りうまる

noteの方針はシェフの気まぐれエッセイ。サラダ、メイン、デザート、の時もあれば、デザ…

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noteの方針はシェフの気まぐれエッセイ。サラダ、メイン、デザート、の時もあれば、デザート、メイン、サラダの時もあります。 僕のテーマは「はなす、ひらく」。

最近の記事

台風を曲げる方法

今週末の三連休、台風14号の影響により西日本は荒天となるようだ。 9月も中旬に入り、涼しさも感じられるようになってきた。日差しも弱まってきたので、お出かけの予定を立てるのにもいい時期だ。 かくいう僕もその一人。土曜から2泊3日で友人家族との合同キャンプを企画していた。2年前からキャンプの話は出ていたが、各家族土曜に仕事がある関係で、なかなか実現に至らなかった。それが今回ようやく実現する。 先日打ち合わせも済ませ、メニューも決めてワクワクしていたのに。これだ。 残念すぎる。

    • 深読み①対話(ほぼ日糸井・オリラジ中田)編

      皆さんおうちでの勉強は集中できますか? どうも僕は家での勉強が苦手で。 冷蔵庫、テレビのリモコン、観葉植物、読みかけの本、洗濯物。こうした物が目に入ると気が散ってしまって、集中がすぐに切れてしまう傾向があるんです。 家だと静かだから集中できるんじゃないか。という意見を頂いたこともありますが、静かすぎて逆に苦手で… ぐっと踏み込んだ集中から我に返った時、あまりに静かで落ち着かず、携帯を触ったり、水を飲んだりしてしまって。静かだなー、ということに意識がとられてしまったりするんで

      • 対話との出会い①

        A4ノートとの対話 対話と初めて出会ったのは24歳の頃に手にした一冊の本でした。 タイトルは「ずっとやりたかったことを、やりなさい。」。 日常に翻弄される中でもう一度楽しい生活を取り戻したい、そう思った時に読み始めました。 この本を簡単に説明すると、自分の奥深くに眠る子どものような存在(インナーチャイルド)を呼び覚まし、彼らの持つ天才性を発揮できるようにする、という趣旨の本です。 その本は12章で構成されていて、各章に教訓めいたエッセイと取り組むべき課題が載っています。実際

        • 器の良し悪し

          器には個性がある。大きいもの、小さいもの。深いもの、平たいもの。かくばっているもの、楕円形のもの。 いつも買うべき器に出会った時には 「トマトパスタが映えそう」 「漬け物3種を少量ずつおいたら映えそう」 「チーズケーキと生クリームを置いたら映えそう」 と器の側から料理のイメージを与えてくれる。解像度は雑誌の表紙を飾れるくらいに高い。料亭の気品を食卓にもたらすのか、故郷の温かさをもたらすのか。 お皿の活かし方を自分から教えてくれて、しかもそれが決まって暮らしに役立つと証明まで

        台風を曲げる方法

          プチクイズ①

          今日はゆるりとクイズです。 次のうち実在する野菜・フルーツはどれでしょう。 ①トチギグリーン(キャベツ) ②ツガルホワイト(メロン) ③瀬戸内イエロー(レモン) ④熊本レッド(トマト) ⑤ナガノパープル(ぶどう) 正解は ↓↓(8行下に書きます) ⑤ナガノパープルでした! 戦隊ものの登場人物みたいですが、お茶にぴったりのフルーツです。 機会があれば是非ご賞味ください。

          プチクイズ①

          源さんとのTwo voice.「TwoVoice」何が良かったですか?と聞かれて

          何だろう、こう。 のぞき見している感じ、あのポジションがすごく好きなんです。 この動画では様々な場所にカメラが設置されていて、会話のリズムに合わせてスイッチングされてますよね。それでいて、演者の方がどのカメラも見ていない。何の責任もなく空気のように二人と一緒にいられるようで心地いいんです。 自分もビデオカメラになりたい、と思う瞬間が多々あるんです。 例えば、最近は出来ていないですが、大人数の飲み会の時、いつもは目立たない二人が端の方で楽しそうにお喋りするのを見た時なんかがそ

          源さんとのTwo voice.「TwoVoice」何が良かったですか?と聞かれて

          源さんのラジオ、録音しておけばよかった...

          ど、どうして録音しておかなかったのだろう。 星野源オールナイトニッポン第299回「ほぼ300回スペシャル」 今週の放送の中でYoutubeに上がっているアーカイブの話が取り上げられ、どんな形に編集されているのか気になって初めて聞いてみた。 その中でも真っ先に聞いたのがこの放送。最近でとてつもなく身体の深い所がきゅーっとなった第299回だ。きゅーっを別の言葉で伝えるとしたら、悶え、とか萌え、とか、ズキューン、とかキャーー、なのだと思う。何年後に聞いても幸せな気分になれる特

          源さんのラジオ、録音しておけばよかった...

