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中二とART-SCHOOL

私がART-SCHOOLに出会ったのは2年前、
中2の頃である…。

その夏、テレビで夏うた特集をやっていた。
ランクインしたのはフジファブリックの
「若者のすべて」。

この曲は私が小学生の頃から、この手のランキングで紹介され、そのたび聴いていて、
あの淡いMVとともにとても印象的であった。
初代ボーカルが亡くなっている、という話だけ
知っていた私は家族にその話をした。

その後、急激に志村さんのことがもっと知りたくなり、Spotifyでたくさん曲を聴いたり、Twitterで検索をかけたりしたのだ。

フジファブリックにドハマりした私はいつものようにTwitterで検索をしていると、
志村さんに顔が似ているバンドマンとして、

“ART-SCHOOL 木下理樹”の名前が挙がっていた。

ほほう。顔は似ていないけど
同じく憂いを帯びた綺麗な顔だな…
と思った。

今まで聴いてきた曲は、名前をちょっと聞いたことがある方ばかりだったので、ART-SCHOOLと
いう聞き慣れないバンド名に妙に興味が惹かれ、
Spotifyで聴いてみた。

最初に流れてきた曲は、
「スカートの色は青」。
ジャーッ ジャーン ジャーッ ジャーン
穏やかなイントロに耳を傾けていると、
初めての歌声に聴き惚れる。

これは初めての歌声。やさしい。
中性的で、うん、あの顔はこの声が似合う。

バックグラウンド再生で、
片手間で聴いていたものだからそこまで
あーすごいとはならなかったので、
次の曲へ。

トゥルラン トゥルラン トゥルラン…
擬音がアレだが私にはこう聴こえた、
その曲は「ロリータ キルズ ミー」。

 ロリータキルズミー…???!!

イントロからこれはすごい!となり、
曲名を見たらこれである。
私は当時、中2らしく中二病を患っていたので
刺さりまくりだ。
語感もいいし、何故かロリに殺されている。

ここまで衝撃の連続だが、私が木下理樹さんに
最も興味をそそられたのは、
この一節が流れた時である。

「震えてるロリータは機械だった」

???
機械? なぜ機械??
普通じゃないぞ、この男はッ…!!!!
となり、まんまと沼へハマっていくのであった。

ブックオフへアートのCDを探しに駆けずり回る
日々はとても楽しいです。
名盤中の名盤、「Requiem for Innocence」の
レビューもいつかしたい。
「luminous」も即買い、O-EASTでのライブも
ちゃっかり4列目で観ました。

これからも、ART-SCHOOLのご活躍を
陰ながら応援しています。。。


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