先輩から理不尽な叱責を受けていた時も、暴力を受けていた時も、常習的に無理矢理ディープキスを強要されていた時も、襲われた時でさえも、私はその方の気分を害さないように、良い子を装い振舞うしができませんでした。

それは要求が自分にとってこれ以上危険なものにならないように。自分の身を守る為でした。

所謂被害を被った側の人が、嫌がっていないとか、従順な態度をとっていたからと言って甘んじてそれを自主的に受け入れているなんて事は、そうだと言い切れる事はないと思うんです。

立場によって、弱い自分がどう置かれた状況を切り抜けるか必死に考えた結果、相手にとっては好意的に見える行動を取らざるえない事は、自分の経験を振り返ってみて、やっぱりあるかなって。

だから、立場や力関係の違いや差を考えてほしいなって思います。

それは、良好な人間関係を築く上で、自分にも他人にも、誰に対しても必要な事だなって思います。

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