          悪い癖と仲良くしたい

          やめた方がいいんだけど、ついやっちゃう。 やめた方がいいんだけど、つい食べちゃう。 やめた方がいいんだけど、ついゆるしちゃう。 やめられればいいんだけど、やめられない、この気持ちと付き合うようになって約20年。心は「つい」を実行したくて、頭は「つい」をやめさせたい。 本来心のやりたいことをやる、というのは嬉しいことのはずだ。そこに喜びがあるから行動したいはず。だが自制心がそれをひき止めようとすることで「つい」やってしまうと、決まってブルーな気分になる。この20年間続くやり取

          悪い癖と仲良くしたい

          改めて「ばちがあたる」を考える

          「ばち」との出会い 僕が「ばち」の存在を認識したのは小学2年生の時だった。 ご飯つぶをお茶碗に着けたままごちそうさまをするとばちがあたるよ と祖母が言った。 お米はお百姓さんが汗水たらして作っており、それを残すのは失礼だ、というのが祖母の教えだった。お百姓さんに会ったことはなかったが、作ったものを残すのは失礼だというのは、子供ながらにも理解できた。 これ以外にも「ばち」に関する多くの事を祖母は教えてくれた。 ご飯を食べる時に膝を立てるとばちが当たる ご飯を食べる時に肘を

          改めて「ばちがあたる」を考える

          ポイントカードもアプリも苦手だったけど、ありっちゃあり?の話

          ごめんなさい、ポイントカード 心苦しく思いながらも毎度相手の提案を断るものがある。ポイントカードだ。 レジで買い物をする際に「ポイントカードお作りしますか?」と聞かれるドキッとする。僕は財布内のカードは最低限にしておくのが好きで、作っても持ち運ばないから多くの場合断るようにしている。作っても貯めないのであれば環境にも悪いし、断ろう、と。 さらにいうと、最近だと「アプリお持ちですか?」も苦手な質問だ。持っていないと伝えた時に「ダウンロード頂くと、ポイントが貯まりますがいかが

          ポイントカードもアプリも苦手だったけど、ありっちゃあり?の話

          しくじり先生の通な楽しみ方~オードリー若林さん編~

           前回↓の記事でお伝えさせて頂いたように、今日はしくじり先生の最新回の独自解説をさせていただきます。 ※前提となる番組紹介、オードリー若林さんの魅力は↓をお読みください。 皆さんは何回見ても楽しい作品がありますか?最近はネット上で数多のコンテンツを検索して見れるので、逆に1つのものを繰り返し見る人は減ってきているとかいないとか。 僕もたまに繰り返し見たいなと思えるコンテンツに出会う時もあります。ですが3回目ぐらいには飽きちゃうことがほとんどです。ましてや仕事の関係で見ておこ

          しくじり先生の通な楽しみ方~オードリー若林さん編~

          好きな芸人さん①オードリー若林さん編

          僕には尊敬する芸人さんが何人かいる。その中でも特に好きな方の1人がオードリーの若林さんだ。 若林さんは肩書きこそ芸人であるが、個人的には発明家であり冒険家でもあると思っている。 深夜ラジオ内で相方の春日さんがコンビ2人のミスを全て若林さんのせいにするような調子に乗った発言をされた時、 まるで川の向こう岸にいる人に話しかけるみたいに 「ぶっ飛ばすぞぉぉぉ~ぃ」 という言い回しをされていた時期があります。 予定調和な対立構造をつくるのではなく、苛立ちを明るくユーモアラスに見せる

          好きな芸人さん①オードリー若林さん編

          ふと思い出す言葉

          1週間お疲れ様です(^-^) 9月に入り涼しくなってきましたね。 半ズボンを新調したのにもう履けなくなるのが寂しいこの頃。 皆さんは人から言われて記憶に残っている台詞はありますか。1人で考え事をしている時にふと思い出したりすることば。 元気付けられた言葉、癒された言葉。ハッとした言葉、考えさせられたことば。 できたら面と向かって自分に向けられたことばがよいです。その時、その台詞を発した方はどんな想いをあなたに抱いていましたか。 お時間ある時にお茶でも飲みながら、考えてみてく

          ふと思い出す言葉

          アイデンティティーは恥の味

          今日はアイデンティティーについての文章を書こうとした。論文のような格式高い文章を書くはずが、結果がこれ。 流れを説明しよう。 第一稿は自分の過去を記し、自分のアイデンティティーに対する解釈の変遷について書こうとした。しかし検閲が入り、掲載が見送られた。理由は当時関わっていた人が不快に思う可能性があると思ったからだ。 ギャ)ほんとは伝えたいんだけど、どうしても言えないことってあるじゃーん♪ 第2稿では世の中の人が感じる「腫れ物感」を切り口に、「腫れ物感」をぬぐい去るため

          アイデンティティーは恥の味

          長生きする朝ごはんとは

          ぼくの話になるけれども、大自然の中で過ごす時間が好きで、月に一回のペースでキャンプに出掛けている。 特に好きなのが焚き火の時間。お酒を手にぼーっとする事に幸せを感じる。 皆さんにも聞いてみたいのだけれども、ぼーっとしたのち我に帰るとき、そばにいる人に話しかけたくなりませんか? 「そーいえばさーこないだの○○どうだった?」 「どうでも良いんだけど最近こんなことがあってさ」 こういう大してリアクションをしなくてもゆるされる話をするのがキャンプの醍醐味とさえ思っている。 だけど実

          長生きする朝ごはんとは

          妻へのプレゼントとマーケティング

          商品開発の際には「顧客を誰に設定するか」を考えることがほとんどだ。 例えば駅前にあるパン屋さんなら ①駅を利用する通勤前のサラリーマン ②駅を利用する仕事帰りのOL ③部活帰りでお腹が空いている男子高校生 などを想定して商品を考える。 ①向けなら電車の待ち時間にパクッと食べれて、食べ応えのあるミニコロッケパン ②向けなら仕事頑張ったな、と思える日にご褒美感覚で買いたくなるスイーツパン ③向けなら満足度の高い味濃いめの焼きそばパン など。 でも実際には 作り手が考える①なんて

          妻へのプレゼントとマーケティング