立命PENクラブ

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立命PENクラブ

こんにちは🤗=🤗=🤗 立命館随一の文芸サークル「立命PENクラブ」です! このnoteでは、PENクラブの活動方針、活動状況の報告や、部誌「Libro」の刊行情報、作品の掲示などを行っていくことを予定しています! ※5/8よりアイコンが変更されています。

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PENクラブ Q&A(随時更新予定)

 当記事は、文芸サークル「立命PENクラブ」に関しての情報を、Q&A形式で簡潔に纏めたものです。 「サークルに興味はあるけど、立命館公式サイト等のサークル紹介じゃ情報が足りないよ~」という方などは、ぜひ参考にしてみてください。 Q,「立命PENクラブ」とはどういうサークルですか? A、 当サークルは立命館の中でも歴史がある、ジャンルフリーの文芸サークルです。  PEN(Poem, Essay, Novel)に基づいた多種多様な文芸作品を愛好し、また創作を行うことを主として

    • 2023年度立命PENクラブ『新人賞』講評

       皆さんこんにちは!  立命館の文芸サークル、立命PENクラブです。  今年度も、冬季期間(~1/27)においてサークル内で新人賞を企画し、提出された作品の中から、受賞作を選ばさせていただきました。  当記事では、新人賞選考における講評を掲載いたします。 (新人賞・・・前年度の新人賞後にサークルに入られた方を資格者とし、三つのお題を元に一万字以内で書かれた短編小説を選考対象とし、受賞作を決める企画です。)  受賞作・候補作共に、四月に配布する『Libro.79』に掲載し

      • 立命PENクラブ公式Booth開設!

        この度、立命PENクラブでは過去に文学フリマで出展した作品や季刊誌「Libro」をBoothで頒布させていただく運びとなりました。 「Libro」の方は無料ですので、是非気軽にご覧下さい! 以下URLです↓ ritspen - BOOTH 「Booth」とは? 実物からデータまで様々なものを販売、購入できるオンラインフリーマーケットです。

        • 小説『近くて遠い、その間』(作:伊藤瞭朔)

           ハァハァ、と息を切らしながら中学校の昇降口にたどり着く。扉を開け、ロッカーの靴を取り出していると、グラスが曇った。小さい頃はこの白いもやが嫌いだったな、と颯斗は思う。  白みがかるグラスの内側にはしかし、線の整ったフォントで現在時刻がはっきりと映っていた。始業三分前である。慣れた手つきで靴を履き替え、教室に走る。  次世代型通信端末《NWグラス》が大々的に日本で普及したのは二〇五七年、今から十年程前のことだった。眼鏡とチョーカーのみで画期的なAR体験ができることを売りに

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        PENクラブ Q&A(随時更新予定)

          小説『この同じ光のなかで、同じ空のもとで、つまり島、約束の地、砂漠』(作:大息球)

          序章 ポジション・ゼロ  二本の直線。平行線が走っている。獏たる砂漠に消失点をつくっている軌道がある。その軌道は鉄のものとみえる黒い輝きを放っている。この全方位を砂に囲まれた土地で、どのように据え置かれているか分からないが、沈み込んでいないということは強固な基礎に支えていることをうかがわせた。まあ、この場所自体が夢の中であり、そのような論理に支配されていないのかもしれないが。  とにかく、鉄道がぼくの足元からある方向に向かって真っすぐ伸びていた。そしてその方向、線路の先に

          小説『この同じ光のなかで、同じ空のもとで、つまり島、約束の地、砂漠』(作:大息球)