国だったのだろうか、それとも、新しいエルサレムだったのだろうか。私には不思議だった。ここにいる人々は、私が地上で見たどんな人にもはるかに優る資質を有していながら、「裁きの広場」にいた最も地位の低い人の栄光や資質を身につけていないのに気がついた。こんなことをあれこれ考えていると、再び知恵が私の隣に立っているのを感じたのだった。

「ここにいるのは、あなたがわたしの軍隊で見たのと同じ人々なのです。都市と軍隊は同じものです。来たるべきリーダーたちは、わたしの軍隊とわたしの都市の両方のビジョンをもっています。わたしは、両者を建て上げています。そして、わたしが今整えているリーダーたちを用いて、何世代も前にわたしが始めたことを完成させます。わたしの将官は、わたしの都市造りの責任者となり、わたしの都市造りの責任者は、将官にもなるのです。この両者は同じです。
いつか、軍隊は必要でなくなりますが、都市の方は永遠に残ります。現在の戦闘のためには、軍隊を整えていかなければなりませんが、将来のためには、建てるべきものをすべて建てていかなければなりません。
この地には、将来があります。わたしの裁きの後で、それは輝かしい将来となりますます。わたしの民の心に、その将来があるように、彼らにその将来を示します。ソロモンも書いているとおり、『神のなさることは、みな永遠に変わらない』で残るのです。わたしの民はわたしのようになって、永続するものを建てていきます。彼らは、現在の平和の内に、将来のビジョンをもって、やることをすべてやっていきます。わたしが建てている都市は、人の心の中にある真理の上に建てられており、永遠に残ります。わたしの真理は廃れることがなく、真理の内を歩く者たちは、朽ちることのない実を残すのです。
わたしは、都市を建てるために、『知恵』として、地上のわたしの民の中にやって来ます。わたしの都市に満ちているのは、真理の知識ですが、その都市を建てるのは、知恵です。この世は、ソロモンが建てた都市を見て驚いたのでした。しかし、わたしの都市を見るときのこの世の驚きは、ソロモンの時のよりもはるかに大きなものとなります。その都市造りをする者には、わたしの知恵が与えられているからです。
人は、知識の木から最初に食べた時以来、自分の知恵をあがめてきました。ところが、この世の知恵は、わたしがその都市をとおして示すわたしの知恵の前では、完全に色を失います。そのとき、他の知恵をあがめていた者たちは、すっかり恥じ入ることになります。ソロモンのしたすべてのことは、わたしが建てようとしているものの予型なのです。
わたしが建てている都市について、あなたが今まで見てきたことはすべて、ほんのうわべをかいま見た程度にすぎません。あなたは折にふれて、さらに見ていくことになります。今の時点では、一つどうしても見ておかなければならないものがあります。この都市について、あなたが一番印象に残ったものは何ですか?」

「私にとって一番きわだって見えたのは、調和です。この都市のあらゆるものが、完全にとけあっていて、都市全体が周囲の環境とも完全にとけあっているのです」と私は答えた。
「平和の完全なきずなとなるもの、それは愛です」
主は続けて言われた。
「わたしの都市には一致が見られます。わたしが創造したすべてのものには、調和がありました。わたしにあって、万物は完全に調和しているのです。この地上でわたしがしていることは、すべて回復のわざです。被造物すべての間において、また、父なる神と神が創造されたものとの間において、本来存在していた調和を回復しているのです。人類がわたしと調和して生きるなら、全地も父なる神と調和することができ、もはや、地震や洪水、嵐といったものは存在しなくなります。わたしは、平和をこの地にもたらすために来たのです」

(後半へ続く)

P.153〜159 第11章 都市『天国からのメッセージ(原題THE CALL)』著リック・ジョイナー、2000年7月1日発行マルコーシュ・パブリケーション、より抜粋(2023年5月13日現在出版社在庫切れ)

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どう思われますか?

私達は全員罪を犯しており、神の裁きにふさわしい者達です。そのままでは、私たちは私たち自身の罪のゆえに全員滅びるしかない存在です。しかし、父なる神様はあなたの裁きを満たすためにキリストを送られました。全能なる唯一まことの創造神であり永遠の神の息子であるイエスは、あなたと同じ人間となられ、この地上に来て罪のない人生を送られたのですが、あなたが受けるはずだった罪の罰の身代わりとして死んで下さったほどにあなたを愛しておられます。イエスは葬られ、聖書に書かれている通りに3日目に死人の中から甦られました。もし、あなたがこのことを本当に信じ、心から信頼するなら、ただイエスのみをあなたの救い主として受け取り、「イエスは私の主です」と信じて宣言して下さい。そうすれば、アブラハムの神・イサクの神・ヤコブの神があなたの神となって下さり、あなたは裁きから救われ、天国でその父なる神様と共に幸せな永遠を過ごせるようになります。そしてあなたの家族にも罪からの救いの道が開かれるチャンスが与えられます。

あなたはどう応答されますか?

