“偉大な先駆者であるカルーセル麻紀さんの言葉、元男であることを忘れてはならない。”

だから、トランス女性に対して「お前たちは男だ！」と言わなければならないし、言ってるだけだ！と、トランスジェンダー当事者に対する性別における人格の否定を正当化しようとする人がいますが、これは誤った解釈であり悪用です。

当事者自身それを忘れたら絶望するから忘れるなよの意であり、当事者自身の心の中に留めておくもので、昔は「勘違いは身を滅ぼす」とか、最近では「いつも心にノンパスを」など当事者内で語り継がれています。

しかし、それは他人が当事者の人格を否定する為に使う為のものでは決してありません。

当事者の自己防衛の為の耳の痛くなる、だけど大切な処世術を、盗まれ、このように捻じ曲げられた挙句、当事者を傷つける目的で使用しようとする悪質さに腹が立ちもします。

けれども、それって所詮言葉の表面しか理解できない愚かな者が、自身の言葉と行動で、己の恥を晒しているだけなんですよね。

せいぜい自分の価値を落としてくださいとしか感じませんね。