たとえば、雨の日
枝の先っぽ雫と目が合って
振り返り戻って傘が飛んでいって
そのとき、そういうときが
本当の時間が僕に流れる気がして
たとえば、晴れの日
小さく笑うだけ
そのとき、そういうときが
ただ好きで
必要なものなんて何ひとつ
何もいらないと
捨てるたび、空になれるような

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