もしあなたがクリスチャンではなく、今クリスチャンになりたいのであれば、ただこう言って下さい。「主イエス様、私の罪を赦して下さり感謝します。今日、私はあなたに従うことを決めました。私をあなたの家族の中に受け入れて下さい。イエス様のお名前によって祈ります。アーメン。」

WHAT DO YOU THINK?

We have all sinned and deserve God's judgment. As it is, we are all doomed to perish because of our own sin. But God, the Father, sent His only Son to satisfy that judgment for you and those who believe in Him. Jesus, the Omnipotent Creator and eternal Son of God, who came onto this earth, lived a sinless life as a human being same of you, loves you so much that He died for your sins, taking the punishment that you deserve, was buried, and rose from the dead on the third day according to the Bible. If you truly believe and trust this in your heart, receiving Jesus alone as your Savior, declaring, "Jesus is my Lord" then the God of Abraham, the God of Isaac, the God of Jacob shall be the God of you, and you shall be saved from judgment and spend happily eternity with God, the Father in heaven. And also opportunity of the door opening of the salvation from Sins will be given to your family.

What is your response?

If you are not a Christian, and would like to become a Christian. Simply say - "LORD Jesus, thank you for forgiving me of my SINs, today I am deciding to follow you. Accept me into your family, in Jesus name I pray. Amen "


詳しくは以下のリンク先を参照して下さい。
👉【福音】新しく生まれ変わる!(新生の祝福)
https://note.mu/risingdestiny/n/nb11945f61b7a

「天のお父さんからのラブレター」Father’s Love Letter - JAPANESE(7:06)https://youtu.be/nWYmI_6tK28

永遠のいのちを受け取る(4:56)
https://youtu.be/m13Yae40ot8

【預言の学び】預言とは&個人預言を受ける際の注意点(改訂版)
イエス様もなさった個人預言 の聖書の実例の解説、現在の個人預言の映像リンク集付き
https://note.mu/risingdestiny/n/n916fab966ed5

なぜ、ライジング・デスティニー(シャイニング・デスティニー)を始めたのか(20世紀〜21世紀の日本宣教史年表付)
The Reason We started Rising Destiny (Shining Destiny): The History of Japanese Mission from the 20th Century to the 21st C
https://note.mu/risingdestiny/n/nc415e4303df2

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あなたを永遠に愛しておられ、あなたを唯一無二の存在として創造された、父なる神、子なる神イエス・キリスト、聖霊なる神は、まことにして永遠なる唯一無二のただおひとりの神(創造主)である。父、御子、御霊は、それぞれお互いに永遠に愛しあっておられ、同時にただ一つの唯一まことの神である。
全能神教会(全能神)The Church of Almighty God:中国のカルト・異端。キリストが女キリストとして中国人女性として再臨したと説く。全能神の教祖・趙維山(ジャオ・ウェイシャン 1951年~)は自らを「大祭司」と唱え、大学受験に失敗し精神的に病んでしまった女性・楊向彬を「女キリスト」に祭り上げた。彼女は趙維山の愛人となり、後に妻となる。暴力、洗脳、ハニートラップ、スパイ活動など違法かつ強制的な布教活動を行なう。入会を断る、脱会を希望すると、「護法隊」と呼ばれる実働部隊が出動し、耳を削ぎ落とすなどの残忍行為を行なう。実際に死に至ったケースもあるという。2014年、中国山東省のマクドナルドで全能神信者が布教活動をし、勧誘拒否した女性を店内でモップの柄で撲殺する事件も起こっている。(2014年山東招遠カルト殺人事件)趙維山夫妻は、中国政府から弾圧を受け2000年頃に米国に逃亡している。
https://ja.wikipedia.org/wiki/2014年山東招遠カルト殺人事件
フェイスブックグループ「キリストの羊」、フェイスブックページ及びブログ/HP「聖書の部屋」は一見するとそれと分からないが、「全能神」のサイトなので要注意。全能神信者がよくSNSでシェアしている。全能神信者は、人種(例.中国人が日本人に成り済ます)や性別を偽ってSNSアカウントを大量に作って勧誘活動を行なっている。noteの「高橋 智也」氏(momo125)、「ひで ひろ」氏(biblestudies)は全能神なので注意。
👉異端カルト110番
https://cult110.info/category/zennoushin-kyoukai-chinese-cult/

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