Risk Anyalyst

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膵臓病リスク その2

膵嚢胞(すいのうほう) 基本的には膵臓癌の前駆症状の一つであるため膵臓癌のリスクと類似している。他の部位の膵臓癌、多臓器癌、膵炎、糖尿病とも合併することがわかっている。膵臓癌と膵嚢胞と膵炎は同様の腸内細菌叢であるのに対し、糖尿病は別の腸内細菌叢なので、もともとは異なる機序と考えられるが、相互になりやすくしてしまう。例えば膵嚢胞や膵臓癌に罹患することで血糖値が急上昇することがある。結節の有無によっても予後が変わる。  結節は上記の膵臓癌リスクでも掲載したとおり、甲状腺機能障害の

    • 男女の体格差と徒歩量と寿命の関係

       女性が男性より寿命が長い理由の一つは、生涯において女性は体格に対する徒歩の量が男性より多いからである。  仮に同じ通勤・通学距離とした場合、運動負荷の男女比はちょうど  80:87.5となる。  175/160=1.09375  1.09375*80=87.5  これは、男性が80歳まで生きるなら女性は87.5歳まで生きるということと比例する。   男性175cm、平均寿命80.0歳の場合、  女性160cm、平均寿命87.5歳となる。   例えば、中学校から1km

      • 野菜の膵臓病リスク 交絡因子バイアスの考察

        ※このページは、膵臓病リスク その1の続きです。  日米の野菜による膵臓癌の交絡バイアスの大きな要因の一つは筋力である。 つまり、蓄積エネルギーや消費エネルギーと関与がある。  野菜の調理法や一緒に摂取する食品や摂取時間帯により糖尿発生確率が変わることがわかっている。  例えば、白菜の漬物を食べる人は糖尿リスクはマイナスだが、白菜料理を食べる人は糖尿リスクがプラスになっている。  日本では、野菜炒め、タンメン、中華あんかけ、鍋ものなど、夕食・晩飯で、糖質の多い(50~1

        • 遺伝子凍結の重要性 メモ

          遺伝子凍結の重要性まえがき  備忘録です。  どこぞの自称コンサルなどの情報商材みたいに、ふわっとした儲け話や啓発を書いて影響力を誇示したいとか、世間の偏見に便乗して風評を流布しようとか、収益化したいとかは考えていません。  生きるための大切かもしれないことをメモしておこうと思っただけです。  今回は遺伝子凍結の優先度について書こうと思います。 若い女性が家賃や自動車や仕事より卵子凍結を優先すべき理由  自動車購入費用は生涯変化が無くても、出産費用は加齢で莫大になるだ

        膵臓病リスク その2

          膵臓病リスク その1

          膵臓癌(すいぞうがん) 膵臓癌に罹患したとされるスティーブ・ジョブズ氏や、お笑い芸人の小藪氏のお母様はベジタリアンだったと認識しております。  よく肉類と癌に関連があるかのような記事が10年以上前には当たり前のように掲載されておりましたが、当時、植物ばかり食べている人がなぜ?と思い意外にも植物が膵臓癌と関連があるのでは?と考えだして、早数年が経過しました。このページはこれまでのリスク備忘録とさせていただきます。  尚、膵臓癌になりづらい食品や習慣は別のページを設けて記載する

          膵臓病リスク その1