貴重なねいろ
こんにちは。
RIVERSPEYです。
ほとばしる輝き。
まばゆい存在感。
つるつるの手触り…
そうです。
張りたての弦。
新作に向けてあたらしくギターのレコーディングを開始するときは、弦を張り替えるところから始めることが多いです。
まずは古い弦に感謝をし、静かに外していきます。それから本体や部品などを綺麗に磨きます。
新品のピュアニッケル。
お気に入りのゲージはコシのあるミディアム。
開封時の勢いに気をつけながら、それぞれの太さを確認していきます。
そして一本一本丁寧に、新しい弦をペグでしっかりと巻いていくのです。
大切な相棒が、再び生まれ変わる瞬間。
ここから奏でられる一音一音は、言葉では言い表せないほどの美しい響きを感じさせます。
しかしながら、時間の経過と共に、この感覚はすぐに失われてしまうのですよね。
瑞々しい貴重な音色を出来るだけ溢さない様に、練習したあのフレーズを疾く録音するのです。
〜
ふ…
我ながら罪なアルペジオを弾いてしまいました。
おや。
録音中のランプがついていません。
…
…
…
ウワァァァ
それではまた。
お読み下さりありがとうございました。
RIVERSPEY
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